本文へスキップ

    This Week in London

    2026 · W41

    今週のロンドン10月5日(月)〜10月11日(日)

    先週の号

    第70回BFIロンドン映画祭が10月7日に開幕し、テムズ南岸が12日間映画一色になる。翌8日にはテート・ブリテンでエドワード・エニンフル監修の90年代展、バービカンで30年ぶりのロバート・ライマン展が同時に開幕。10日土曜はロイヤル・アルバート・ホールで『Sholay』を生オーケストラ付きで上映する。

    映画と美術が一度に動く週。10月7日にBFIロンドン映画祭が70回目の開幕を迎え、8日にはテート・ブリテンの90年代展とバービカンのロバート・ライマン展が同じ日に始まる。無料で入れるものも多く、大英博物館の夜間イベント、リージェンツ・パークの野外彫刻、ブリクストンのブラック・カルチャー・マーケットはいずれも入場無料。週末はディストリクト線とサークル線の西側・南側が止まるので、キューやウィンブルドンへ向かうなら鉄道に振り替えたい。

    2026年9月20日 調査毎週更新(翌週分を前の週にお届け)

    この号は先週の情報です

    運行状況や開催情報は変わっている可能性があります。最新号を確認してください。

    The Week at a Glance

    下段の数字は、その日に始まる・終わるものの件数。

    Highlights

    今週の耳寄り情報

    この週だからこそ狙えるもの。

    11
    今週だけの催しEventLead ・ 今週の一本

    第70回BFIロンドン映画祭が10月7日に開幕 — 12日間で251本、無料の催しもある

    10月7日〜10月18日BFIサウスバンク / BFI IMAX / ロイヤル・フェスティバル・ホールほかWaterloo

    £10〜(平日17時前の回は£13、16〜25歳は£6)

    BFIロンドン映画祭が10月7日から18日まで開かれる。今年は70回目の節目で、88の国と地域から251本が集まる。会場はテムズ南岸に集中していて、BFIサウスバンク、BFI IMAX、そしてロイヤル・フェスティバル・ホールが中心になる。

    開幕作はサイモン・ストーン監督の『Elsinore』。10月7日にロイヤル・フェスティバル・ホールでヨーロッパ初上映となる。スコットランドの俳優イアン・チャールソンの生涯を描いた作品で、アンドリュー・スコットとオリヴィア・コールマンが出演する。この日を皮切りに、フェスティバル・ホールでは連日レッドカーペットのプレミアが行われ、上映の前後に監督や出演者のQ&Aが付く回も多い。

    費用の話。チケットは£10から。月曜から金曜の17時前に始まる回は£13で、いちばん狙い目になる。16〜25歳なら「BFI 25 & Under」に無料登録するだけで、どの上映も£6で観られる。

    チケットを取らずに雰囲気だけ味わう手もある。BFIサウスバンクのフェスティバル・カフェでは、トークや討論、短編上映、DJナイトが無料で開かれていて、上映チケットを持っていなくても入れる。話題作が売り切れていても、この一帯は10月半ばまで映画祭の空気に包まれている。

    一般発売は9月17日に始まっているので、注目作から順に埋まりつつある。公式サイトで残席を確かめてから出かけたい。

    公式サイト出典: British Film Institute

    展覧会Exhibition

    テート・ブリテンの『The 90s: Art and Fashion』が10月8日開幕 — エドワード・エニンフルが編む90年代の英国

    10月8日〜2月14日Tate BritainPimlico

    £22(割引£20、16〜25歳は£5、会員無料)

    90年代の英国美術とファッションをまとめて振り返る大型展が、10月8日にテート・ブリテンで始まる。監修は英国版『VOGUE』の元編集長エドワード・エニンフル。美術館の学芸員ではなくファッションの側の人間が組み立てた展覧会という点が、そのまま展示の性格になっている。

    出品はおよそ70人、作品は100点を超える。デミアン・ハースト、サラ・ルーカス、インカ・ショニバレといったYBA(ヤング・ブリティッシュ・アーティスツ)の絵画や彫刻と、ヴィヴィアン・ウエストウッド、アレキサンダー・マックイーン、ジョン・ガリアーノの服が同じ空間に並ぶ。ユルゲン・テラー、デヴィッド・シムズ、コリーヌ・デイの写真、当時のファッションフィルムや音楽も入る。不況を抜けた英国が、ブリットポップとYBAとロンドン・コレクションで一気に浮かれていった時代を、作品の側から説明しようという展示になっている。

    チケットは£22、割引料金£20。16〜25歳は「Tate Collective」に登録すれば£5で入れる。会員は予約なしで無料。会期は2027年2月14日までと長いので、ゆっくり見たいなら開幕直後の週末は外したほうがよい。平日の午前中が最も空く。

    なお展示室には強い言葉や薬物への言及があり、暴力的な死の描写を含む部屋がひとつあると美術館が告知している。小さな子ども連れは前もって知っておきたい。

    続きを読む

    公式サイト出典: Tate

    今週だけの催しEvent

    『Sholay』がロイヤル・アルバート・ホールで10月10日 — 検閲前の結末を戻した4K版を生オーケストラ付きで

    10月10日Royal Albert HallSouth Kensington

    £30〜£85

    インド映画史に残る1975年の『Sholay(邦題:炎)』が、10月10日(土)18時30分からロイヤル・アルバート・ホールで上映される。ロイヤル・フィルハーモニック・コンサート・オーケストラがR・D・バーマンの音楽を生演奏で合わせる「Films in Concert」形式の世界初演で、指揮はメルヴィン・タイ。

    かかるのは『Sholay: The Final Cut』。1975年にインドの検閲当局が切らせた場面を戻した4K修復版で、長く封印されていた結末がそのまま観られる。ヒンディー語音声に英語字幕が付き、ホールの舞台に立てた大型スクリーンに投影される。

    インド映画に馴染みがなくても心配はいらない。『Sholay』は南アジア圏では『七人の侍』や西部劇に相当する位置にある娯楽大作で、音楽は初めて聴いても耳に残る。昨年の『RRR』上映では客席が総立ちになったと報じられていて、この日も客席の一体感そのものが見どころになる。

    チケットは£30から£85。ロイヤル・アルバート・ホールは円形で、安い席でもスクリーンはよく見える。開演前にホール内のバーやレストランが開くので、少し早めに着くと落ち着く。

    続きを読む

    公式サイト出典: Variety

    展覧会Exhibition

    バービカンの『Robert Ryman: The Real Thing』が10月8日開幕 — 木曜夜と金曜午前は「払える額で」入れる

    10月8日〜2月28日Barbican Art GalleryBarbican

    木曜17〜20時と金曜10〜12時はPay What You Can

    白い絵を60年近く描き続けたアメリカの画家ロバート・ライマンの回顧展が、10月8日にバービカン・アート・ギャラリーで始まる。英国でまとまった規模の展示が組まれるのは30年以上ぶりで、作品は60点を超える。

    「白い絵ばかり」と聞いて身構える必要はない。ライマンが見ていたのは色ではなく、絵具の厚み、筆の運び、支持体の質感、そして絵を壁に留める金具までを含めた「絵が物として存在する条件」のほうだった。同じ白でも、麻布に塗ったのか、アルミに塗ったのか、絵具を何で薄めたのかで、光の返り方がまるで違う。近寄るほど面白くなる種類の展示で、2層構造のバービカンのギャラリーはこの手の作品と相性がよい。

    費用を抑えたいなら時間を選ぶとよい。毎週木曜の17時から20時と、金曜の10時から12時は「Pay What You Can」で、自分で決めた額を払えば入れる。開幕日の10月8日はちょうど木曜なので、初日の夜がいきなりこの枠にあたる。

    会期は2027年2月28日まで。11月20日にはシンポジウム、会期を通して学芸員によるツアーやジャズの生演奏も組まれている。バービカン・センター自体がブルータリズム建築の代表作なので、館内を歩くだけでも時間を使える。

    続きを読む

    公式サイト出典: Barbican

    お得情報Offer無料

    大英博物館が10月9日の夜に無料の「Bayeux Late」 — タピスリーのチケットが完売でも参加できる

    10月9日The British MuseumTottenham Court Road

    無料(予約不要、ワークショップは先着順)

    9月10日に始まったバイユーのタピスリー展は、2026年12月31日までの分が完売している。次の放出(2027年1〜3月分)は10月21日。それまで打つ手が無いかというとそうでもなく、10月9日(金)の夕方に大英博物館が無料の催し「Bayeux Late」を開く。

    17時30分から20時30分まで、好きな時間に立ち寄れる。予約は不要で、各ワークショップは先着順。編み物やかぎ針編みの作品づくりを手伝ってもらえる場、中世風のかぶりものを作る場、そしてバイユーのタピスリーに着想した大きな布のコラージュに自分の刺繍を一針加えられる場が用意される。タピスリー公開に合わせた催しの第1回にあたる。

    ひとつ注意。この催しにタピスリー本体の観覧は含まれない。展示室に入るには別途チケットが必要で、そちらは前述のとおり完売している。それでも、1000年近く前の刺繍がどう作られたのかを自分の手を動かして知る機会で、入場は無料。金曜夜の大英博物館そのものが目的地になる。常設展示は誰でも無料で見られるので、ロゼッタ・ストーンやパルテノンの彫刻を見てからこちらに流れる組み立てがよい。

    続きを読む

    公式サイト出典: The British Museum

    今週だけの催しEvent

    The Other Art Fairが10月8〜11日にブリック・レーンで — 画廊を通さず135人の作家から直接買える

    10月8日〜10月11日The Old Truman BreweryShoreditch High Street

    £15〜(12歳未満は無料)

    オールド・トルーマン・ブリュワリーで、10月8日から11日までThe Other Art Fairが開かれる。135人を超える作家が自分のブースに立ち、画廊を挟まずに作品を売る。同じ10月にリージェンツ・パークで開かれるフリーズ・ロンドンのような一流画廊の祭典とは、客層も値段も別物だ。数十ポンドの版画から数千ポンドの油彩まで並ぶ。

    面白いのは、作った本人がそこにいること。この色にした理由も、制作にかかった時間も、直接聞ける。値段の相談に応じる作家もいる。買わずに話だけして帰る人も多いので、気負わずに入ってよい。会場にはインスタレーションやパフォーマンス、DJ、バーもあり、夕方以降は展示というよりパーティーに近い空気になる。

    チケットは£15から。12歳未満は無料。10月2日までに買うと週末券が割安になる。

    ブリック・レーン一帯はカレー屋とベーグル屋、古着屋が密集している。フェアを2時間ほど見てから、そのまま東ロンドンを歩いて夕食まで済ませるのがよい。日曜はブリック・レーン・マーケットとコロンビア・ロードの花市も立つので、日曜に合わせると一度に回れる。

    続きを読む

    公式サイト出典: The Other Art Fair

    今週だけの催しEvent無料

    ブラック・カルチャー・マーケットが10月10〜11日にブリクストンで — 入場無料、40超の黒人経営ブランドが集まる

    10月10日〜10月11日Lambeth Town Hall(Assembly Hall)Brixton

    無料(Eventbriteで要事前登録)

    10月はイギリスのブラック・ヒストリー・マンスで、2026年のテーマは「Honouring Our Communities」。その中心的な催しのひとつが、10月10日(土)と11日(日)にランベス・タウンホール(ブリクストン)で開かれるブラック・カルチャー・マーケット。両日とも12時から17時まで、入場は無料で、Eventbriteでの事前登録だけが必要になる。

    会場のアセンブリー・ホールに、40を超える黒人経営のブランドが並ぶ。服、コスメ、食品、雑貨と幅が広く、作り手本人が店番をしていることが多い。ライブ演奏も入る。観光客向けに作られた土産物とは違って、いまロンドンで実際に買われているものが見られる場だ。シアバターやヘアケア用品、西アフリカとカリブのスパイスや調味料は、日本では探しにくいものが多い。

    ブリクストンまで来たなら、屋根付きのブリクストン・ヴィレッジとマーケット・ロウも一緒に回りたい。カリブ料理やアフリカ料理、ポルトガル料理の小さな店が密集していて、同じ通りで昼食まで済ませられる。ヴィクトリア線でヴィクトリア駅から10分ほどと近い。

    続きを読む

    公式サイト出典: Black Culture Market

    今週だけの催しEvent

    英国最大の手芸の祭典Knit + Stitchが10月8〜11日にアレクサンドラ・パレスで

    10月8日〜10月11日Alexandra PalaceAlexandra Palace / Wood Green

    大人1日券£20.95〜

    糸と布の祭典が、北ロンドンのアレクサンドラ・パレスに戻ってくる。10月8日から11日までの4日間で、英国最大の繊維工芸の展示会になる。編み物、裁縫、刺繍、キルト、テキスタイル・アートが一堂に会する。

    規模は数字で見たほうが早い。専門の材料店が150以上出店し、ワークショップは数百に及ぶ。実演も常時行われているので、何も作らずに見て回るだけでも半日はもつ。日本では手に入りにくい英国産の毛糸、リバティのプリント地、アンティークのボタンといったものが、ここでは山積みになっている。キュレーションされたテキスタイル・アートのギャラリーも併設される。

    チケットは大人1日券£20.95から。半日券、午後入場券、団体券もある。会場が広いので、目当ての区画を決めてから入ったほうが疲れない。

    会場そのものも見る価値がある。アレクサンドラ・パレスは1873年に建った丘の上の巨大な建物で、テラスからロンドン中心部が一望できる。世界で初めて定期テレビ放送が行われた場所でもある。行き方は、ピカデリー線でWood Green駅からバスか徒歩、あるいはムーアゲート駅から鉄道でAlexandra Palace駅へ。中心部から30分ほどで着く。

    続きを読む

    公式サイト出典: Knit + Stitch

    展覧会Exhibition無料

    イングランド銀行博物館の『After the Fire』が10月5日開幕 — 入場無料、1700年前後のシティを再現

    10月5日〜11月27日Bank of England MuseumBank

    無料(平日のみ開館)

    ロンドン大火のあと、焼け落ちた街をどう建て直したのか。そしてその過程で、なぜ近代的な保険と中央銀行が同時に生まれたのか。それを扱う展示『After the Fire: Insurance, Finance and A Rebuilt City』が、10月5日にイングランド銀行博物館で始まる。保険博物館との共催で、会期は11月27日まで。入場は無料。

    1700年前後のシティを再現した体験型の展示になる。火災保険という仕組みが立ち上がり、世界規模の交易が広がり、中央銀行ができていく。いま世界の金融がロンドンを軸に回っている理由の出発点が、この数十年に詰まっている。金融の話と聞くと硬いが、出発点は「街が焼けた」という具体的な事件なので、歴史の展示として読める。

    注意点がひとつある。イングランド銀行博物館は平日のみの開館で、月曜から金曜の10時から17時(最終入場は16時30分)。土日は閉まっている。毎月第3木曜だけ20時まで延長する。週末しかシティに行けない旅行者は予定を組み替える必要がある。

    博物館は銀行の建物の中にあり、入口はスレッドニードル街ではなくバーソロミュー・レーン側にある。本物の金塊を持ち上げてみられる展示があることで知られていて、子ども連れにも向く。常設展示も無料。

    続きを読む

    公式サイト出典: Bank of England Museum

    展覧会Exhibition無料

    フリーズ・スカルプチャーが11月1日までリージェンツ・パークで — チケットも予約も要らない野外彫刻展

    9月16日〜11月1日The Regent's Park(English Gardens)Regent's Park

    無料(チケット・予約とも不要)

    リージェンツ・パークのイングリッシュ・ガーデン一帯に、11人の作家の大型彫刻が点在している。フリーズ・スカルプチャーの14回目で、9月16日に始まり11月1日まで続く。キュレーションはファトシュ・ウステキが4年目を担当する。

    この展示の良さは、条件が何も無いところにある。チケットは不要、予約も不要、滞在時間の制限も無く、経路は全区間が段差なし。公園の開園時間中ならいつ行ってもよい。ベビーカーでも車椅子でも通れるし、犬を連れていても構わない。美術館のように入館時刻を気にしなくていいので、他の予定の隙間に差し込める。

    10月に入ると木々が色づき始めるので、9月に見た人でも印象が変わる。朝の斜光の時間帯がとくに良い。そして10月14日からは同じリージェンツ・パークでフリーズ・ロンドン(有料の大型アートフェア)が始まり、周辺は一気に混雑する。静かに見たいなら、その前のこの週が狙い目になる。

    最寄りはリージェンツ・パーク駅かベイカー・ストリート駅。彫刻が置かれているのは公園の南東側のイングリッシュ・ガーデンなので、リージェンツ・パーク駅から入るほうが早い。

    続きを読む

    公式サイト出典: Frieze

    展覧会Exhibition無料

    ガゴシアンのマグリット展が無料で開催中 — 本人の作品約70点が画廊に並ぶ

    9月24日〜12月12日Gagosian, Grosvenor HillBond Street

    無料

    メイフェアのガゴシアン(グロヴナー・ヒル)で、『This Is Still Not a Pipe: The Afterlife of Magritte』が開かれている。9月24日から12月12日まで、入場は無料。

    画廊の企画展だが、内容は美術館級だ。ルネ・マグリット本人の絵画、紙作品、彫刻、写真、グワッシュが約70点集まり、そこにマグリットの発想を受け継いだ現代作家の作品が並ぶ。パイプの絵に「これはパイプではない」と書きつけたあの態度が、その後の美術に何を残したのかを辿る構成になっている。

    商業画廊なので入場料は取らないが、作品の質は有料の特別展と変わらない。ロンドンの画廊は基本的にどこも無料で入れて、予約も要らないという事実は、旅行者には意外と知られていない。グロヴナー・ヒルはボンド・ストリート駅から歩いて数分。周辺のメイフェアには同じように無料で入れる画廊が集まっているので、1日で何軒か回ると、ロンドンの美術の層の厚さが実感できる。

    10月14日からのフリーズ・ロンドンに合わせた会期なので、その週に入ると混み始める。今週はまだ落ち着いて見られる。

    続きを読む

    公式サイト出典: Gagosian

    Advisories

    今週の注意

    知らないと予定が崩れるもの。出発前に公式サイトで最新情報を確認してください。

    2
    運休・工事Disruption影響中

    10月10〜11日はディストリクト線とサークル線の西側・南側が運休 — キュー、ウィンブルドンへは鉄道で

    迂回や時間調整で回避できる

    10月10日〜10月11日西ロンドンEarl's Court

    週末の2日間、ロンドン西部の地下鉄がまとめて止まる。TfLが9月18日付で公表した計画運休で、土日とも終日。

    止まる区間はこの2つ。

    • ディストリクト線 — エッジウェア・ロードおよびタワー・ヒルから、イーリング・ブロードウェイ、ケンジントン(オリンピア)、リッチモンド、ウィンブルドン方面
    • サークル線 — エッジウェア・ロードからヴィクトリア経由でオルドゲートまで(南半分のほぼ全区間)

    旅行者に効くのは次のあたり。

    • サウス・ケンジントン(自然史博物館、V&A、科学博物館) — ピカデリー線は通常どおり動く。そちらを使えば支障はない
    • キュー・ガーデン — ディストリクト線が使えない。ウォータールー駅からサウス・ウェスタン鉄道でリッチモンドへ出るか、オーバーグラウンドのミルドメイ線でKew Gardens駅へ
    • ウィンブルドン — ウォータールー駅から鉄道で15分ほど。地下鉄より速いので、むしろこちらが本来の行き方
    • ウェストミンスター、エンバンクメント、ヴィクトリア — サークル線は止まるが、ジュビリー線・ベーカールー線・ヴィクトリア線は動いている。乗り換えが1回増えるつもりでいたい
    • タワー・ヒル(ロンドン塔) — ディストリクト線の東側、タワー・ヒルからアップミンスター方面は動く

    同じ週末、DLRのストラトフォード・インターナショナル〜ウーリッジ・アーセナル間も運休する。ウーリッジ方面の予定があればエリザベス線に振り替えるとよい。グリニッジはルイシャム方面の別系統なので影響を受けない。

    出かける前にTfLの運行状況を見ておくと確実。工事の範囲は直前に変わることがある。

    続きを読む

    公式サイト出典: Transport for London

    混雑・封鎖Crowds影響中

    10月11日(日)の午前は中心部の道路が閉まる — ロイヤル・パークス・ハーフマラソン

    迂回や時間調整で回避できる

    10月11日ハイド・パーク周辺Hyde Park Corner

    10月11日(日)の朝、ハイド・パークを発着するハーフマラソンが行われる。9時スタートで、最後のウェーブが出るのは9時30分から9時45分ごろ。コースはハイド・パーク、グリーン・パーク、セント・ジェームズ・パーク、ケンジントン・ガーデンズという4つの王立公園を抜け、バッキンガム宮殿、国会議事堂、ロイヤル・アルバート・ホールの前を通る。

    つまり、ロンドン観光の中心部をそのまま横切る形になる。日曜の午前中にこの一帯でタクシーやバスを使う予定があるなら、組み替えたほうがよい。地下鉄は通常どおり動くので、この日の午前は移動を地下鉄に寄せるのが確実。道路の再開は昼過ぎから順次になる。

    避けるだけが選択肢ではない。沿道での応援は自由で、ハイド・パークのゴール地点周辺は雰囲気がよい。10月のロンドンの公園は木々が色づき始めていて、走者を眺めながら歩くだけでも悪くない日曜になる。同じ日にブリクストンのブラック・カルチャー・マーケットが12時から開くので、午前は公園、午後は南へ、という動き方ができる。

    続きを読む

    公式サイト出典: The Royal Parks

    Also Running

    今週開催中の定番

    毎年の恒例行事や会期の長い展覧会など、この週に開催中のもの。

    1
    • 10/7〜10/18

      BFI London Film Festival(BFIロンドン映画祭)

      BFIサウスバンク、BFI IMAX、ロイヤル・フェスティバル・ホールほか

    Back Issues

    バックナンバー

    この号は2026年9月20日時点の調査です。現在の状況とは異なります。

    最新号を読む