絶対行くべき超人気店|行列と予約の攻略法

    London's Must-Visit Restaurants and How to Get In

    ロンドンには「予約が取れない」「行列が絶えない」ことで知られる店がいくつもあります。ただし多くは、仕組みを知っていれば入れます。予約が開放される曜日と時刻、アプリで並ぶ行列、レストランが満席でもバーなら入れる店まで、7軒ぶんの攻略法をまとめました。

    2026年8月時点の情報

    要点

    基本の考え方
    「予約が取れない店」と「入れない店」は別物。多くは後者ではありません
    予約の開放
    曜日と時刻で決まっている店が多い。デヴォンシャーは木曜の朝10時半です
    行列の並び方
    店頭ではなくアプリで並ぶ店が増えました。パデッラは2km圏内から並べます
    人数の壁
    6名以上が有利な店と、6名までしか受けない店があります
    いちばん効く抜け道
    レストランが満席でも、同じ店のバーは予約不可=先着のことが多いです
    注意
    予約の条件は変わります。行く前に必ず公式サイトで確認してください

    ロンドンには「予約が取れない店」がいくつもあります。ただ、そう言われている店の多くは、実際には入れます。

    入れない人と入れる人を分けているのは、運ではなく仕組みを知っているかどうかです。予約が何曜日の何時に開くのか。何人で行けば予約できるのか。どのアプリで並ぶのか。同じ店の中に、予約を受けていない席はないのか。これらは店ごとに決まっていて、しかもほとんどが公表されています。

    逆に言えば、知らずに「金曜の夜7時に2人で行ってみる」と、この記事に挙げた店のほぼ全部で入れません。

    ここで扱うのは、旅行者が実行できる店だけです。予約開放と同時に数分で埋まる店(ミシュラン星付きの新店など)は、手の打ちようがないので主役にしていません。何を外したかは最後のほうにまとめてあります。

    1. ザ・デヴォンシャー(The Devonshire)

    ソーホー/パブ+グリル。1階と屋上は予約という制度がありません

    2023年11月にソーホーのデンマン通りで開いた、パブと肉料理の店です。2026年1月の Estrella Damm Top 50 Gastropubs で英国1位になりました。前年2位からの入れ替わりです。

    有名なのはギネスで、ディアジオ(ギネスの製造元)はここを「世界最大のギネスの取引先」と言っています。週に約2万パイント出ます。エスクァイア誌の表現を借りれば「世界でいちばん騒がしいパブ」です。

    店内に自前の精肉場とパン焼き場を持っていて、2階と3階のダイニングでは薪窯で焼いた肉を出します。

    攻略法

    この店は、1軒の中に難易度がまったく違う3つの場所があります。ここを分けて考えられるかどうかがすべてです。

    • 1階のパブ — 予約を受けていません。先着順です。飲み物と軽い食事はここで頼めます
    • 屋上テラス — ここもウォークイン専用。予約席にはできません
    • 2〜3階のダイニング — 予約制。毎週木曜の朝10時半に、3週間先までの分が開放されます

    つまり、「デヴォンシャーは予約が取れない」という話はダイニングだけの話です。ギネスを1階で飲むぶんには、予約という制度が存在しません。並べば入れます。

    初めてロンドンに来て「いまのロンドンらしい場所に1軒だけ行きたい」なら、まずここです。パブでの振る舞い方はパブの作法にまとめてあります。

    住所は 17 Denman Street(W1D 7HW)。ピカデリー・サーカス駅から歩いてすぐです。

    実務メモ

    • 木曜10時半はロンドン時間。日本から取るなら夏時間で18時半、冬時間で19時半
    • ダイニングは早い夕食と遅いランチの枠が最後まで残る。19〜21時から狙うと消耗する
    • 屋上テラスは天気の良い日ほど早く埋まる。パブが満員でも屋上が空いていることがある
    • 1階が混んでいたら、いったん出て30分後にもう一度覗く。回転が速く、状況が変わる

    ヒント

    「予約が取れない店」を、場所ごとに分解する

    デヴォンシャーに限らず、パブや大型店は建物の中で予約のルールが違うことがよくあります。「予約が取れない」という評判を店全体の話だと受け取ると、入れる場所を自分で捨てることになります。予約サイトが満席でも、公式サイトの「Walk-ins」「Bar」の項目を必ず読んでください。

    2. ディシューム(Dishoom)

    各所/インド料理。時刻と人数でルールが変わります

    ボンベイの古いイラン系カフェを再現した内装で、ロンドンでもっとも行列ができる店のひとつ。朝食のベーコン・ナーン・ロールや、黒豆を24時間煮込むダール(black daal)が名物です。

    この店は予約のルールが少し変わっていて、そこを理解しているかどうかで難易度がまったく変わります。

    攻略法

    鍵は時刻と人数の2つです。公式のよくある質問に、そのまま書いてあります。

    • 17時45分までは、人数を問わず予約できます
    • それ以降は、6名以上のみ予約可能です(英国内でもマンチェスターとバーミンガムは例外で、人数を問わず受けます)
    • 予約できる枠は4ヶ月先まで見えます
    • 席の大半はウォークイン用に残されています

    ここから導ける攻略法は3つです。

    1つめ、17時45分より前に予約する。夕食としては早いですが、2人でも確実に座れます。

    2つめ、6人集める。6名以上なら夜でも予約できます。人数が多いほうが有利という、珍しいタイプの店です。

    3つめ、朝に行く。公式が「朝食と昼の時間帯はほとんど並ばずに入れる」と明言しています。行列ができるのは18時以降と週末です。名物のベーコン・ナーン・ロールはそもそも朝のメニューなので、朝に行くのは妥協ではありません。

    並ぶ場合も、待っている間にチャイが無償で出ます。席が空きしだいバーカウンターに通されて、そこで飲みながら待つこともできます。行列そのものが体験の一部として設計されています。

    料理の詳細と店舗についてはインドカレーのページにも書いています。

    店の公式アカウントより

    実務メモ

    • コヴェント・ガーデン、キングス・クロス、ショーディッチ、カーナビー、ケンジントンなど店舗が多い。1軒が混んでいても他が空いていることがある
    • 待ち時間は名前と電話番号を登録する形。その場を離れて時間を潰せる
    • 夜のウォークインの待ち時間は30分〜1時間が目安

    3. パデッラ(Padella)

    ボロー・マーケット/パスタ。行列にはアプリで並びます

    ボロー・マーケットの入口にある手打ちパスタの店です。名物はピチ・カチョ・エ・ペペ(太い手打ち麺にペコリーノと黒胡椒)で、皿の値段が一桁台から始まります。安さと行列の長さで有名になりました。

    攻略法

    ボロー・マーケット店は予約を受けていません。ただし「並ぶ」の中身が、日本人が想像する行列とは違います。

    Dojo というアプリの仮想待ち行列で並びます。店頭のQRコードから登録するか、アプリで遠隔から登録します。開く時刻は公表されています。

    • 昼 — 店頭は11時から(11時半以降の席)。アプリからの遠隔登録は11時45分から
    • 夜 — 店頭は16時半から(17時以降の席)。アプリからの遠隔登録は17時15分から

    決定的なのは、店から2km以内にいればアプリで並べるという点です。列に立って待つ必要がありません。登録だけしてマーケットを見て回り、順番が近づいたら戻る——これが正解です。ボロー・マーケット自体がロンドン随一の観光地なので、待ち時間がまるごと観光になります。

    ボロー店は6名までです。それ以上は下の2店へ。

    ソーホー店とショーディッチ店は予約できます

    同じパスタが、予約して食べられます。

    • ソーホー(2 Kingly Street, W1B 5PB)
    • ショーディッチ(1 Phipp Street, EC2A 4PS)

    どちらも4週間前から予約可能です。しかもこの2店は、カウンター席とテラス席をウォークイン用に空けています。

    「パデッラは行列」という評判は、ボロー・マーケット店だけの話です。

    店の公式アカウントより

    実務メモ

    • アプリで登録してからボロー・マーケットを回るのが最も効率が良い。屋台の食べ歩きと両立できる
    • ボロー店の住所は 6 Southwark Street(SE1 1TQ)。ロンドン・ブリッジ駅から歩いてすぐ
    • 7名以上の予約はソーホー店・ショーディッチ店でセットメニューの扱いになる
    • カウンター席なら1〜2名で滑り込めることが多い

    4. BAO ソーホー(BAO Soho)

    ソーホー/台湾。ロンドンで最も有名な行列のひとつ

    台湾出身の3人が、クーラーボックスと蒸し器で屋台から始めた店です。10年以上たったいまもミシュランのビブグルマンを9年連続で獲っています。

    ソーホーのレキシントン通りに面した1号店は席数が少なく、天気に関係なく行列が道沿いに伸びることで知られています。ロンドンの「並ぶ店」を語るときに必ず名前が出る1軒です。

    攻略法

    ソーホー店だけが予約を受けていません。ここは並ぶ以外にありません。

    一方で、BAO はいまロンドンに7店あります。ソーホー以外は予約できます。しかも店ごとに業態が違うので、「妥協して別の店に行く」というより別の店に行く感覚に近くなります。

    店業態予約
    ソーホー小吃(シャオチー)の店。1号店不可
    マリルボーン同じく小吃の店可
    ボロー炭火焼き(グリル)可
    キングス・クロス/シティ定食に近い一膳飯屋可
    ショーディッチ/バタシー麺の店可

    1号店の内装と空気が目当てならソーホーに並ぶ。台湾料理が食べたいだけなら他店を予約する——この二択を先に決めておくと迷いません。

    住所は 53 Lexington Street(W1F 9AS)。ピカデリー・サーカス駅とオックスフォード・サーカス駅の中間あたりです。

    実務メモ

    • 1〜2名なら回転が速い。カウンター席に滑り込めることがある
    • 12時前後と17時台は比較的短い。19時以降が最も厳しい
    • ソーホー店限定の料理がある(ホロホロ鳥の卵黄がけご飯など)。ここに並ぶ理由になる

    5. チルコロ・ポポラーレ(Circolo Popolare)

    フィッツロヴィア/イタリアン。予約は30日前の朝9時ちょうど

    壁一面に約2万本のボトルが並ぶ、Big Mamma グループのイタリアンです。4kgのペコリーノチーズの塊の中で仕上げるカルボナーラや、XXLサイズのレモンパイなど、料理そのものが見世物になっています。

    味だけでなく空間ごと楽しむ店なので、写真を撮りたい人にはとくに向きます。

    攻略法

    予約の仕組みが明快で、ここを外さなければ入れます。

    • 予約は公式サイトのみ。電話や他の予約サイトでは受け付けていません
    • 30日前の朝9時に、その日の分が開放されます
    • サイトに枠が出なければ、その日は満席という意味です
    • ウォークインも受け付けています。席の空き次第です

    つまり「行きたい日の30日前の朝9時」がすべてです。ロンドン到着日が決まっているなら、その時点で逆算して取ってしまうのが最も確実です。

    系列5店を横並びで見る

    Big Mamma はロンドンに6店あります。同じグループで、同じ日の空きを横に探せます。

    • グロリア(ショーディッチ)
    • アヴェ・マリオ(コヴェント・ガーデン)
    • ジャクージ(ハイ・ストリート・ケンジントン)
    • カルロッタ(マリルボーン)
    • ラ・ベレッツァ

    チルコロが埋まっていても、系列のどれかは空いていることがよくあります。「Big Mamma に行く」と考えて5店を並べて見るのが、実際にいちばん効きます。

    住所はフィッツロヴィアの 40-41 Rathbone Place(W1T 1HX)。

    店の公式アカウントより

    実務メモ

    • 30日前の朝9時はロンドン時間。日本から取るなら夏時間で17時、冬時間で18時
    • 予約確認のメールが迷惑メールフォルダに入ることがある。届かない場合はそちらを見る
    • 8〜24名の大人数はセットメニューでの受付になる
    • ウォークインは平日の早い時間帯のほうが可能性が高い

    補足

    満席表示でも、あきらめるのは早い

    予約制の店では当日キャンセルが必ず出ます。行きたい日の当日、とくに夕方前にもう一度サイトを見ると枠が復活していることがあります。ウォークインを受け付けている店なら、直接行って空きを聞くのも有効です。

    6. セント・ジョン(St. JOHN)

    スミスフィールド/イギリス料理。バーは予約を受けていません

    1994年、スミスフィールド食肉市場のそばに開いた店です。nose-to-tail(鼻から尻尾まで)——動物を余さず食べるという考え方をイギリス料理に持ち込み、その後の英国の料理人にもっとも影響を与えた1軒とされています。ミシュランの星を保ち続け、Time Out の2026年ロンドン50店では3位でした。

    看板は骨髄のロースト(roast bone marrow and parsley salad)です。アンソニー・ボーデインが「最後の晩餐に選ぶ」と語ったことで、料理そのものが有名になりました。食後に注文を受けてから焼くマドレーヌも名物です。

    攻略法

    レストランは予約が要ります。週末の夜はかなり先まで埋まります。

    ただし、同じ建物のバーは予約を受けていません。空いていれば座れます。

    • バーは先着順。予約という制度がありません
    • バーのメニューはレストランより軽め。ワインとビールが充実しています
    • 隣にセント・ジョン・ベーカリーがあり、パンやドーナツを買って帰れます

    「予約が取れないから諦める」ではなく、バーに行ってみる。これがこの店の正しい入り方です。ロンドンの高名なレストランには、この構造の店がかなりあります。

    住所は 26 St John Street(EC1M 4AY)。ファリンドン駅から歩いてすぐです。

    店の公式アカウントより

    実務メモ

    • バーが埋まる時間帯は夜。日曜の昼など、外した時間なら座れる可能性が高い
    • マドレーヌは注文を受けてから焼くので15分ほどかかる。頼むなら早めに
    • 内装は白い壁と裸電球で、装飾がほとんど無い。高級店の構えを期待して行くと面食らう

    7. シンプソンズ・イン・ザ・ストランド(Simpson's in the Strand)

    ストランド/イギリス料理。2026年3月に、6年ぶりに再開しました

    1828年にチェス・クラブ兼喫煙室として始まり、19世紀にはイギリスのチェスの中心地でした。銀の蓋つきワゴンでローストビーフの塊を運び、席の横で切り分けるという給仕の形は、チェスの対局者の集中を乱さないために考案されたものです。それが200年近く続いてきました。

    ディケンズ、チャーチル、コナン・ドイルが通い、シャーロック・ホームズも作中でここで食事をしています(『瀕死の探偵』『高名な依頼人』)。

    2020年3月に閉じたまま6年間動きませんでしたが、2026年3月10日に再開しました。手がけたのはジェレミー・キング——ウォルズリーやザ・デラウニーを作った人物です。ワゴンと席での切り分けも戻っています。Time Out の2026年ロンドン50店では8位に入りました。

    攻略法

    ここは行列の店ではありません。「老舗の名店は、再開直後がいちばん取りやすい」という一点が攻略法です。

    • 予約は公式サイトから。朝食(平日は朝7時から)とランチの枠がいちばん取りやすい
    • 大広間(Grand Divan)がローストビーフのワゴンが回る部屋。目当てならここを指定する
    • 上階のRomano'sは、より軽い構えの別レストラン。夜遅い時間のセットメニューがある
    • Simpson's Bar は予約を受けていません。ここも先着順です

    観光の合間に立ち寄るなら朝食が現実的です。値段は相応に張ります。ワゴンのローストビーフは、ロンドンの外食としてはかなり高い部類に入るので、予算は先に確かめてください。

    日曜のローストそのものについてはサンデーローストのページで解説しています。

    住所は 100 Strand(WC2R 0EZ)。コヴェント・ガーデンとトラファルガー広場の間です。

    実務メモ

    • 再開してまだ日が浅く、評判が固まりきっていない。口コミは2026年3月以降のものだけを読む
    • 服装は他店より硬め。短パンとサンダルは避けたほうが無難
    • ネット上の古い記事は閉店前(2020年以前)の情報。価格もメニューも別物になっている

    8. あえて載せなかった店

    有名なのに書いていない店には、理由があります

    「あの店が無い」と思われそうな店について、外した理由を書いておきます。

    予約が数分で消える店

    Plates(プレイツ)/Singburi(シンブリ)/Core by Clare Smyth/Sushi Tetsu/Gymkhana(ギムカーナ)——このあたりは、予約が開いた瞬間に埋まります。

    たとえば Gymkhana は2ヶ月前の朝6時開放、Sushi Tetsu は毎週月曜の正午に翌週分だけ。旅程の決まっている旅行者が、現地の常連と同じ土俵で秒を争うのは現実的ではありません。運が良ければ入れる店を「攻略法」として書くのは嘘になるので、外しました。

    ただし平日の昼なら空いていることがあります。どうしても行きたい店があるなら、夜ではなく平日のランチを狙ってください。

    実体を別のページに置いている店

    リージェンシー・カフェは、この記事に長く載せていましたが外しました。2024年末に39年続いた家族経営が終わり、2025年7月に新しいオーナーのもとで再開しています。内装と価格帯は維持されていますが、「1946年から途切れず続いてきた店」ではなくなり、再開後の評価はまだ割れています。名物であることに変わりはないので、イングリッシュ・ブレックファストのページで扱います。

    ヌードル・イン(ソーホーの西安料理)も外しました。行列で有名でしたが、2026年5月にコヴェント・ガーデン店ができて行列そのものが緩みました。攻略法として書くことが「もう1軒に行く」しか残らないので、中華のページに置いています。

    評価が高すぎて逆に取れると思われていない店

    Time Out の2026年ロンドン50店で1位になったカミーユ(ボロー・マーケットのフレンチ・ビストロ)は、いまも6名までなら普通に予約できます。バーはウォークイン用に空けてあります。1位になった店が取れないとは限りません。

    注意

    「ロンドンで人気」と書いてある記事の年号を見てください

    この分野は情報の劣化が速く、閉店した店・経営が代わった店・行列が消えた店が、古い記事の中で生き続けています。リージェンシー・カフェの経営交代(2024年)とシンプソンズの再開(2026年)は、どちらも直前の情報とまったく違う状態です。店名を見つけたら、必ず公式サイトで現状を確かめてください。

    9. どの店にも効く考え方

    この記事に無い店に応用するために

    ここまでは個別の店の話でしたが、型として持ち帰れるものが5つあります。

    1. まず「バー」と「カウンター」を探す

    いちばん効きます。レストランが予約で埋まっていても、同じ店のバーやカウンターは予約を受けていないことが非常に多いからです。

    セント・ジョンのバー、シンプソンズのバー、デヴォンシャーの1階と屋上、パデッラのカウンター席、カミーユのバー——この記事の店の半分以上がこの構造です。バラフィナ(スペイン料理)はディーン通り店だけが完全にウォークインのみで、他店は予約制です。

    公式サイトで探すべき単語は Walk-ins / Bar / Counter / First come, first served です。予約サイトの「満席」表示には、これらの席は含まれていません。

    2. 支店を確認する

    1号店だけが予約を受けていないという店が非常に多いです。

    • パデッラ — ボロー店は予約不可、ソーホー店とショーディッチ店は4週間前から可
    • BAO — ソーホー店だけ予約不可、他6店は可
    • バラフィナ — ディーン通り店だけ予約不可
    • ディシューム — 店舗が多く、1軒が混んでいても他が空いている

    「あの店は行列」という評判の大半は、1号店だけの話です。

    3. 時間をずらす

    ロンドンの夕食のピークは19時〜21時。ここを外すだけで難易度が大きく下がります。

    • 早い夕食(17時〜18時台)は、予約できる店が明確に増えます
    • 遅いランチ(14時前後)は、行列店がいちばん空く時間帯です
    • 平日の昼は、予約困難店に唯一入り込める隙間です
    • 金曜と土曜の夜は、どの店も最も厳しくなります

    4. 開放の曜日と時刻を、旅程が決まった時点で調べる

    デヴォンシャーの「木曜10時半」、チルコロの「30日前の9時」のように、多くの店は開放のタイミングを公表しています。行きたい店が決まっているなら、旅程が固まった時点で各店の開放日をカレンダーに入れてください。当日に思い出しても遅いです。

    時差の計算を間違えないでください。ロンドンの朝10時半は、夏時間なら日本の18時半、冬時間なら19時半です。

    5. 代わりの店を、行く前に1軒決めておく

    これが現実的にいちばん大事です。入れなかったときにどうするかを決めていないと、空腹のまま30分歩くことになります。行きたい店の徒歩5分圏内に、予約不要の候補を1軒決めておいてください。

    実務メモ

    • 予約サイトが満席でも、当日の夕方前にもう一度見る。キャンセルは必ず出る
    • 2名はもっとも競争が激しい枠。1名なら相席やカウンターで入れることがある
    • 公式サイトの Walk-ins / Bar の項目を必ず読む。予約サイトには出てこない席がある
    • 旅程が決まった時点で、行きたい店の予約開放日をカレンダーに登録しておく

    注意

    予約条件は変わります

    この記事に書いた予約の開放タイミングや人数のルールは、確認時点のものです。人気店ほど運用を見直すことがあり、予告なく変わります。行く前に必ず各店の公式サイトで最新の条件を確認してください。

    よくある質問

    参考・公式情報

    料金・時刻・制度は変更されます。本記事は2026年8月時点の情報です。渡航前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。

    ほかのガイド

    Pub Etiquetteパブの作法カウンターで注文して先払い。席で待っていても、誰も注文を取りに来ません。入店から会計まで、日本の居酒屋との違いを順を追って解説します。