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    This Week in London

    2026 · W40

    今週のロンドン9月28日(月)〜10月4日(日)

    2週間前の号

    ナショナル・ギャラリーのルノワール展が10月3日に開幕、『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』が英国で初めて公開される。1日には大英博物館の『Korea』展が始まり、4日(日)はトラファルガー広場のジャパン祭りと、デザイン・ミュージアムのNIGO展の最終日が重なる。

    秋の大型展が一度に動く週。10月1日(木)に大英博物館で朝鮮半島2000年の美術をたどる『Korea』が開幕し、2日(金)にロイヤル・アカデミーの『Painting the French Riviera』とコートールドのサルマン・トゥール展、3日(土)にナショナル・ギャラリーの『Renoir and Love』が続く。ルノワールの代表作『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会』は英国で初めての公開になる。一方で、デザイン・ミュージアムのNIGO展は4日(日)が最終日。週末は無料や格安で楽しめるものが揃い、3日は北ロンドンの106番路線で往年のルートマスターに無料で乗れて、3〜4日はチェルシー薬草園が無料開放、4日はトラファルガー広場のジャパン祭りとフラム宮殿のアップル・デーが重なる。ウォルサムストウのウィリアム・モリス・ギャラリーの再開、クリスティン・スコット・トーマス主演『桜の園』の初日、トッテナムでのNFL公式戦もこの週。週末はジュビリー線のグリーン・パーク〜カナリー・ワーフ間が日中止まるので、ウェストミンスターやロンドン・ブリッジへはほかの路線で向かいたい。

    2026年9月13日 調査毎週更新(翌週分を前の週にお届け)

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    The Week at a Glance

    下段の数字は、その日に始まる・終わるものの件数。

    Highlights

    今週の耳寄り情報

    この週だからこそ狙えるもの。

    14
    展覧会ExhibitionLead ・ 今週の一本

    ナショナル・ギャラリーで『Renoir and Love』が10月3日開幕 — 『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』が英国初公開

    10月3日〜1月31日National GalleryCharing Cross

    日〜木£20、金・土£25(18歳未満・会員無料)

    ナショナル・ギャラリーでルノワールの特別展が10月3日(土)に始まる。同館でのルノワール展は2007年以来で、会期は2027年1月31日まで。

    目玉はパリのオルセー美術館が所蔵する『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会』(1876年)。モンマルトルの屋外ダンスホールで、木漏れ日の中に人々が踊り、話し込む様子を描いた印象派を代表する一枚で、英国で展示されるのはこれが初めてになる。テーマは「愛」。恋愛だけでなく、友情、軽い駆け引き、人と集う楽しさまで含めて、1860年代半ばから1880年代半ばのルノワールがどう描いたかをたどる。ボストン美術館、ゲティ美術館、ワシントンのナショナル・ギャラリーなどから作品が集まり、同館所蔵の『雨傘』、水辺の行楽地を描いた『ラ・グルヌイエール』、『田舎のダンス』(1883年)も並ぶ。

    チケットは日〜木が£20、金・土が£25。18歳未満と会員は無料。前日の10月2日は会員向けの内覧日になる。

    金・土は料金が高いうえに混むので、平日に行くのがおすすめ。開幕直後の週末は特に混みやすいので、旅程に余裕があるなら翌週以降の平日午前を予約するとゆったり見られる。最寄りはチャリング・クロス駅、レスター・スクエア駅、エンバンクメント駅。

    公式サイト出典: National Gallery

    展覧会Exhibition今週で見納め

    デザイン・ミュージアムのNIGO展が10月4日(日)で閉幕 — 原宿からパリまで、700点超の私物で振り返る

    5月1日〜10月4日Design MuseumHigh Street Kensington

    大人£15.29〜(子ども£7.65〜、学生など£11.47〜、会員無料)

    ケンジントンのデザイン・ミュージアムで5月から開かれてきた『NIGO: From Japan with Love』が、10月4日(日)で終わる。1993年に原宿で「A BATHING APE(BAPE)」を立ち上げ、裏原宿のブームの中心にいたNIGOの仕事を振り返る大規模な回顧展だ。NIGOはいま、パリのメゾン「KENZO」のアーティスティック・ディレクターを務めている。

    並ぶのは700点を超える品々で、そのうち600点はNIGO本人のアーカイブから来ている。ヴィンテージのアメリカ古着、ストリートウェア、ヒップホップ、日本の伝統工芸と、彼が集めてきたものがそのまま展示の骨格になっていて、「The Future is in the Past」「Evolution」「The NIGO Effect」「New Traditions」の4章で構成される。見どころは次のあたり。

    • 10代の部屋の再現 — 1980年代にNIGOが過ごした自室を組み直した部屋
    • 初期のBAPE — 原宿で始まったブランドの最初期のデザイン
    • 自作の陶器 — NIGOが自分の手で作った陶器25点
    • ガラスの茶室 — この展覧会のために作られた実物大の茶室

    日本のストリートカルチャーが、ロンドンの大きな美術館でここまで正面から扱われる機会は多くない。日本から来た人ほど、現地の来場者がどこで足を止めるかを見るのも面白いはず。

    費用の話。大人£15.29から、子ども£7.65から、学生など£11.47から。会員は無料。チケットはオンラインでの事前予約制で、館内は現金が使えない(カードかスマホ決済のみ)。開館は月〜木が10〜17時、金〜日が10〜18時。最終週末は混み合うので、平日か、土日なら開館直後の枠を取りたい。

    最寄りはサークル線・ディストリクト線のHigh Street Kensington駅で、ケンジントン・ハイ・ストリートを西へ歩いて10分ほど。裏手はホランド・パークで、園内の京都庭園まで足をのばせる。

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    公式サイト出典: Design Museum

    今週だけの催しEvent無料

    ジャパン祭りが10月4日(日)にトラファルガー広場で — 英国最大の日本文化祭、入場無料

    10月4日Trafalgar SquareCharing Cross

    入場無料(飲食・物販は別)

    英国で最大の日本文化とフードの祭り「Japan Matsuri」が、10月4日(日)の10:00〜20:00にトラファルガー広場で開かれる。2009年から毎年続いていて、入場は無料。

    広場の特設ステージでは一日中、和太鼓や伝統舞踊、武道の演武、音楽ライブが続く。噴水の両側を中心に日本食の屋台が並び、物販や文化体験のブースも出る。ロンドンに住む日本人と日本好きの地元の人が一緒に集まる日で、ステージを見ている周りの熱気は日本の夏祭りとも少し違う。ロンドンで日本がどう受け止められているかを体感できる、ほかにない機会になっている。当日のステージ進行表は公式サイトで公開される。

    屋台は昼どきに長い行列ができるので、食べるなら11時台の早めか、14時以降にずらすと並ばずに済む。広場が満員になると「一人出たら一人入る」方式の入場制限がかかるので、午後のピークを避けて朝のうちに入るのが確実。

    持ち込みの制限がある。A4サイズより大きいバッグ、自転車やキックボード、開封済みのアルコール、ペット(補助犬は除く)は持ち込めない。最寄りはチャリング・クロス駅。すぐ隣のナショナル・ギャラリーでは前日にルノワール展が開幕しているので、午前に美術館、午後に祭りという回り方もできる。

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    公式サイト出典: Japan Matsuri 公式

    展覧会Exhibition

    大英博物館で『Korea』展が10月1日開幕 — 朝鮮半島2000年の美術、欧州では1984年以来の規模

    10月1日〜1月31日The British MuseumTottenham Court Road

    早割£14〜(16歳未満は有料の大人と同伴で無料)

    大英博物館で、朝鮮半島の2000年にわたる美術と工芸をたどる特別展『Korea』が10月1日(木)に始まる。会場は正面玄関を入ったグレート・コートの特別展示室(Joseph Hotung Great Court Gallery)で、会期は2027年1月31日まで。

    出品作はすべて、サムスン会長だった故・李健熙(イ・ゴンヒ)が2021年に韓国の国立中央博物館と国立現代美術館に寄贈した約2万3000点の中から選ばれている。国宝級の古典から近現代の作品までを年代順に並べる構成で、ヨーロッパでこれほど時代の幅をもった朝鮮半島の展覧会は、同じ大英博物館で1984年に開かれた『Treasures from Korea』以来になる。

    目を引くのは、13世紀の高麗青磁の瓢形の水注のような古典の逸品から、ビデオ・アートの先駆者ナム・ジュン・パイク(白南準)の作品までが一つの流れでつながっていくところ。日本の陶磁や仏教美術に関心がある人なら、隣の国の同じ時代の仕事と見比べられるのも面白い。

    絵画や染織の色を守るため、会期の半ばで一部の作品を入れ替える。12月1〜2日はそのために閉室する。英語の音声ガイドは大英博物館のアプリで10月から配信される。

    費用の話。早割のチケットが£14から。有料の大人と一緒なら16歳未満は無料で、金曜は学生が2人で1人分の料金になる。博物館そのものは無料なので、常設の韓国ギャラリー(67室)と合わせて見るとよい。開館は土〜木が10〜17時、金曜は20時30分まで。

    同じ館内で最終日が迫っているのが、4階の版画室(90a室)の無料展示『John Constable: Views of nature』。生誕250年のコンスタブルの素描や、雲と虹をすばやく写したスケッチ、メゾチント版画の連作『English Landscape』から10点が並ぶ。こちらは10月4日(日)まで。

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    公式サイト出典: The British Museum

    展覧会Exhibition

    ロイヤル・アカデミーで『Painting the French Riviera』が10月2日開幕 — モネからマティス、ピカソまで

    10月2日〜1月31日Royal Academy of ArtsGreen Park

    £24〜£26(フレンズ会員無料)

    ピカデリーのロイヤル・アカデミーで、南仏コート・ダジュールを描いた画家たちを集めた展覧会が10月2日(金)に始まる。会期は2027年1月31日まで。

    1870年代から1960年代までのおよそ90年を、絵画、彫刻、観光ポスター、映像など160点以上でたどる。前半はモネ、ルノワール、ベルト・モリゾら、地中海の光を求めて南へ向かった印象派の画家たち。後半はマティス、ピカソ、ラウル・デュフィ、イヴ・クラインといった、この土地で近代美術を作り変えた作家たちが中心になる。保養地としてのリヴィエラが観光ポスターでどう売り出されたかまで扱うので、「なぜ画家たちはここに集まったのか」が絵の外側からも見えてくる。米国クリーヴランド美術館との共同企画。

    チケットは£24〜£26(寄付込みの料金設定もある)。RAのフレンズ会員は無料。開館は火〜木と日曜が10:00〜18:00、金・土が21:00まで。

    同じ週の3日にはナショナル・ギャラリーでルノワール展が始まる。ルノワールは両方の展覧会に登場するので、続けて見ると画家の見え方が変わる。2館は歩いて15分ほど。金・土の夜間開館を使えば、昼にナショナル・ギャラリー、夜にRAという組み方もできる。最寄りはグリーン・パーク駅かピカデリー・サーカス駅。

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    公式サイト出典: Royal Academy of Arts

    展覧会Exhibition

    コートールドでサルマン・トゥール展が10月2日開幕 — 欧州初の美術館個展

    10月2日〜1月10日The Courtauld GalleryTemple

    £16〜(常設込み。会員・18歳以下無料)

    サマセット・ハウス内のコートールド・ギャラリーで、画家サルマン・トゥールの展覧会『Someone Like You』が10月2日(金)に始まる。会期は2027年1月10日まで。トゥールにとってヨーロッパで初めての美術館個展になる。

    トゥールは1983年パキスタンのラホール生まれで、ニューヨークを拠点にしている。バロックや18世紀の古典絵画の筆づかいを借りながら、クィアや移民として生きる若者たちの日常を描く。バーでの夜、友人の部屋、ひとりで過ごす時間といった場面を、緑がかった独特の色調で描き、居場所、友情、愛、孤独、疎外といったテーマを掘り下げていく。展示は2019年以降に描かれた19点で、『Bar Boy』や『The Bar on East 13th』(ともに2019年)が含まれる。英国で公開されるのはいずれも初めて。

    同じ時期に館内のギルバート&イルディコ・バトラー素描室で、トゥールの素描を集めた小展示も開かれる。2024年にコートールドが収蔵した作品も並ぶ。

    チケットは£16から。常設コレクションの観覧も含まれるので、マネの『フォリー・ベルジェールのバー』やゴッホの『耳に包帯をした自画像』も同じ券で見られる。トゥールの描くバーの絵とマネの有名なバーの絵を同じ日に見比べられるのは、この会場ならではの楽しみ方。会員と18歳以下は無料。開館は10:00〜18:00(最終入場17:15)。最寄りはテンプル駅。

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    公式サイト出典: The Courtauld

    新オープンOpening無料

    ウィリアム・モリス・ギャラリーが10月3日に再開 — 14年ぶりの展示替えと無料の新展

    10月3日〜3月28日William Morris GalleryWalthamstow Central

    無料(£5の寄付を推奨)

    東ロンドン、ウォルサムストウのウィリアム・モリス・ギャラリーが、夏の間の展示替えを終えて10月3日(土)に再開する。常設展示を大きく組み替えるのは2012年以来。モリスの没後130年に合わせた再開になる。

    建物はモリスが少年時代を過ごしたジョージ王朝様式の邸宅で、壁紙やテキスタイルの原画、家具など、デザイナーとしてのモリスの仕事がまとまって見られる場所。今回の展示替えでは建築事務所サム・ジェイコブ・スタジオと組み、これまで光が当たりにくかった面に焦点を当てる。アーツ・アンド・クラフツ運動を支えた女性たち、モリスの文様に南アジアやイスラム美術が与えた影響、社会主義者としての政治活動がそのテーマで、これまで公開されていなかった収蔵品も初めて展示される。

    再開と同時に特別展『Earthly Paradise: Radical Living in the UK』が始まる(2027年3月28日まで)。この200年の英国で、世の常識に逆らって自分たちの暮らし方を作ってきた人々と、彼らが築いた家を取り上げる展覧会。モリスの「レッド・ハウス」、ブルームズベリー・グループが集った「チャールストン」、映画監督デレク・ジャーマンの「プロスペクト・コテージ」などが、絵画、写真、音、資料で紹介される。入場は無料で、£5の寄付を呼びかけている。

    開館は火〜日の10:00〜17:00(月曜休館)。住所はLloyd Park, Forest Road, E17 4PP。ヴィクトリア線とオーバーグラウンドが通るウォルサムストウ・セントラル駅から歩いて15分ほど。裏手のロイド・パークも気持ちよく歩ける公園で、駅からの途中にあるウォルサムストウ・ヴィレッジの古い街並みと合わせて半日で回れる。

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    公式サイト出典: William Morris Gallery

    お得情報Offer無料今週で見納め

    チェルシー薬草園が10月3〜4日に無料開放 — 1673年創設、ロンドン最古の植物園

    10月3日〜10月4日Chelsea Physic GardenSloane Square

    無料(要事前登録)

    テムズ川沿いの壁に囲まれた小さな植物園、チェルシー・フィジック・ガーデンが、10月3日(土)と4日(日)の10:00〜17:00(最終入場16:30)に入場無料になる。チェルシー歴史フェスティバルの一環で、無料だが事前の登録が必要。

    1673年に薬剤師のギルドが薬草の研究のために作った庭で、ロンドンに現存する植物園では最も古い。薬用、ハーブ、食用、実用の植物が4,000種以上植えられていて、「この草は何に効くのか」「何の原料になるのか」という視点で見て回れるのが、ふつうの庭園との一番の違い。塀に囲まれた庭は温かく、10月の頭でもまだ多くの植物が見られる。

    この週末は家族向けの催しも入っている。池の生き物すくい、工作、お話の会のほか、昔の医師や薬剤師に扮した人物が、薬と植物にまつわる話を聞かせてくれる。いずれも予約なしで参加できる。

    チェルシー歴史フェスティバルでは、国立陸軍博物館や、赤い制服の退役軍人「チェルシー・ペンショナー」が暮らすロイヤル・ホスピタル・チェルシーなど近くの施設でも催しが開かれるので、合わせて歩いて回れる。住所は66 Royal Hospital Road, SW3 4HS。スローン・スクエア駅から歩いて10分ほど。

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    公式サイト出典: Chelsea Physic Garden

    今週だけの催しEvent

    フラム宮殿のアップル・デーが10月4日(日) — 司教の館の果樹園で、りんごの収穫を祝う秋の一日

    10月4日Fulham PalacePutney Bridge

    大人£3、大人と子ども£4、家族£8(当日券は各£1増し)

    テムズ川沿いのフラム宮殿は、1300年あまりにわたってロンドン司教の住まいだった館で、ふだんは館も庭も無料で開いている。その庭の果樹園で毎年秋に開かれる収穫祭「アップル・デー」が、10月4日(日)の11〜16時にある(最終入場15時)。

    中心になるのは、宮殿の庭で育てている昔ながらのりんごの品種を案内する果樹園ツアー。英国にはスーパーには並ばない在来品種がたくさんあり、名前も形も味もばらばらなのが面白い。ほかに、りんご探しのトレイル、鶏とのふれあい、かぼちゃの展示、フェイスペイント、アーチェリー・タグやゾービング、芝生のチェスがある。地元の小さな店が集まる市場と、宮殿自家製の野菜やジャム、切り花を売る屋台も出て、子どもの部と大人の部に分かれたお菓子のコンテストも開かれる。

    食べ物の屋台とカフェがあり、ライブ演奏を聴きながら芝生でピクニックもできる。家族向けの催しだが、英国の地元の秋祭りの空気を味わうにはちょうどいい規模だ。

    費用の話。大人£3、大人1人と子ども1人で£4、家族(大人2・子ども2)で£8。オンラインでの事前購入の料金で、当日券はそれぞれ£1高くなる。雨でも開催する。

    入口は Bishop's Avenue の正門のみで、裏門は閉まる。最寄りはディストリクト線のPutney Bridge駅で、歩いて10分ほど。ディストリクト線でエンバンクメント駅まで乗り換えなしに出られるので、同じ日のジャパン祭り(トラファルガー広場)と組み合わせることもできる。

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    公式サイト出典: Fulham Palace

    お得情報Offer無料

    10月3日(土)は北ロンドンの106番路線にルートマスターが走る — 1950〜60年代の旧型バスに無料で乗れる

    10月3日Route 106(Finsbury Park〜Ash Grove)Finsbury Park

    無料(予約不要)

    ロンドンの赤い2階建てバスといえば、後ろの乗降口が開いたままのルートマスター。1950年代末に生まれ、2005年に通常の路線から引退したこの車両に、10月3日(土)の10〜17時、ふつうの路線バスとして無料で乗れる。ロンドン・バス博物館が106番路線で催す「ヘリテージ・デー」で、フィンズベリー・パークからハックニーのアッシュ・グローブ車庫までの区間を、ルートマスターとその前の世代にあたる1950年代のRT型が、通常のバスに混じって走る。

    乗り方は、106番のバス停で待って、旧型バスが来たら手を挙げるだけ。予約も運賃も要らない。本物の車掌が乗っていて、後ろの開いたデッキから乗り込む昔のロンドンのバスそのままの体験ができる。2階の最前列に座れたら、ストーク・ニューイントンやクラプトンの街並みを見下ろしながら終点まで乗り通したい。

    同じ日、終点のアッシュ・グローブ車庫は開設45周年の一般公開を開いていて、入場料はがん患者を支援する団体マクミランへの寄付になる。博物館のポップアップ・ショップでは本や模型、記念品も売られる。

    旧型バスは段差があり、車椅子では乗れない。いまのベビーカーの多くは階段下に収まらないので注意したい。出発点のFinsbury Park駅へはヴィクトリア線かピカデリー線で。

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    公式サイト出典: London Bus Museum

    展覧会Exhibition無料今週で見納め

    トリニティ・ブイ・ワーフの素描賞展が10月4日(日)で閉幕 — ロンドン唯一の灯台がある川辺で、入場無料

    9月17日〜10月4日The Buoy Store, Trinity Buoy WharfEast India

    無料

    テムズ川とリー川が合流する東ロンドンの突端、トリニティ・ブイ・ワーフで、素描のコンクール「トリニティ・ブイ・ワーフ・ドローイング・プライズ」の入選作展が10月4日(日)まで開かれている。毎日11〜18時、入場無料。

    今年は48か国の1403人から2621点の応募があり、入選した86人の92点が、かつて航路標識のブイをしまっていた倉庫「ブイ・ストア」に並ぶ。鉛筆や木炭の緻密な描写から実験的な線の作品まで、「素描」の幅の広さに驚かされる。大賞(賞金£15,000)はイヴォンヌ・クロスリーの『Octogenarian Dancer』(80代の踊り手)。

    この場所そのものも見ておきたい。ワーフには、航路標識を管理するトリニティ・ハウスが19世紀に実験用に建てた、ロンドンで唯一の灯台が残っている。中では、1000年かけて同じ旋律を繰り返さずに鳴り続ける音楽作品『Longplayer』が2000年の元日から流れている。積み上げた輸送用コンテナでできた建物もあり、川の向こうにはO2の白いドームが見える。

    最寄りはDLRのEast India駅で、歩いて10分ほど。この週末はジュビリー線のカナリー・ワーフより西が日中止まるが、DLRとエリザベス線は動いている。展示は閉幕後、2027年夏まで英国各地を巡回する。

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    公式サイト出典: Trinity Buoy Wharf

    今週だけの催しEvent

    『桜の園』が10月3日初日 — クリスティン・スコット・トーマス主演、ハロルド・ピンター劇場

    10月3日〜1月9日Harold Pinter TheatrePiccadilly Circus

    £20〜(手数料別)

    チェーホフの『桜の園』の新演出が、ハロルド・ピンター劇場で10月3日(土)から2027年1月9日まで上演される。

    借金で領地と桜の園を手放すことになった没落貴族の一家を描いた、チェーホフ最後の戯曲。過去にしがみつくか、変化を受け入れるかという葛藤を、悲劇とも喜劇ともつかない形で描く。女主人ラネーフスカヤ役にクリスティン・スコット・トーマス、かつて一家の農奴だった家に生まれ、実業家として成り上がったロパーヒン役にスティーヴン・マンガン。翻案はアイルランドの劇作家コナー・マクファーソン、演出はイアン・リクソン、制作はソニア・フリードマン・プロダクションズと、ウエスト・エンドの第一線がそろった座組になっている。

    チケットは£20から(手数料別)。プレス・ナイトは10月13日なので、今週はまだ劇評が出る前のプレビュー期間になる。評判が出てから席が取りにくくなるタイプの公演なので、観ると決めているなら早めに押さえておきたい。

    劇場はパントン・ストリートにあり、ピカデリー・サーカス駅とレスター・スクエア駅のどちらからも歩いて数分。前の週に開幕した『ヘイ・フィーヴァー』(ウィンダムズ劇場)も近く、英国の古典喜劇とロシアの古典を続けて観られる時期になっている。

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    公式サイト出典: Harold Pinter Theatre

    今週だけの催しEvent

    ゴールドスミス・フェアの後半週が9月29日〜10月4日 — 普段は入れない同業組合ホールで

    9月29日〜10月4日Goldsmiths' HallSt. Paul's

    当日券£35、通し券£40

    金銀細工の同業組合「ゴールドスミス・カンパニー」が主催する宝飾と銀器のフェアが、シティのゴールドスミス・ホールで開かれている。会期は9月22日から10月4日までで、前半と後半の2週に分かれており、今週は後半の週になる。

    フェアに参加するのは、貴金属を扱う138組の作り手。指輪やネックレスといった宝飾品から、銀のティーポットや器、現代的なオブジェまで幅広く並ぶ。どれも作り手本人がブースに立っていて、制作の話を直接聞いたり、その場で買ったりできる。会期中はトークも開かれる。

    会場にも見どころがある。ゴールドスミス・ホールは、中世から続くロンドンの同業組合(リヴァリー・カンパニー)の本部で、1835年に建てられた建物の中は大理石と金箔で豪華に飾られている。普段は一般公開されていないので、フェアはこの内部に入れる数少ない機会になる。ちなみに、英国の銀製品に刻印される「ホールマーク」という品質証明の言葉は、ここ「ゴールドスミス・ホール」で刻印していたことに由来する。

    チケットは当日券が1日£35、全日程の通し券が£40で、トークへの参加も含まれる。通し券なら前半・後半のどちらの週にも再入場できる。開場は火〜土が11:00〜18:30、日曜が11:00〜16:30(最終入場はそれぞれ30分前)。空港のような手荷物検査があり、大きなバッグは地下の無料クロークに預ける。住所はFoster Lane, EC2V 6BN。セント・ポールズ駅から歩いて2分で、セント・ポール大聖堂のすぐ裏にある。

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    公式サイト出典: Goldsmiths' Fair

    今週だけの催しEvent

    NFLロンドン戦が10月4日(日)にトッテナム — コルツ対コマンダーズ

    10月4日Tottenham Hotspur StadiumWhite Hart Lane

    販売中(NFLのTicketmasterアカウントが必要)

    アメリカン・フットボールNFLの公式戦が、10月4日(日)にトッテナム・ホットスパー・スタジアムで開かれる。インディアナポリス・コルツとワシントン・コマンダーズの対戦。

    NFLは毎年秋にレギュラーシーズンの試合をいくつかロンドンで行っていて、トッテナムのスタジアムは開閉式の人工芝の下にNFL専用の天然芝ピッチを備えた、アメフトのために設計された会場。ロンドンでの試合は、応援するチームに関係なく各チームのユニフォームを着たファンがスタンドを埋めるのが特徴で、試合前のスタジアム周辺はお祭りのような雰囲気になる。アメリカ本土まで行かずに、本場の演出がそのまま運ばれてくる試合を見られる機会でもある。翌週の11日には、同じスタジアムでイーグルス対ジャガーズも行われる。

    4日の試合は一般席と立ち見席を販売中で、車椅子席などのアクセシブル席もある。購入にはNFLのTicketmasterアカウントが必要。ホスピタリティ付きのパッケージも出ている。

    最寄りはオーバーグラウンドのホワイト・ハート・レーン駅。試合後は駅に入場規制がかかるので、ヴィクトリア線のセブン・シスターズ駅やトッテナム・ヘイル駅まで歩くほうが早いこともある。同じ日には都心のトラファルガー広場でジャパン祭りも開かれていて、どちらも人出が多い。

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    公式サイト出典: Tottenham Hotspur Stadium

    Advisories

    今週の注意

    知らないと予定が崩れるもの。出発前に公式サイトで最新情報を確認してください。

    1
    運休・工事Disruption影響中

    10月3〜4日はジュビリー線のグリーン・パーク〜カナリー・ワーフ間が日中運休 — ウェストミンスター、ロンドン・ブリッジへはほかの路線で

    迂回や時間調整で回避できる

    10月3日〜10月4日ウェストミンスター〜ロンドン・ブリッジWestminster

    TfLが9月25日付で公表した計画運休で、10月3日(土)と4日(日)の日中、ジュビリー線のグリーン・パーク〜カナリー・ワーフ間が止まる。土曜深夜のナイト・チューブはグリーン・パーク〜ストラトフォード間、前夜2日(金)のナイト・チューブはフィンチリー・ロード〜ストラトフォード間で走らない。

    止まる区間には、ウェストミンスター、ウォータールー、サザーク、ロンドン・ブリッジといった観光の要になる駅が並ぶ。ほかの路線で動けば支障はない。

    • ウェストミンスター(ビッグ・ベン、国会議事堂) — ディストリクト線とサークル線が停まる
    • ウォータールー(ロンドン・アイ、サウス・バンク) — ベーカールー線とノーザン線が使える
    • ロンドン・ブリッジ(バラ・マーケット、シャード) — ノーザン線が使える
    • サザーク(テート・モダン) — ウォータールー駅か、ディストリクト線・サークル線のブラックフライアーズ駅から歩いて10分ほど
    • カナリー・ワーフ — エリザベス線かDLRで行ける
    • ノース・グリニッジ(O2)、ストラトフォード — カナリー・ワーフより東は動いている

    4日(日)のジャパン祭りの会場トラファルガー広場へは、ノーザン線とベーカールー線のCharing Cross駅が最寄りで、この運休の影響を受けない。

    工事の範囲は直前に変わることがあるので、出発前にTfLの運行状況を見ておくと確実。

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    公式サイト出典: Transport for London

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