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12月のロンドン
天気・服装・日の出入り・祝日・イベント
2026年12月の日付で表示しています
12月のロンドンは、街じゅうがクリスマスの明かりに包まれる一方で、1年でいちばん日が短い月です。日の入りは16時前、最高気温は平年で9℃。25日は地下鉄もバスも止まるので、旅程の組み方にコツが要ります。
- 気温
- 9℃ / 3℃
- 最高 / 最低。東京の1月ごろ
- 雨の日
- 月11日
- 1mm以上。降水量57mm
- 日の入り
- 15:55→16:00
- 12月1日→31日
- 日本との時差
- 9時間
- 日本より遅れ
- 祝日
- 2日
- 25日 クリスマス、28日 ボクシング・デー
1天気と気温
最高気温
9℃
最低気温
3℃
雨の日(1mm以上)
11日
降水量
57mm
日照時間
55時間
霜の降りる日
7日
東京と比べると
- 東京の12月最高12℃・最低4℃・降水量58mm・日照174時間
- 東京の1月(気温が近い)最高10℃・最低1℃・降水量60mm・日照193時間
1991〜2020年の平年値(ロンドンは Met Office の Heathrow 観測所、東京は気象庁)。 その年の実際の天気は、出発の1週間前から予報で確かめてください。
平年値は最高9℃・最低3℃。日中の気温は東京の1月より1℃ほど低く、朝の冷え込みは東京の1月より2℃ほど穏やかです。霜が降りる朝は月7日ほどで、雪が積もることはめったにありません。
日照は月55時間と1年で最も少なく、東京の12月(174時間)の3分の1にも届きません。曇りの日が続くのが当たり前と考えて、晴れを当てにしない計画にしてください。
1mm以上の雨が降るのは月11日ほど。冷たい雨と風が重なる日は体感がぐっと下がるので、気温の数字より1枚多く着るつもりで準備すると外しません。
2服装
真冬の装備で行ってください。ダウンか厚手のウールのコートに、ニット、マフラー、手袋、帽子。
- 上着
- ダウンか厚手のウールのコート。腰が隠れる丈のほうが、風の強い川沿いで効きます。雨も降るので、撥水のものが向いています。
- 中に着るもの
- 保温肌着とニット。屋内やパブ、地下鉄の車内は暖房が強いので、前開きのカーディガンなど、脱いで手に持てるものを選んでください。
- 足元
- 防水で底の厚い靴と、厚手の靴下。クリスマスマーケットやスケートリンクのように、屋外で長く立っている時間がいちばん冷えます。
- 小物
- マフラー・手袋・ニット帽はそろえて持っていくと安心です。使い捨てカイロも役に立ちますが、英国では日本ほど手軽に買えないので、日本から持っていくと便利です。
日本から持っていくもの
- ニット帽・手袋・マフラー
- 使い捨てカイロ
- 折りたたみ傘
ほかの月との比べ方や、季節を問わない服装の基本は旅の実用情報にまとめています。
3日の出・日の入りと時差
| 日付 | 日の出 | 日の入り | 昼の長さ |
|---|---|---|---|
| 12月1日 | 07:43 | 15:55 | 8時間12分 |
| 12月15日 | 07:59 | 15:51 | 7時間52分 |
| 12月31日 | 08:06 | 16:00 | 7時間54分 |
2026年のロンドン中心部の時刻(現地時間)。天文計算による目安で、1〜2分の誤差があります。
4祝日と、店・交通に影響する日
- 12月24日(木)クリスマス・イブ祝日ではない
Christmas Eve
祝日ではありませんが、店は早じまいし、美術館・博物館も休館する館が多くあります。地下鉄・バスは夜の終わりが早まります。
- 12月25日(金)クリスマス祝日
Christmas Day
ロンドンが止まる日です。地下鉄・バス・鉄道はほぼ全面運休、大型店は法律で休業、美術館・博物館もほぼすべて休館します。移動は徒歩かタクシーだけになると考えてください。
- 12月28日(月)ボクシング・デー祝日(振替)
Boxing Day
冬のセールの初日で、オックスフォード・ストリートなどの繁華街は混みます。一方で地下鉄・バスは大幅な減便、鉄道は運休する路線が多く、美術館・博物館も休館する館があります。
- 12月31日(木)大晦日祝日ではない
New Year’s Eve
テムズ川の年越し花火は有料のチケット制で、夕方から川沿いの道路と一部の駅が規制されます。チケットが無いと、川沿いに近づくこと自体が難しくなります。
祝日はイングランドのもの(gov.uk の公表データ)。スコットランドと北アイルランドは一部が異なります。
5旅の組み立て方
25日は「動かない日」として組む
クリスマス当日は地下鉄・バス・鉄道がほぼ全面運休し、大型店も美術館もほぼすべて閉まります。この日は宿の近くを歩くか、ホテルのレストランで過ごす日と決めておくのが現実的です。営業するレストランは特別コースの予約制が多いので、早めに予約してください。
24〜26日は、美術館・博物館の多くが休館
大英博物館やナショナル・ギャラリーをはじめ、主な美術館・博物館の多くは12月24〜26日の3日間休館します(ナショナル・ギャラリーは1月1日も休館)。この時期に行くなら、見たい館は23日までか27日以降に入れてください。
26日は、セールの人出と減便が重なる
ボクシング・デーは冬のセールの初日で繁華街は混みますが、交通は減便で、鉄道は運休する路線が多い日です。空港への移動がある人は、使う路線が動くかを前もって確かめてください。
大晦日の花火は、チケットが無いと近づけない
テムズ川沿いの年越し花火は有料のチケット制で、チケットは例年秋に売り出されて早めに売り切れます。持っていない人は川沿いの会場に入れないので、ホテルやパブのテレビ中継で見るか、遠くの高台から眺めることになります。
クリスマス直前の週末が、1年でいちばん混む
学校の冬休みは12月の中旬過ぎから始まり、クリスマス直前の週末は繁華街もマーケットも1年でいちばん混み合います。人気のミュージカルやアフタヌーンティーは、日程が決まった時点で予約してください。
外を歩けるのは8時間足らず
日の出は8時前後、日の入りは16時前で、明るい時間は8時間に届きません。屋外の見どころは10時から14時のあいだに寄せ、暗くなってからはイルミネーションと屋内の見どころに切り替えてください。
612月のイベント
Southbank Centre Winter Market(サウスバンク・センター ウィンター・マーケット)
テムズ河畔を彩るロンドンでも指折りの美しいクリスマスマーケット。ロンドン・アイやビッグベンを望む絶好のロケーションに、手作り雑貨やアルパイン風シャレーの屋台が立ち並び、イルミネーションアートの展示も楽しめる。
おすすめポイント
ロンドン・アイとビッグ・ベンを望む川沿いに木造の屋台が並ぶ
入場無料で、通り抜けるだけでも成立する
屋内のサウスバンク・センターに逃げ込めるので雨でも動ける
訪問のヒント
入場無料のクリスマスマーケットとしては最も立地がよく、川沿いを歩く経路にそのまま組み込めます。夕方以降は人が増えるので、写真を撮るなら日没直後が空いています。
Skate at Somerset House(サマセット・ハウスのアイススケートリンク)
ロンドンで最も優雅なアイススケートリンクの一つ。ネオクラシック様式の壮麗な中庭に特設リンクが登場し、夜はライトアップされ幻想的な雰囲気に包まれる。周辺にはクリスマスマーケットの屋台も並ぶ。
おすすめポイント
18世紀の新古典様式の中庭にリンクが張られる
夜はライトアップされ、昼とはまったく違う場所になる
滑らずに敷地へ入って眺めるだけなら無料
訪問のヒント
チケットは9月に発売され、週末の夜から埋まります。滑らないなら予約なしで中庭に入れるので、コートールド・ギャラリーとあわせて寄るのが効率的です。
Christmas at Kew(クリスマス・アット・キュー)
キュー王立植物園を舞台にした光のイルミネーショントレイル。園内の巨木や温室が幻想的な光で照らされ、約1.5マイルにおよぶ散策路を歩きながら冬の植物園ならではの光景を楽しめる。
おすすめポイント
約1.5マイルの光のトレイルを歩いて回る
温室と巨木が照らされ、昼間の植物園とは別の見え方になる
16:20以降の時間指定制で、日中の入園とは別のチケット
訪問のヒント
毎年売り切れるので、行くと決めたら早く押さえてください。屋外を1時間以上歩くうえ11月以降のロンドンの夜は冷えます。日中の植物園とは別料金である点に注意。
Hyde Park Winter Wonderland(ハイド・パーク ウィンター・ワンダーランド)
クリスマスシーズン真っ盛りのロンドンを象徴する一大イベント。12月は年間を通じて最も混雑するピーク期を迎え、大観覧車からの夜景やスケートリンク、グリューワイン片手に楽しむマーケット巡りが定番の過ごし方となる。
おすすめポイント
入場券と乗り物代が別で、園内で使う額のほうが大きくなりやすい
11月の月〜木には£1の入場枠が出ることがある
観覧車とスケートリンク、屋内のビアホールが主要な集客装置
訪問のヒント
12月の週末夕方が最も混み、入場制限がかかります。11月中の平日に行けば同じ内容をはるかに空いた状態で回れます。入場は事前予約制なので当日券をあてにしないこと。
Trafalgar Square Christmas Tree Lighting Ceremony(トラファルガー広場クリスマスツリー点灯式)
ノルウェーからの友好の証として贈られる巨大クリスマスツリーの点灯式。第二次世界大戦中の英国への支援に感謝し、1947年から毎年続く伝統行事。点灯式では聖歌隊による合唱も披露される。
おすすめポイント
1947年から毎年ノルウェーが贈り続けている樅の木
第二次世界大戦中の英国の支援に対する感謝として続く行事
点灯式では聖歌隊と軍楽隊の演奏がある
訪問のヒント
点灯式は12月第1木曜の夕方で、18:30頃に終わります。式に間に合わなくてもツリーは年明けまで立っているので、混雑を避けるなら後日に。周囲でキャロルが歌われる夜があります。
Christmas Day(クリスマス)
英国で最も大切にされる家族の祝日。多くの店舗や公共交通機関が終日運休・休業し、街は一年で最も静かな一日となる。教会では特別なクリスマス礼拝が行われ、家庭では七面鳥料理を囲んだ伝統的な祝宴が催される。
おすすめポイント
地下鉄・バス・鉄道が終日運休する。1年でこの日だけ
商店・スーパー・多くの観光施設が休業する
教会の礼拝は一般でも参列できるものがある
訪問のヒント
この日にロンドンにいるなら、移動できない前提で計画してください。空港へ行く手段も限られ、タクシーは割増しかつ捕まりません。食事は前日までに用意するか、開いているホテルのレストランを予約しておくこと。
Boxing Day Sales(ボクシング・デー セール)
クリスマス翌日から始まる英国最大級のセールシーズン。オックスフォード・ストリートやリージェント・ストリートの主要ブランド店では早朝から大幅値引きが行われ、開店前から長い行列ができるのが恒例の光景。
おすすめポイント
英国最大のセールが始まり、主要店は早朝から開ける
人気店は開店前から行列ができる
交通は前日と違って動くが、減便される
訪問のヒント
クリスマス当日とは違い交通は動きますが本数は減ります。オンラインで同じ値引きが出ることも多いので、行列に並ぶ価値があるかは事前に確かめてください。
New Year's Eve Fireworks(ニューイヤーズ・イブ花火)
テムズ河畔で打ち上げられるロンドン最大の年越し花火イベント。ロンドン・アイ周辺から1万発以上の花火が打ち上がり、ビッグベンの鐘の音とともに新年を迎える。有料の観覧エリアは事前予約制で、チケットは例年10月頃から販売開始される。
おすすめポイント
ロンドン・アイ周辺から1万発以上が上がる
ビッグ・ベンの鐘とともに新年を迎える
観覧エリアは有料で、無料で見られる場所は年々狭まっている
訪問のヒント
チケットは10月頃に発売され、短期間で売り切れます。取れなかった場合、テレビ中継で見るか、プリムローズ・ヒルなど離れた高台から遠望する選択になります。終演後の地下鉄は数時間混み続けます。
7週次ダイジェストで紹介した展覧会・催し
週次ダイジェスト「今週のロンドン」で紹介したもののうち、12月に開催中のものです。終わったものは外しています。会期は号を書いた時点の情報なので、出かける前に公式サイトで確かめてください。
展覧会(会期末が近い順)13件
- 9/24〜12/12展覧会無料ガゴシアンのマグリット展が無料で開催中 — 本人の作品約70点が画廊に並ぶ
Gagosian, Grosvenor Hill
- 10/2〜1/10展覧会コートールドでサルマン・トゥール展が10月2日開幕 — 欧州初の美術館個展
The Courtauld Gallery
- 10/24〜1/17展覧会無料V&Aでフレディ・マーキュリーの衣装8点が24日から無料公開 — 『ボヘミアン・ラプソディ』のキャットスーツも、予約不要
V&A South Kensington
- 10/20〜1/17展覧会北斎『冨嶽三十六景』全46図が20日からダリッジ・ピクチャー・ギャラリーで — 英国で全図がそろうのは初めて
Dulwich Picture Gallery
- 10/3〜1/31展覧会ナショナル・ギャラリーで『Renoir and Love』が10月3日開幕 — 『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』が英国初公開
National Gallery
- 10/2〜1/31展覧会ロイヤル・アカデミーで『Painting the French Riviera』が10月2日開幕 — モネからマティス、ピカソまで
Royal Academy of Arts
- 10/1〜1/31展覧会大英博物館で『Korea』展が10月1日開幕 — 朝鮮半島2000年の美術、欧州では1984年以来の規模
The British Museum
- 10/8〜2/14展覧会テート・ブリテンの『The 90s: Art and Fashion』が10月8日開幕 — エドワード・エニンフルが編む90年代の英国
Tate Britain
残り5件を見る
- 10/14〜2/21展覧会テート・モダンで写真展『Light and Magic』が14日開幕 — 写真が「芸術」を名乗り始めた時代の200点
Tate Modern
- 10/8〜2/28展覧会バービカンの『Robert Ryman: The Real Thing』が10月8日開幕 — 木曜夜と金曜午前は「払える額で」入れる
Barbican Art Gallery
- 10/23〜4/25展覧会無料科学博物館で『Becoming America』が23日開幕 — 独立宣言の最初の印刷物も並ぶ無料展
Science Museum
- 10/30〜6/20展覧会大英図書館で『アガサ・クリスティー:ア・ワールド・オブ・ミステリー』が30日開幕 — 没後50年、初公開の手紙や愛用のタイプライターも
British Library
- 10/16〜7/11展覧会自然史博物館で『ワイルドライフ・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー』が16日開幕 — 6万5000点から選ばれた100枚
Natural History Museum
催し・お得情報4件
- 9/8〜12/29お得情報キュー・ガーデンが火曜だけ£10 — 通常£25が半額以下、12月29日まで毎週
Royal Botanic Gardens, Kew
- 10/3〜1/9今週だけの催し『桜の園』が10月3日初日 — クリスティン・スコット・トーマス主演、ハロルド・ピンター劇場
Harold Pinter Theatre
- 10/3〜3/28新オープン無料ウィリアム・モリス・ギャラリーが10月3日に再開 — 14年ぶりの展示替えと無料の新展
William Morris Gallery
- 10/14〜1/9今週だけの催し『善き人のためのソナタ』が14日からアデルフィ劇場で — キーラ・ナイトレイ主演の舞台版
Adelphi Theatre
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参考・公式情報
- Met Office – Heathrow の平年値(1991〜2020年)
- 気象庁 – 東京の平年値(1991〜2020年)
- GOV.UK – UK bank holidays(イングランドとウェールズ)
- Met Office – ロンドンの天気予報
気温・雨・日照は1991〜2020年の平年値で、その年の天気ではありません。日の出・日の入りは天文計算による目安です。イベントの日程や施設の営業は変わることがあるため、出かける前に各公式サイトで確かめてください。