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ロンドンのトラブル対応ガイド
When Things Go Wrong in London: Theft, Loss and Reporting
起きてしまったあとに、何を、どの順番でやるかだけを書いています。予防の話はしません。 下から自分の状況に近いものを選んでください。
いま必要な番号は、この3つです
- ・999|身に危険がある、犯人がその場にいる、けがをした
- ・101|すでに終わったことの通報。盗難の届出はこちらです
- ・159|銀行を名乗る不審な連絡。いったん切って、この番号にかけ直します
詐欺の通報は 0300 123 2040(Report Fraud)。2025年12月4日に Action Fraud から名称が変わりましたが、番号は同じです。
英語に不安があれば、つながってから「I need a Japanese interpreter」と 伝えれば通訳が入ります。費用はかかりません。
声を出せない状況なら、携帯から 999 にかけ、自動音声のあとに 55 を押すと警察につながります。 押さないと通話は切られます(詳しい手順)。
何が起きましたか
一番近いものが1つ見つかれば、それがあなたの読むべきページです。
スマホや財布を盗まれた
→ まずカードを止める
非接触決済は暗証番号なしで連続して使われます。探すより先に止めてください。カード、スマホ、SIM の順に塞ぐのが最短です。
最初の30分の手順を見る →パスポートが見つからない
→ 帰国はできます
「帰国のための渡航書」という書類があります。ただし警察の届出が前提なので、大使館に直行すると出直しになります。順番が決まっています。
渡航書の取り方を見る →地下鉄やバスに置き忘れた
→ 窓口は警察ではありません
TfL の遺失物センターが扱います。保管は3ヶ月。ただしバスは最初の3日だけ、営業所に直接聞くほうが早いことがあります。
探し方の分岐を見る →つきまとわれている・嫌がらせが続いている
→ 専門の相談窓口があります
通報するか決める前の段階から相談できます(National Stalking Helpline・0808 802 0300・無料)。声を出せないまま 999 を呼ぶ方法もあります。
相談先と安全の確保を見る →詐欺に遭った・送金してしまった
→ 返金の対象になりえます
だまされて自分で振り込んだ場合でも、2024年10月7日から銀行に返金義務があります(上限£85,000)。「自分で振り込んだから無理」と諦めないでください。
返金の請求方法を見る →警察に届け出たい・受理番号が要る
→ crime reference number
警察の受理番号がないと、保険請求もパスポート再発給も進みません。999 と 101 の使い分けから説明します。
届出の手順を見る →保険で補償を受けたい
→ 順番を外さないこと
請求が通らない理由の多くは、補償の中身ではなく手続きの順番です。受理番号を待ってから保険会社に連絡すると、期限を過ぎることがあります。
請求の手順を見る →大使館に相談すべきか迷っている
→ できることの線を先に知る
パスポートの発給と領事面会はできます。弁護士費用の負担と裁判の通訳はできません。範囲を知っておくと、無駄足を踏まずに済みます。
できること・できないことを見る →どのトラブルでも、共通する順番があります
被害の種類が違っても、動き方の骨格は同じです。被害を止める → 記録を作る → 取り戻す。この順を外すと、あとの手続きが止まります。
| 段階 | やること | なぜ先にやるか |
|---|---|---|
| 1. 止める | カード・スマホ・SIM を止める | 非接触決済は暗証番号なしで連続して使われます。時間に比例して被害が増えます |
| 2. 記録する | 警察に届け出て受理番号を取る | 保険請求もパスポート再発給も、この番号がないと動きません |
| 3. 取り戻す | 保険請求・再発給・遺失物の照会 | 期限があります。保険は「◯日以内の通報」が条件のことが多い |
最も多い失敗が、2 を飛ばすことです。「届け出ても戻ってこない」と考えて省くと、数日後に保険会社と大使館の両方で止まります。crime reference number は物を取り戻すための番号ではなく、手続きを動かすための番号です。
もうひとつ多いのが、1 より先に探し始めること。気持ちはわかりますが、その15分がそのまま被害額になります。探すのは止めたあとで構いません。
トラブル対応ガイド一覧
現在8本。被害の種類ごとに、その場でやることから手続きの完了までを追えるようにしています。
盗まれた・失くした
被害に遭った
届出とお金の手続き
在英国日本国大使館
パスポートの紛失、事件・事故に巻き込まれたときの相談先です。 日本語で相談できます。窓口は平日のみで、土日と英国の祝日は閉まっています。
- 電話
- 020-7465-6565
- 住所
- 101-104 Piccadilly, London W1J 7JT
- 受付
- 平日 09:30〜16:30
よくある質問
あわせて読みたい
このセクションは「起きたあと」に絞っています。 予防の話や、体調を崩したときの医療の話は別のページにあります。
本サイトの情報は2026年8月時点のもので、手続きの流れを説明する情報提供です。法的な助言ではありません。 警察・大使館・保険会社・交通機関の運用や手数料は改定されることがあります (領事手数料は毎年4月1日に改定されます)。 実際に手続きをする前に、各機関の公式ページで最新の必要書類と金額をご確認ください。 身の安全に関わる状況では、まず999または警察に相談してください。