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    ロンドンの交通ガイド

    Getting Around London

    ロンドンの移動で必要な情報は、数日いるのか、数年いるのかでまったく違います。旅行者は上の2段だけで足ります。定期券の損得や自転車・車の買い方は、 住み始めてから読んでください。

    2026年8月時点の情報

    先に結論:ロンドンで切符は買いません

    • ・日本のタッチ決済対応クレジットカードを、そのまま改札にかざすだけです。事前登録も券売機も要りません
    • ・運賃は Oyster カードと同額。Oyster を買う理由は ほとんどの人にありません
    • ・JCB は使えません。Visa か Mastercard を用意して ください
    • ・Zone 1–2 なら1日 £8.90、週 £44.70を超えて請求されることはありません
    • ・降りるときもタッチが必要です(バスは不要)。忘れると最大運賃を引かれます

    仕組みの詳細は運賃と支払い方法のすべてにまとめています。

    自分の状況を選んでください

    一番近いものが1つ見つかれば、それがあなたの読むべきページです。

    初めてのロンドン。切符はどこで買うのか分からない

    → 買いません

    日本で使っているタッチ決済のクレジットカードを、そのまま改札にかざすだけです。運賃は Oyster と同額で、1日 £8.90 を超えて請求されることもありません。ただし JCB は使えません。

    運賃と支払い方法を見る →

    空港に着いた。市内までどう行けばいい?

    → 空港ごとに最適解が違う

    ヒースローなら最安がピカデリー線 £5.90、最適がエリザベス・ライン、最速がヒースロー・エクスプレス。ガトウィックは Thameslink が狙い目です。深夜着の対処法も。

    5空港のアクセスを見る →

    地下鉄の路線図に色が多すぎて分からない

    → 5種類の鉄道が走っている

    チューブ、エリザベス・ライン、オーバーグラウンド、DLR、ナショナル・レール。運賃は共通ですが、快適さと速さが違います。週末の計画運休への備えも必須です。

    鉄道の使い分けを見る →

    バスは難しそうで避けている

    → 実はいちばん安い

    どこまで乗っても £1.75、60分以内の乗り継ぎは無料、降車時のタッチも不要。2階最前列は有料の観光バスと同じ景色です。ただし2026年11月1日に値上げされます。

    バスの乗り方を見る →

    自転車で回りたい。どのサービスが安い?

    → Santander の Day Pass

    £3.50 で24時間、60分以内の乗車が何度でも。Lime と Forest は分課金なので、20分乗ると £7 前後になります。私有の電動キックボードは公道走行が違法です。

    シェアサイクルを比べる →

    深夜に移動したい。タクシーは安全?

    → 呼び方で決まる

    街で拾えるのはブラックキャブだけ。Uber と Bolt は同じ区間で3〜4割違うので必ず比較を。路上で声をかけてくる車は、その時点で違法です。

    タクシーの使い分けを見る →

    ロンドンで働き始めた。定期券は買うべき?

    → 働き方によります

    7 Day Travelcard は週の上限額と同額なので無意味です。週5日出社なら年間定期が年 £536 得。週4日以下なら都度払いのほうが安くなります。

    定期券の損得を計算する →

    毎日の交通費を減らしたい

    → 自転車を買う

    Zone 1–2 の年間定期 £1,788 で、通勤に十分な自転車が買えます。Cycle to Work なら実質3〜4割引き。ただし盗難対策が前提条件です。

    自転車の買い方を見る →

    車かバイクを持ちたい。免許はどうなる?

    → 日本の免許は12ヶ月で切れる

    居住者になってから12ヶ月を過ぎたら英国免許が必要です。日本は指定国なので試験なしで交換できます。Congestion Charge は £18、バイクは免除。

    車・バイクの実務を見る →

    料金の早見表

    予算を立てるための基準線です。上限額と定期券の価格は2027年3月まで据え置きが公式にアナウンスされています。

    旅行者が知っておけばいい数字(2026年8月時点)

    項目金額
    地下鉄・鉄道の1日上限(Zone 1–2)£8.90
    同、月〜日の上限£44.70
    バス・トラム 1回£1.75(2026年11月1日から £1.85)
    バス・トラムの1日上限£5.25(同 £5.55)
    ヒースロー〜Zone 1(ピカデリー線)£5.90
    ヒースロー〜Zone 1(エリザベス・ライン)£15.50
    シェアサイクル 1日券(Santander)£3.50

    在住者が知っておけばいい数字

    項目金額
    年間 Travelcard(Zone 1–2)£1,788
    年間 Travelcard(Zone 1–6)£3,264
    月額 Bus & Tram Pass£94.90
    Railcard(年)£35 → オフピークが1/3引き
    Santander Cycles 年間会員£120
    Congestion Charge(1日)£18(バイクは免除)
    ULEZ(基準外の車両・1日)£12.50
    車の年間維持費(購入費を除く)£3,400〜£5,000

    金額はすべて大人料金です。11歳未満は大人と一緒なら地下鉄・バスとも無料になります。

    自分の旅程で交通費を計算する行きたいスポットを日別に並べると、日ごとの交通費の目安と、タッチ決済と7日Travelcardのどちらが安いかを出します。ロンドンパスの損得も一緒に判定します。

    交通ガイド一覧

    全10本。旅行者は上の2段、ロンドンに住む人は 3段目まで読んでください。

    よくある質問

    ロンドンで切符を買う必要はありますか?

    ありません。日本で発行された Visa / Mastercard / American Express のタッチ決済対応カード、または Apple Pay・Google Pay をそのまま改札にかざせば乗れます。運賃は Oyster カードと同額です。ただし JCB は非対応なので、JCB しか持っていない場合は別のカードを用意するか、現地で Oyster を買ってください。

    1日の交通費はいくらぐらいですか?

    観光でよく使う Zone 1–2 なら、1日の上限額 £8.90 を超えて請求されることはありません(2026年8月時点)。月曜〜日曜の週の上限は £44.70 です。バスだけの日は1日 £5.25 が上限になります。

    Oyster カードは買ったほうがいいですか?

    ほとんどの旅行者には不要です。運賃も1日・週の上限額もタッチ決済と同じで、カード代がかかるぶんだけ損になります。Oyster が必要になるのは、タッチ決済対応カードを持っていない場合、Railcard の割引を使いたい場合、子ども料金を設定したい場合です。

    ロンドンに住む場合、定期券を買うべきですか?

    週5日出社しているなら年間 Travelcard が得です(Zone 1–2 で年 £536 の節約)。週4日以下なら、何も買わずにタッチ決済のほうが安くなります。上限額が自動で守ってくれるためです。7 Day Travelcard は週の上限額とまったく同額なので、買う意味がありません。

    Railcard は TfL の路線でも使えますか?

    Oyster カードに紐付ければ使えます。年 £35 の Railcard を駅の窓口で Oyster に紐付けると、地下鉄・オーバーグラウンド・エリザベス・ラインのオフピーク運賃と1日上限が1/3引きになります。ただしタッチ決済のクレジットカードには紐付けられません(2026年8月時点)。ピーク時間帯にも適用されません。

    ロンドンで車を持つ意味はありますか?

    Zone 1–2 に住んでいるなら、ほぼありません。Congestion Charge が1日 £18、年間の維持費が購入費を除いて £3,400〜£5,000、そして駐車許可証が取れない住所もあります。郊外在住、子どもが複数いる、仕事で機材を運ぶといった事情がなければ、カーシェアやレンタカーのほうが安く済みます。なおバイクは Congestion Charge が免除されます。

    日本の運転免許でロンドンを運転できますか?

    英国の居住者になってから12ヶ月間だけです。それ以降は英国の免許が必要になります。ただし日本は DVLA の指定国なので、居住者になってから5年以内であれば、試験を受けずに交換できます(D1 申請、手数料 £43、大使館発行の翻訳証明が必要)。

    クリスマスに移動できますか?

    12月25日は、地下鉄・バス・鉄道のほぼすべてが運休します。この日の移動手段は徒歩かタクシー(料金は割増)だけです。12月26日(Boxing Day)も大幅な減便になります。年末年始にロンドンにいるなら、25日は移動しない前提で計画してください。

    移動と一緒に決まること

    どこに泊まるか、どこに住むかは、そのまま毎日の移動時間と交通費になります。 宿とエリアの選び方は、交通の話と一緒に読んでください。

    本サイトの料金・制度は2026年8月時点で TfL・GOV.UK の公式情報を確認したものです。地下鉄・鉄道の運賃は毎年3月に、バス・トラムの運賃は2026年11月1日に改定されます。Congestion Charge は2026年1月2日に改定済みです。運転免許・車両登録・保険に関する記述は情報提供を目的としたもので、 法的助言ではありません。実際の手続きにあたっては、TfL・GOV.UK・DVLA の最新情報を必ずご確認ください。