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    Museums & Galleries

    ロンドンの美術館・博物館

    世界有数のコレクションが、その大半を無料で公開している。 これがロンドンという街の、少しおかしなところです。 ロゼッタ・ストーンも、ゴッホの《ひまわり》も、ダイナソーの全身骨格も、 チケット売り場を通らずに見られます。

    問題はむしろ、多すぎることです。このページでは64館の中からどこを選ぶか、いつ行けば空いているか、 何を見て帰るかを決められるように情報を整理しました。

    掲載館数
    64館
    常設展が無料
    35館
    子ども向き
    9館
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    Before You Go

    行く前に知っておくこと

    常設展は無料、特別展は有料

    国立館の常設展は無料で予約も不要。お金がかかるのは特別展だけで、相場は£15〜25です。入口の寄付は任意で、断っても入れます。

    朝いちか、金曜の夜

    開館直後の1時間は目当ての展示室が空いています。金曜は夜間開館する館が多く、20時や22時まで開いている日は日中よりずっと静かです。

    スーツケースは持ち込めない

    大型荷物は預かってもらえないことが多く、クロークも有料(£5〜7)。到着日に寄るなら、駅の荷物預かりを先に使ってください。

    特別展は日時指定で先に売り切れる

    話題の展覧会は数週間先まで満席になります。日程が決まった時点で公式サイトから押さえるのが確実です。

    サウス・ケンジントンは3館が徒歩圏

    自然史博物館・V&A・科学博物館が隣接。駅から地下通路でつながっており、雨の日でも濡れずに移動できます。

    全部見ようとしない

    大英博物館もV&Aも1日で回りきれる規模ではありません。見たい部屋を3つ決めて2時間で切り上げるほうが、記憶に残ります。

    Itinerary

    美術館の一日の組み立て方

    1. 10:00

      開館と同時に、大きい館へ

      大英博物館やV&Aのような巨大な館は、最初の1時間が勝負です。目当ての展示室に直行してください。エジプトのミイラもロゼッタ・ストーンも、11時を過ぎると人だかりの後ろから覗くことになります。

    2. 12:30

      館内のカフェで休む

      V&Aのカフェは世界最古の美術館レストランで、内装そのものが展示品です。館内の食事は割高ですが、外に出て並び直す時間を考えれば悪くない選択。クリームティー(紅茶+スコーン+クロテッドクリームとジャム)が定番です。

    3. 14:00

      2館目は小さめの館を

      午後は集中力が落ちます。コートールド・ギャラリーやウォレス・コレクションのような、1〜2時間で見きれる規模の館がちょうどいい。同じ密度で2館続けると、何を見たか思い出せなくなります。

    4. 16:30

      ショップは閉館30分前までに

      ミュージアムショップは閉館と同時に閉まります。図録や限定グッズが目当てなら、展示を切り上げてでも先に寄ってください。大英博物館のロゼッタ・ストーングッズは定番のお土産です。

    How to Look

    展示の「並び方」を見る

    多くの人は作品そのものを見るために美術館へ行きます。ただ、何がどの順で並べられているかに目を向けると、同じ展示室がまったく違って見えてきます。

    大英博物館は「分類」と「網羅」が軸です。ロゼッタ・ストーン、アッシリアのレリーフ、 アフリカの仮面が、文明ごと・時代ごとに整列している。19世紀の百科事典の中を 歩いているような構成で、これは大英帝国が世界をどう理解しようとしたかの記録でもあります。

    対してテート・モダンは、時代順を捨てて「テーマ」で並べます。1950年代の絵と 2010年代の映像作品が同じ部屋にある。作品同士を衝突させて意味を立ち上げる構成です。 どちらが正しいという話ではなく、並べ方そのものが主張だと気づくと、キャプションを読む楽しみが増えます。

    各館の見どころは個別ページで作品ごとに解説しています。

    FAQ

    よくある質問

    ロンドンの美術館は本当に無料ですか?
    大英博物館、ナショナル・ギャラリー、テート・モダン、V&A、自然史博物館など、主要な国立館の常設展は無料で、予約も不要です。有料なのは特別展(企画展)で、こちらは£15〜25程度が相場。入口で寄付を求められることがありますが任意で、断っても入場できます。
    事前予約は必要ですか?
    常設展は基本的に不要で、そのまま入館できます。特別展は日時指定チケット制のことが多く、人気の展覧会は数週間先まで埋まるため公式サイトでの事前購入が確実です。無料の常設展でも、混雑期は入場整理のため無料チケットの事前確保を勧めている館があります。
    英語が分からなくても楽しめますか?
    大英博物館とナショナル・ギャラリーには日本語の音声ガイドがあります(有料、£5前後)。その他の館は英語のみのことが多いですが、館内の無料Wi-Fiで公式アプリを使えば作品解説を読めます。当サイトでは主要館の必見作品を日本語で解説しているので、事前に見どころを絞っておくのが効率的です。
    1日に何館まわれますか?
    2館が現実的な上限です。大英博物館やV&Aは全部見ようとすると丸一日かかる規模なので、見たいコレクションを絞って2〜3時間で切り上げ、午後にもう1館という組み方がおすすめ。サウス・ケンジントンには自然史博物館・V&A・科学博物館が徒歩圏内に集まっています。
    荷物やコートはどうすればいいですか?
    大きなスーツケースは持ち込めない館がほとんどです。クロークは有料(£5〜7程度)のことが多く、そもそも大型荷物を預かってもらえない場合もあるため、駅のラゲッジストレージに預けてから向かうのが安全です。リュックは前に抱えるよう案内されることがあります。
    写真撮影はできますか?
    常設展は個人利用の範囲でフラッシュ無しの撮影が認められている館が大半です。一方で特別展は著作権の関係で全面禁止のことが多く、ナショナル・ギャラリーの一部貸出作品のように個別に禁止されている作品もあります。表示に従ってください。

    どこから始めますか

    全64館を、無料かどうか・子ども連れ向きか・おすすめ度で絞り込めます。 地図表示から、泊まる場所の近くを探すこともできます。