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Film · 2003
ラブ・アクチュアリーのロケ地巡り
Love Actually — ノッティング・ヒル〜メイフェア〜サウスバンクで半日
『ラブ・アクチュアリー』(2003年、リチャード・カーティス脚本・監督)は、クリスマスまでの5週間のロンドンを舞台に、何組もの恋と家族の話が重なっていく群像劇です。撮影の多くは、ロンドンに実在する場所で行われました。
ここでは、いまも訪ねられる場所を、ノッティング・ヒル、メイフェア、オックスフォード・ストリート、サウスバンクの順に紹介します。冬に歩けば、映画と同じクリスマスの飾りの街で巡れます。灯りの点灯日と年末年始の営業はロンドンのクリスマス特集にまとめています。
セント・ルークス・ミューズは人が暮らす住宅街の路地です。外観の見学・撮影にとどめ、玄関先に長く立ち止まったり、住人に声をかけたりしないでください。
掲載スポット
- 1.セント・ルークス・ミューズ27番地(ジュリエットの家)
マークがスケッチブックの言葉で、ジュリエットに想いを伝える場面
- 2.グロヴナー礼拝堂(ピーターとジュリエットの結婚式)
結婚式の最中に、客席から『愛こそはすべて』の演奏が始まる場面
- 3.セルフリッジズ(ハリーがネックレスを買う百貨店)
ハリーがネックレスを買い、店員がいつまでも包装をやめない場面
- 4.ガブリエルズ・ワーフ前の川沿いのベンチ(ダニエルとサム)
ダニエルが、継子サムの悩みの正体が恋だと知る場面
- 5.オクソ・タワー・ワーフ(マークの部屋)
ジュリエットが結婚式のビデオを見に、マークの部屋を訪ねる場面
- 6.ヒースロー空港の到着ロビー(冒頭と結末)
到着ロビーで再会を喜ぶ人々を映す、冒頭と結末の場面
マークがスケッチブックの言葉で、ジュリエットに想いを伝える場面
1. セント・ルークス・ミューズ27番地(ジュリエットの家)
27 St Luke's Mews, Notting Hill
クリスマスの夜、マーク(アンドリュー・リンカーン)がキャロル隊を装ってジュリエット(キーラ・ナイトレイ)の家の戸口に立ち、スケッチブックの言葉を1枚ずつめくって想いを伝える、映画でいちばん知られた場面の撮影地です。
セント・ルークス・ミューズは、ノッティング・ヒルの北の端にある石畳の細い路地です。ミューズはもともと馬と馬車を置くための裏通りの厩舎で、いまは色とりどりに塗られた住宅が並びます。27番地は2019年の時点でも映画と同じピンク色で、写真を撮りに来る人が絶えないと報じられています。
- エリア
- ノッティング・ヒル
- 最寄り駅
- Westbourne Park 駅、Ladbroke Grove 駅(いずれも徒歩約10分)
- 見学の可否
- 実際に人が暮らす住宅街の路地です。家に入ることはできません。通りから外観を見て撮影するだけにしてください。
- ひとこと
- ポートベロー・ロードのマーケットはすぐ近くです。店がいちばん多く出る土曜に合わせると、市場とあわせて歩けます。
結婚式の最中に、客席から『愛こそはすべて』の演奏が始まる場面
2. グロヴナー礼拝堂(ピーターとジュリエットの結婚式)
Grosvenor Chapel, Mayfair
ピーター(キウェテル・イジョフォー)とジュリエットの結婚式の場面の撮影地です。式の途中で、客席に紛れていた歌い手と演奏者が次々に立ち上がり、ビートルズの『愛こそはすべて(All You Need Is Love)』を奏でます。
グロヴナー礼拝堂は、メイフェアのサウス・オードリー・ストリートに1730年代に建った英国国教会の礼拝堂です。白い外壁に小さな塔を載せたジョージ王朝様式の建物で、いまも礼拝が続く現役の教会です。
- エリア
- メイフェア
- 最寄り駅
- Bond Street 駅、Green Park 駅(いずれも徒歩約10分)
- 見学の可否
- ふだんは平日の8:00〜14:30に見学者に開いています(祝日や貸し切りの日を除く)。日曜11時の礼拝は聖歌隊つきで、礼拝として加われます。
- ひとこと
- 火曜の昼(13:10〜13:50)には、無料のオルガン演奏会が開かれることがあります。会場は近くのセント・ジョージ教会になる回もあります。
ハリーがネックレスを買い、店員がいつまでも包装をやめない場面
3. セルフリッジズ(ハリーがネックレスを買う百貨店)
Selfridges, Oxford Street
ハリー(アラン・リックマン)が部下への贈り物にネックレスを買い、店員(ローワン・アトキンソン)がリボンや飾りを足し続けて、なかなか包装を終えない場面の撮影地です。撮影のために、百貨店が店を開けて協力したと伝えられています。
1909年に開業した、オックスフォード・ストリートの大型百貨店です。冬はクリスマスのショーウィンドウが見どころで、店の前の通りの灯りとあわせて楽しめます。通りの点灯日と歩く順路はイルミネーションのページにあります。
- エリア
- オックスフォード・ストリート
- 最寄り駅
- Bond Street 駅、Marble Arch 駅(いずれも徒歩約5分)
- 見学の可否
- 百貨店として毎日営業しています。12月25日は休み(床面積の広い店は、法律でクリスマス当日に開けません)。
ダニエルが、継子サムの悩みの正体が恋だと知る場面
4. ガブリエルズ・ワーフ前の川沿いのベンチ(ダニエルとサム)
Queen's Walk by Gabriel's Wharf, South Bank
妻を亡くしたダニエル(リーアム・ニーソン)が、塞ぎ込む継子のサム(トーマス・ブロディ=サングスター)とテムズ川沿いのベンチに並んで座り、悩みの正体が初恋だと打ち明けられる場面の撮影地です。
ベンチがあるのは、サウスバンクの川沿いの遊歩道(クイーンズ・ウォーク)の、ガブリエルズ・ワーフの前です。ガブリエルズ・ワーフは小さな店と飲食店が集まる川沿いの一角で、対岸にはセント・ポール大聖堂のドームが見えます。
- エリア
- サウスバンク
- 最寄り駅
- Waterloo 駅、Southwark 駅(いずれも徒歩約10分)
- 見学の可否
- 公共の遊歩道で、いつでも歩けます。
- ひとこと
- サウスバンク・センターのウィンターマーケットから川沿いに歩いて10分ほどです。冬は、灯りの順路「テムズ川の南岸を歩く」の途中で寄れます。
ジュリエットが結婚式のビデオを見に、マークの部屋を訪ねる場面
5. オクソ・タワー・ワーフ(マークの部屋)
Oxo Tower Wharf, South Bank
ジュリエットが結婚式のビデオを見せてもらいにマークの部屋を訪ね、そこで初めて彼の気持ちに気づく場面で、マークが住む建物として使われました。気まずくなったマークは部屋を出て、建物の裏手から外へ出ていきます。
塔の窓が「OXO」の文字の形に並ぶこの建物は、もとは食品会社オクソの倉庫でした。いまは川沿いにデザインの店や工房が入り、上の階には住居と、最上階のレストランがあります。
- エリア
- サウスバンク
- 最寄り駅
- Southwark 駅、Blackfriars 駅(いずれも徒歩約10分)
- 見学の可否
- 川沿いの通路と1階の店は自由に歩けます。住居の階には入れません。
- ひとこと
- ガブリエルズ・ワーフのベンチから、川沿いを東へ歩いてすぐです。
到着ロビーで再会を喜ぶ人々を映す、冒頭と結末の場面
6. ヒースロー空港の到着ロビー(冒頭と結末)
Heathrow Airport, arrivals
映画は、ヒースロー空港の到着ロビーで抱き合って再会を喜ぶ人々の姿と、首相(ヒュー・グラント)のナレーションで始まり、同じ場所の光景で終わります。この冒頭と結末の場面は、ヒースロー空港で撮影されたとされています。
日本からの直行便も着く、ロンドンの空の玄関口です。到着した日に、出口の向こうで待つ人たちの姿を見れば、それが映画の冒頭と同じ光景です。
- エリア
- ヒースロー空港
- 最寄り駅
- 空港の各ターミナルの駅(エリザベス線、ピカデリー線、ヒースロー・エクスプレス)
- 見学の可否
- 到着ロビーの、到着客を出迎える側は誰でも入れる場所です。
- ひとこと
- 12月25日は、空港と中心部を結ぶ鉄道がすべて止まります。この日に着く便は、宿までの移動を先に手配してください。詳しくは[12月25日と年末年始のロンドン](/events/christmas/christmas-day)に。
ほかの作品のロケ地
- SHERLOCK(シャーロック)のロケ地 — ロンドン市内で完結・半日
- ブリジャートン家のロケ地 — グリニッジ + 市内 / 1日
- ダウントン・アビーのロケ地 — ロンドン発の日帰り + 市内
- パディントンのロケ地 — ノッティング・ヒル周辺で半日
- James Bond(007)シリーズのロケ地 — 市内に点在・移動を含め1日
- ハリー・ポッターのロケ地 — 市内 + スタジオツアー
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