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    This Week in London

    2026 · W42

    今週のロンドン10月12日(月)〜10月18日(日)

    今週の号

    ヘイワード・ギャラリーのアニッシュ・カプーア展が10月18日で閉幕。同じ週にリージェンツ・パークでフリーズが開き、テート・モダンの写真展と自然史博物館の野生生物写真展も始まる。

    美術が一度に動く週。カプーアがヘイワード・ギャラリーの建物全体を使った個展が18日(日)で終わり、15日からはリージェンツ・パークのフリーズを中心に、サマセット・ハウスとバタシーでもアートフェアが開かれる。14日にはテート・モダンで写真展『Light and Magic』が、16日には自然史博物館で『ワイルドライフ・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー』が開幕し、舞台ではキーラ・ナイトレイ主演の『善き人のためのソナタ』が幕を開ける。無料で楽しめるものも揃っていて、トラファルガー広場の教会を花で埋める3日間の祭典、スイス・コテージで1963年から続くドゥルガー・プージャ、18日で終わるV&Aイーストの展示とジャパン・ハウスの写真展『KYOTOGRAPHIE』はどれも入場無料。12日にはバラ・マーケットの向かいにディシュームの新店が開き、20日まで料理が半額になる。週末はピカデリー線のヒースロー方面が止まるので、空港へはエリザベス線で。

    2026年10月11日 調査毎週更新(翌週分を前の週にお届け)

    The Week at a Glance

    下段の数字は、その日に始まる・終わるものの件数。気温は最高気温、%は降水確率(出典 Open-Meteo)。予報は7日先までのため、会期の後半は出していない。

    Highlights

    今週の耳寄り情報

    この週だからこそ狙えるもの。

    12
    展覧会ExhibitionLead ・ 今週の一本今週で見納め

    ヘイワード・ギャラリーのアニッシュ・カプーア展が18日(日)で閉幕 — 建物をまるごと使った28年ぶりの個展

    6月16日〜10月18日Hayward Gallery, Southbank CentreWaterloo

    £22.50(Southbank Centreメンバー無料、Under-30s登録で半額)

    サウス・バンクのヘイワード・ギャラリーで6月から続いてきたアニッシュ・カプーアの個展が、10月18日(日)で終わる。展示室だけでなく屋外のテラスまで、建物全体を作品で埋めた展覧会だ。カプーアがここで展覧会を開くのは、英国の公立美術館で初めての大規模な回顧展となった1998年以来、28年ぶりになる。20年にわたってヘイワードを率いてきた館長ラルフ・ルゴフが手がける最後の展覧会でもある。

    見どころは、それぞれ展示室ひとつを丸ごと占める3つの巨大な作品。

    • 最初の展示室 — 高さ6メートルの空間を内側から押し広げるように膨らんだPVCの膜。新作で、部屋に入った途端に自分の体の大きさの感覚が狂う
    • 上階の展示室 — 一面に広がる赤い地形の上に、黒い山のような入口が覆いかぶさる新作
    • 『Mount Moriah at the Gate of the Ghetto』(2022年) — 天井から垂れ下がり、床のタイルの数センチ上で止まっている

    このほか、奥行きがあるのか無いのか分からなくなる「ヴォイド」の作品群、光をほぼすべて吸い込む塗料ヴァンタブラックを塗った彫刻、テラスに置かれた鏡面ステンレスの大作が並ぶ。正面から見ると立体が平面にしか見えない、という体験は写真では伝わらないので、会場で確かめる価値がある。後半にはシリコンや樹脂で開かれた身体や内臓を思わせる近年の絵画と彫刻が続き、こちらはかなり生々しい。子ども連れなら心づもりをしておきたい。

    費用の話。一般£22.50で、割引料金もある。Southbank Centreのメンバーは無料、30歳未満向けの「Under-30s」に登録すると半額になる。開館は火〜金と日曜が10〜18時、土曜が10〜20時で、月曜は休み。

    閉幕前の最後の週末は混むので、時間指定のチケットを先に取り、平日の午前に行くのが確実。同じヘイワードで開かれている無料の展示『Musquiqui Chihying: A Life of Navigation』も同じ18日で終わる。

    公式サイト出典: Southbank Centre

    今週だけの催しEvent

    フリーズ・ロンドンとフリーズ・マスターズが15〜18日にリージェンツ・パークで — サマセット・ハウスとバタシーでもアートフェア

    10月14日〜10月18日The Regent's ParkRegent's Park

    有料(オンライン販売)。フリーズ・スカルプチャーは無料

    10月のこの週、ロンドンは1年でいちばん美術の街になる。リージェンツ・パークに大きなテントが2つ建ち、48の国と地域から約300の画廊が集まる。14日(水)は招待客だけのプレビューで、一般が入れるのは15日(木)の午後から18日(日)まで。

    2つのフェアは性格がまるで違う。

    • フリーズ・ロンドン — いま活動している作家の現代美術。ガゴシアン、ハウザー&ワース、ホワイト・キューブ、デイヴィッド・ズワーナーといった大手から、若い画廊の小さなブースまで並ぶ
    • フリーズ・マスターズ — 古代の遺物から古典絵画、20世紀の巨匠まで。今年は20世紀のクィアな表現に光を当てる企画「Queering Modernism」が新しく加わる

    買う予定がなくても、見て回るだけで十分に面白い。値札の付いた美術館だと思えばいい。チケットはオンラインでの販売で、学生券は2つのフェアの共通券として出ている。再入場はできないので、食事は会場の中で済ませるつもりで。

    入場料を払わずにフリーズの空気に触れるなら、公園南東のイングリッシュ・ガーデンに並ぶ野外彫刻展「フリーズ・スカルプチャー」がある。11月1日まで無料で、予約も要らない。

    同じ週、ほかに2つのフェアも開く。

    • 1-54 現代アフリカ美術フェア(15〜18日、サマセット・ハウス) — アフリカとそのディアスポラの作家に絞ったフェアで、ロンドンでは14回目。今年はアフリカのモダニズムの画家を取り上げる展示『West Wind』が加わり、中庭のファウンテン・コートには大型の作品が置かれる。一般£32、学生・60歳以上など£18、12歳以下は無料
    • アフォーダブル・アート・フェア(14〜18日、バタシー・パーク) — 名前のとおり手の届く価格の作品が中心で、100を超える画廊が出る。£500以下の作品を集めたコーナーもあり、初めて絵を買う人に向いている。土日の10〜12時は家族向けの時間帯、木金の17〜21時は大人向けの「Art After Dark」。スローン・スクエア駅から無料のシャトルバスが出る

    フリーズの最寄りはベーカールー線のRegent's Park駅か、Great Portland Street駅。

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    公式サイト出典: The Royal Parks

    展覧会Exhibition

    テート・モダンで写真展『Light and Magic』が14日開幕 — 写真が「芸術」を名乗り始めた時代の200点

    10月14日〜2月21日Tate ModernSouthwark

    £20(16〜25歳はTate Collectiveで£5、会員無料)

    写真は記録の道具か、それとも芸術か。1880年代から、この問いに「芸術だ」と答えようとした写真家たちがいた。ぼかしやにじみ、手の込んだ焼き付けで絵画のような一枚をつくる「ピクトリアリズム(絵画主義)」と呼ばれる動きで、テート・モダンの新しい特別展はこれを世界規模の運動として初めて本格的に取り上げる。

    並ぶのは、80人を超える写真家による200点以上の希少なヴィンテージ・プリント。ソウルからシドニー、ニューヨークからケープタウン、ブラジルからシンガポールまで各地の作品を集め、1960年代までの流れをたどる。香港の街を光と影で撮ったファン・ホー(何藩)、台湾の郎静山、スリランカのライオネル・ウェント、中国の駱伯年といった、欧米中心の写真史では脇に置かれがちだった名前が柱になっている。テートの所蔵品に加えて、これまで公開されたことのない作品も多い。

    スマートフォンのフィルターが生まれる100年以上前に、人々が「本物の写真とは何か」で言い争っていたことが分かる展覧会で、写真を撮る人ほど面白く見られるはず。

    費用の話。一般£20、割引£19。16〜25歳は無料で登録できる「Tate Collective」を使えば£5で入れる。会員は無料。チケットは事前購入制。金曜と土曜は21時まで開いているので、夕方から出かけて夜のテムズを眺めて帰る組み立てもできる。会場はナタリー・ベル・ビルの3階。

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    公式サイト出典: Tate

    展覧会Exhibition

    自然史博物館で『ワイルドライフ・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー』が16日開幕 — 6万5000点から選ばれた100枚

    10月16日〜7月11日Natural History MuseumSouth Kensington

    大人£17〜21(日時で変動)、4〜17歳£8.50〜10.50、会員無料

    自然史博物館が主催する野生生物写真のコンテスト「ワイルドライフ・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」は、この分野で世界の頂点とされる賞で、今年で62回目になる。10月13日(火)に館内で授賞式があり、自然番組でおなじみのクリス・パッカムとミーガン・マクビンの司会で、大賞と若手部門の大賞が発表される。その3日後、16日(金)から受賞作100点の展示が始まる。

    今年の応募は過去最多の6万5000点を超えた。撮影者の名前を伏せた匿名の審査で、創造性、独自性、技術、そして一枚が語る物語の力で選ばれる。極地の氷原から熱帯雨林、大海原、砂漠まで被写体の幅が広く、1枚ずつ立ち止まって見ることになる。

    展示は来年7月11日まで続くので急ぐ必要はないが、大賞作が発表されて話題になる開幕直後の週末は混みやすい。平日の開館直後が狙い目。

    費用の話。大人は日時によって£17〜21、4〜17歳は£8.50〜10.50で、学生などの割引もある。会員は無料。事前予約が強く勧められていて、払い戻しや日付の変更はできないので、日にちを決めてから買いたい。博物館そのものは入場無料なので、展示を見たあとは恐竜の展示室やヒンツェ・ホールのシロナガスクジラの骨格に回るとよい。

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    公式サイト出典: Natural History Museum

    展覧会Exhibition無料今週で見納め

    ジャパン・ハウスの写真展『KYOTOGRAPHIE』が18日(日)で閉幕 — 川田喜久治と岩根愛の初の二人展、入場無料

    6月3日〜10月18日Japan House LondonHigh Street Kensington

    無料(時間指定の無料予約で確実に入場)

    ケンジントン・ハイ・ストリートのジャパン・ハウス・ロンドンで6月から開かれている写真展『Kyotographie: Kawada Kikuji x Iwane Ai』が、10月18日(日)で終わる。京都で毎春開かれる国際写真祭KYOTOGRAPHIEと組んだ、ジャパン・ハウス初の写真展で、ガーディアン紙は五つ星を付けた。入場は無料。

    川田喜久治は93歳。戦後日本の傷跡を見つめた1965年の写真集『地図』と、天体の現象を追った「ラスト・コスモロジー」のシリーズに加え、本人がいまもSNSに投稿し続けている新作が並ぶ。岩根愛はこれがイギリスで初の大規模な展示で、ハワイの日系移民の暮らしをたどった『KIPUKA』と、コロナ禍の東北で夜桜とその下に立つ郷土芸能の踊り手たちを撮った『A NEW RIVER』を出す。二人がそろって展示されるのはこれが初めて。作品は大判のプリントと、部屋いっぱいに映し出す投影で見せる。

    日本の写真家の仕事を、ロンドンの観客と一緒に見られる機会はそう多くない。展示室は照明を落としていて、動きの速いスライドの投影もある。作家や関係者の話を聞ける音声ガイドが、無料アプリのBloomberg Connectsで公開されている。

    公式サイトで時間指定の無料チケットを取っておくと、混んでいても確実に入れる。滞在の目安は40分ほど。開館は月〜土曜が10〜20時、日曜は12〜18時。1階には日本の工芸品を扱うショップもある。最寄りはハイ・ストリート・ケンジントン駅。

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    公式サイト出典: Japan House London

    展覧会Exhibition無料今週で見納め

    V&Aイーストの無料展示シーズン『New Work』が18日で終了 — エス・デヴリンの新作や、遊べるゲーム作品も

    4月18日〜10月18日V&A East Museum / V&A East StorehouseStratford

    無料

    オリンピック・パークにあるV&Aの2つの施設、2025年に開いた収蔵庫公開施設「V&Aイースト・ストアハウス」と、今年4月に開館した「V&Aイースト・ミュージアム」。この2館で、作家たちが「イースト・ロンドンをつくる」をテーマに新作を発表してきたシーズン『New Work: Making East London』が、10月18日(日)で終わる。展示はすべて入場無料。

    ストアハウスでは3つの新作が見られる。

    • エス・デヴリン『The Everythingists』 — バレエ・リュスの『火の鳥』のためにナタリア・ゴンチャロワが1926年に描いた背景幕に応えた作品。イースト・ロンドンのダンサーの動きを影絵のように描き、巨大化したiPhoneの箱のあいだに吊るす
    • ローレンス・レック『Guanyin II: The Caretaker』 — 来場者が遊べるビデオゲーム。観音の名をもつケア・ロボットになって、ストアハウスの保存修復室を再現した空間を歩き、オリンピック・パークの展望塔アルセロール・ミッタル・オービットの模型のかけらを探す。普段は職員しか入れない場所に入り込める
    • シャヘド・サリーム『I Was Born Here』 — 15世紀スペインの「トリホスの天井」の下に掛けられた3枚のタペストリー。ニューアムの市場の賑わいと、移民を締め出す言葉の歴史を並べてみせる

    ミュージアムのほうでは、キャリー・メイ・ウィームズの映像作品『The Long Goodbye』や、タニア・ブルゲラ、レネ・マティッチらの作品に加え、3階の写真展『Dispersal』も同じ18日まで開かれている。2012年の五輪開発のために、ストラトフォードからハックニー・ウィックにかけてのリー・ヴァレーでは284の工場や商店が立ち退いた。写真家のマリオン・デイヴィスとデブラ・ラップが2005〜07年にそのうち80軒を記録した写真で、ベルト工場、亜鉛めっき工場、鮭の燻製所が並ぶ。窓の外には、まさにその土地に造られた公園が広がっている。

    建物は2館とも毎日10〜18時で、木曜と土曜は22時まで開いている。ただし各展示は17時30分〜17時45分に閉まるので、早めの時間に回りたい。ミュージアムはStratford駅、ストアハウスはHackney Wick駅が近く、公園の中を歩いて行き来できる。

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    公式サイト出典: V&A

    今週だけの催しEvent無料

    トラファルガー広場の教会が花で埋まる3日間 — セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ300周年の花の祭典、入場無料

    10月15日〜10月17日St Martin-in-the-FieldsCharing Cross

    無料(寄付歓迎)。フラワーアレンジメント実演は有料

    ナショナル・ギャラリーの隣、トラファルガー広場に面して建つセント・マーティン・イン・ザ・フィールズは、建築家ジェイムズ・ギブズの設計で1726年に完成した。神殿のような列柱の上に尖塔を載せた姿は、のちにアメリカ各地の教会の手本にもなった。その完成から300年を記念して、10月15日(木)から17日(土)までの3日間、ジョージ王朝様式の堂内を花で埋める祭典「Flowers-in-the-Fields」が開かれる。

    全体の演出を率いるのは、フラワーデザインの指導者で著書も多いジュディス・ブラックロック。英国内外のデザイナーが堂内のあちこちに大きな作品を置き、教会の地域活動を花で伝える展示も加わる。ふだんの礼拝堂とはまるで違う姿になる。各日10時から見られて、入場は無料。寄付が強く勧められているので、気持ちを箱に入れていきたい。

    自分でも生けてみたい人向けに、300年前からある2階のギャラリー席で、フラワーアレンジメントの実演が3日間で11回開かれる(有料・要予約)。

    この教会は地下のカフェ「Café in the Crypt」でも知られていて、床に墓石が並ぶ地下聖堂で食事ができる。すぐ隣のナショナル・ギャラリーでは10月3日からルノワール展が開かれているので、花を見てから絵を見に行く半日の組み立てにちょうどいい。

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    公式サイト出典: St Martin-in-the-Fields

    今週だけの催しEvent無料

    英国最古のドゥルガー・プージャが16日からスイス・コテージで — ベンガルの秋祭り、入場無料

    10月16日〜10月20日Swiss Cottage LibrarySwiss Cottage

    入場無料(18日のオペラは座席予約制)

    ドゥルガー・プージャは、インド東部ベンガル地方で一年でいちばん大きな祭りだ。10本の腕に武器を携え、獅子に乗った女神ドゥルガーが水牛の魔神を倒す像を祀り、5日間にわたって祈りと音楽と食事が続く。本場コルカタでは、街じゅうが仮設の祭壇で埋まる。

    ロンドンでは、カムデン区のスイス・コテージ図書館で開かれる「カムデン・プージャ」が1963年から続いている。主催者によれば、英国でもヨーロッパでも初めて開かれたドゥルガー・プージャだという。今年は10月16日(金)から20日(火)まで。入場料は無く、ベンガル系の家族に混じって見学できる。

    毎日ほぼ同じ流れで、13時30分と19時に「プシュパンジャリ」(花を捧げる祈り)と「アラティ」(灯明をかざす礼拝)がある。ダークと呼ばれる大太鼓が鳴り、香の煙の中で女神像に灯りがかざされる場面は、一度見ておく価値がある。

    週末でいちばん濃いのは18日(日)のアシュタミ(8日目)。13時に少女を女神として祀る「クマリ・プージャ」、18時に8日目と9日目の境目に行う「サンディ・プージャ」があり、18時30分からはベンガルの作家バンキムチャンドラの小説を題材にしたオペラ『Debi Choudhurani』がロンドンで初めて上演される(座席は要予約)。最終日の20日(火)15時には、既婚の女性たちが互いの顔に朱を塗り合う「シンドゥール・コーラ」で祭りが締めくくられる。

    昨年は期間中の昼と夜に、「ボーグ」と呼ばれる供え物の料理が先着順で無料で振る舞われた。祈りの場なので、儀式の最中は写真を控えめにし、祭壇の前を横切らないようにしたい。

    会場はジュビリー線Swiss Cottage駅から徒歩2分。

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    公式サイト出典: London Durgotsav Committee

    新オープンOpening

    ディシュームの新店がバラ・マーケットの向かいに12日開店 — 20日(火)まで料理が半額、予約は満席でも飛び込み可

    10月12日〜10月20日Dishoom Borough(The Hop Exchange)London Bridge

    10/12〜20は料理が50%引き(予約は満席、飛び込み可)

    ロンドンで行列の絶えないボンベイ・カフェ風のインド料理店ディシュームが、10月12日(月)にバラ店を開く。場所はバラ・マーケットの向かい、1867年に建てられたホップ・エクスチェンジ(旧ホップ取引所)の建物。

    開店から10月20日(火)までは、スタッフの研修を兼ねた「ソフト・ローンチ」の期間で、料理が全品50%引きになる。この期間の予約はすでに埋まっているが、飛び込みの客は受け付けている。並ぶ覚悟は要るものの、予約なしで半額になるのは旅行者にとって好機だ。混雑を避けるなら、朝8時(土日は9時)の開店直後に朝食で入るのが狙い目。名物のベーコン・ナン・ロールは朝のメニューにある。

    この店だけの料理として、ケーララ風のペッパー・チキン(胡椒とカレーリーフのソースでじっくり焼いた鶏に、パラタと玉ねぎのサラダを添える)が加わる。定番の黒い豆をじっくり煮込んだブラック・ダールや、ガンパウダー・ポテトもある。

    営業は月〜木曜が8〜23時、金曜は8〜24時、土曜は9〜24時、日曜は9〜23時。最寄りはロンドン・ブリッジ駅で、バラ・マーケットと続けて回れる。

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    公式サイト出典: Dishoom

    今週だけの催しEvent

    『善き人のためのソナタ』が14日からアデルフィ劇場で — キーラ・ナイトレイ主演の舞台版

    10月14日〜1月9日Adelphi TheatreCharing Cross

    2007年にアカデミー外国語映画賞を受けたドイツ映画『善き人のためのソナタ(The Lives of Others)』が、ロンドンの舞台になる。10月14日(水)からストランド沿いのアデルフィ劇場で上演が始まり、来年1月9日までの期間限定。

    舞台は1984年の東ベルリン。国家保安省(シュタージ)の将校ヴィースラーが、劇作家ドライマンとその恋人で女優のクリスタ=マリアを盗聴するうちに、監視する側の心が揺らいでいく。芸術と検閲、国家による監視を正面から扱う物語だ。

    脚色と演出はロバート・アイク。アルメイダ劇場の『オレステイア』でオリヴィエ賞を受け、古典を現代の手ざわりで組み直すことで知られる、いまの英国を代表する演出家のひとりだ。クリスタ=マリアをキーラ・ナイトレイ、ドライマンをドラマ『ブリジャートン家』のルーク・トンプソン、ヴィースラーを『ゲーム・オブ・スローンズ』のスティーヴン・ディレインが演じる。上演時間は休憩15分を含めて約2時間。

    この顔ぶれなので、席は年末に向けて埋まっていく。観るなら早めに押さえたい。英語の台詞劇なので、映画を先に観ておくと筋を追いやすい。

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    公式サイト出典: The Lives of Others(公式)

    今週だけの催しEvent

    キュー・ガーデンの夜の庭が16日からハロウィーン仕様に — 1.5kmの光のトレイル、今年はドラキュラの隠れ家も

    10月16日〜11月1日Royal Botanic Gardens, KewKew Gardens

    時間指定制(当夜いつでも入れる大人券は£42)

    世界遺産の植物園キュー・ガーデンが、閉園後の夜にハロウィーンの光のトレイルに変わる。10月16日(金)から11月1日(日)まで。暗くなった園内の約1.5kmの道を、照明と音と仕掛けを見ながら歩く。途中の休憩を入れて1時間から1時間半ほど。

    今年の新作は、ドラキュラの隠れ家、呪われた墓、中世の地下牢、森の奥の儀式の場。最後は巨大なドクロ型のミラーボールの下で踊れる「モンスター・ディスコ」で締めくくられる。昼間に見慣れた庭が、夜の照明でまったく別の場所に見えるのもこの催しの面白さ。

    入場は時間指定制で、10月25日に時計が冬時間に戻るまでは18時から入れる。最終入場は20時30分。その夜のうちならいつでも入れる大人£42の券もある。チケットは5月から売り出されていて、週末の夜から埋まっていく。

    夜の園内は冷え込むので、上着を1枚多めに。ディストリクト線かオーバーグラウンドのミルドメイ線でKew Gardens駅へ。この週末の運休はディストリクト線でもイーリング方面の支線なので、キューへの行き帰りには影響しない。

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    公式サイト出典: Royal Botanic Gardens, Kew

    今週だけの催しEvent

    NFLロンドン戦の今年最後の試合が18日(日)にウェンブリーで — ジャガーズ対テキサンズ

    10月18日Wembley StadiumWembley Park

    今年ロンドンで開かれるNFLの公式戦3試合のうち、最後の1試合。10月18日(日)14時30分から、ウェンブリー・スタジアムでジャクソンビル・ジャガーズがヒューストン・テキサンズを迎える。ジャガーズは前の週の11日にもトッテナムでイーグルスと戦っていて、2週続けてロンドンで試合をする。2013年から毎年のようにロンドンで主催試合を開いてきた、NFLでいちばんロンドンに縁の深いチームだ。

    テキサンズにとっては3度目の海外での試合で、前回の2019年のウェンブリーでは同じジャガーズを26対3で破っている。同じ地区のライバル同士で、順位争いにも直結する一戦になる。

    アメリカンフットボールを観たことがなくても、全32チームのジャージが入り混じるスタンドと、9万人近い観客の歓声だけで、英国のサッカーとはまるで違う一日になる。チケットは公式の販売元のリセールで探すのが安全。

    試合後のWembley Park駅は、入場規制で長く待たされることが多い。帰りは少し歩いてWembley Central駅に出るか、チルターン鉄道のWembley Stadium駅からマリルボーンに戻る手もある。

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    公式サイト出典: Houston Texans

    Advisories

    今週の注意

    知らないと予定が崩れるもの。出発前に公式サイトで最新情報を確認してください。

    1
    運休・工事Disruption影響中

    17〜18日はピカデリー線のハマースミス〜ヒースロー間が運休 — 空港へはエリザベス線で

    迂回や時間調整で回避できる

    10月17日〜10月18日西ロンドン / ヒースロー空港Hammersmith

    TfLが9月25日付で公表した計画運休で、10月17日(土)と18日(日)の2日間、ピカデリー線のハマースミスから西側が止まる。ヒースロー空港方面とアクスブリッジ方面の両方で、金曜と土曜の深夜のナイト・チューブも運休する。

    旅行者に大きいのは空港へのアクセス。ピカデリー線はロンドン中心部から乗り換えなしでヒースローへ行ける唯一の地下鉄なので、この週末に到着・出発する人は経路を変える必要がある。

    • エリザベス線 — パディントン、ボンド・ストリート、トッテナム・コート・ロード、ファリンドン、リヴァプール・ストリートなどからヒースローへ直通する。ピカデリー線沿いのホテルからは、いったんこれらの駅に出て乗り換える
    • 18日(日)の注意 — エリザベス線もパディントン〜メイドンヘッド間が減便になり、ヒースロー第4ターミナルの本数も減る。アクトン・メイン・ライン、ハンウェル、ウェスト・イーリングの各駅には停まらない。時間には余裕を見ておきたい
    • ヒースロー・エクスプレス — パディントンから約15分。運賃は高いが速い。18日はエリザベス線の減便区間と同じ線路を走るので、出発前に運行を確かめたい
    • ハマースミスより東 — ピカデリー線のコックフォスターズ〜ハマースミス間は動く。ピカデリー・サーカス、コヴェント・ガーデン、サウス・ケンジントン、ナイツブリッジへの移動には影響しない

    同じ週末は、ディストリクト線のターナム・グリーン〜イーリング・ブロードウェイ間も止まる。キュー・ガーデンやリッチモンドへ向かう支線は動いている。

    工事の範囲は直前に変わることがあるので、出発前にTfLの運行状況を見ておくと確実。

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    公式サイト出典: Transport for London

    Also Running

    今週開催中の定番

    毎年の恒例行事や会期の長い展覧会など、この週に開催中のもの。

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    • 10/7〜10/18

      BFI London Film Festival(BFIロンドン映画祭)

      BFIサウスバンク、BFI IMAX、ロイヤル・フェスティバル・ホールほか

    • 10/14〜10/18

      Frieze London & Frieze Masters(フリーズ・ロンドン&フリーズ・マスターズ)

      リージェンツ・パーク(特設テント)

    Back Issues

    バックナンバー

    この号は2026年10月11日時点の調査です。出発前に各公式サイトで最新の状況を確認してください。

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