グリニッジ天文台が11月1日(日)を最後に改修で閉館 — 本初子午線に立てるのは年内これが最後、中庭の再開は2027年夏
10月26日〜11月1日Royal Observatory GreenwichCutty Sark
大人£24、子ども£12(オンラインでの事前予約推奨)
経度0度の本初子午線が通るグリニッジの王立天文台が、11月2日から大規模な改修工事に入り、敷地全体が閉まる。公開は11月1日(日)が最後になる。子午線をまたいで写真を撮れる中庭(メリディアン・コートヤード)が再び開くのは2027年夏の予定で、チケットは2027年1月に発売される。工事全体が終わるのは2028年春の見込みだ。
改修は「ファースト・ライト」と名付けられた計画で、新しい入口の建物、展示室の一新、エレベーター塔の新設などを含む。エレベーターができると、玉ねぎ形のドームの下にある大赤道儀望遠鏡まで、車いすでも初めて上がれるようになる。
閉館前の最後の週はハーフタームの休みと重なり、天文の講演や実演、ハロウィーンの特別ツアーなど「見納め」の企画が組まれている。家族連れで混むので、公式サイトで日時指定のチケットを先に取っておきたい。当日券は残っていれば買える、という扱いだ。混雑を避けるなら開館直後を狙うとよい。
子午線のほかに、クリストファー・レンが設計した八角形の部屋「オクタゴン・ルーム」と、経度の測定を可能にしたジョン・ハリソンの航海用時計も見ておきたい。閉館中は、丘の下の国立海事博物館(入場無料)が天文の展示と催しを引き継ぎ、体験型の新しいギャラリー『Astronomers Take Over』を開いている。
開館は10〜17時(最終入場16時)。最寄りはDLRのカティ・サーク駅かグリニッジ駅で、グリニッジ・パークの坂を上って15分ほど。