ロンドン・ミュージアム

    London Museum

    ロンドン・ミュージアム

    常設展 無料
    目安 2.5時間

    画像: Jim Osley / CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons

    本日:休館

    Smithfield, London EC1A 9AG

    ローマの路面の高さまで降りた展示室の窓の向こうを、いまの通勤電車が走っていく。

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    About

    どんなところか

    2022年12月にロンドン・ウォールの旧館を閉じたロンドン博物館が、2026年11月28日、スミスフィールドの旧市場に移って開く。入館は無料。扱うのはひとつの街、ロンドンそのものである。収蔵は700万点で、単一の都市を対象にしたコレクションとしては世界最大とされる。

    建物は1883年に開いたヴィクトリア朝の青果市場、ジェネラル・マーケット。設計はタワーブリッジやレドンホール・マーケットと同じホレス・ジョーンズで、1990年代に市場が閉じてから長く使われずにいた。改装はスタントン・ウィリアムズとアシフ・カーンが担った。

    館は3つに分かれる。屋根で覆われた旧市場の通りにある入口の「Real Time」は、巨大なスクリーンでいまのロンドンを映す。中央の「Our Time」には大型の展示が13点置かれ、昼から夜まで催しが入る。そして地下の「Past Time」が常設展示で、床の高さはローマ時代の路面に揃えてある。ここには幅6メートルの窓があり、ガラスの向こうをテムズリンクの列車が走っていく。

    Must See

    これだけは見て帰りたい

    ロンドン・ミュージアムを短時間で回るなら、まずこの3つ。 展示室の番号は改装で変わることがあるので、当日は館内の案内で確認してください。

    1. 1

      地下の窓を走るテムズリンク

      Past Time(地下)

      常設展示室の壁に幅6メートルの窓が開いていて、すぐ向こうをテムズリンクの列車が走ります。走行中の鉄道を展示の一部にした博物館は、館によれば世界で初めてです。ローマ時代の路面の高さまで降りた部屋で、いまのロンドンの通勤電車を見ることになります。

    2. 2

      チープサイドの宝飾品

      Past Time(地下)

      1912年、シティのチープサイドで建物を壊していた作業員が地下から掘り当てた、500点近い16〜17世紀の宝飾品です。宝石商が隠したまま取りに戻らなかったと考えられています。ロンドン博物館の収蔵品のなかでも、とりわけ知られた一群です。

    3. 3

      街の記憶を背負った品々

      ロンドン市長が乗る黄金の馬車、チャールズ1世が処刑の日に身につけていたとされる肌着、エメリン・パンクハーストのハンガーストライキ章、アンナ・パヴロワの「瀕死の白鳥」の衣装。2017年にホワイトチャペルの下水道で見つかった脂の塊(ファットバーグ)の一片や、バンクシーの《ピラニア》、ザ・クラッシュのポール・シムノンが叩き壊したベースも並びます。

    Route

    着いてからの歩き方

    ロンドン・ミュージアムに着いたら、この順に見ていくと迷いません。 展示室の番号や配置は改装で変わることがあるので、当日は館内の案内で確認してください。

    1. 到着

      開館は2026年11月28日。時間は公式で確かめる

      開館は2026年11月28日です。この記事を書いた時点では、開館時間はまだ公表されていません。常設展示は無料ですが、開館直後は混雑が予想されるので、出かける前に公式サイトで時間と入場方法を確かめてください。

    2. 到着

      ファリンドン駅から歩いて数分

      最寄りはファリンドン駅で、エリザベス線、テムズリンク、地下鉄のメトロポリタン線・サークル線・ハマースミス&シティ線が使えます。駅から市場の建物までは歩いて数分です。入口は、屋根で覆われた旧市場の通りにある「Real Time」の区画です。

    3. 見どころ

      地下へ降りて、ローマの路面の高さへ

      常設展示「Past Time」は地下にあり、床の高さがローマ時代の路面に揃えてあります。降りていくこと自体が、2000年ぶんの地層を下ることになる作りです。時代順の展示と主題ごとの展示が組み合わされています。

    4. 見落としやすい

      窓の前で列車を一本待つ

      地下の展示室には幅6メートルの窓があり、そこをテムズリンクの列車が通ります。展示を見ながら通り過ぎてしまわず、窓の前で一本待ってみてください。この館にしかない眺めです。

    5. コツ

      金曜と土曜は夜の催しがある

      金曜と土曜の夜は、DJの入る催しが開館直後から毎週予定されています。昼に展示を見て、夜にもう一度寄るという使い方ができる博物館です。

    6. コツ

      ドックランズ博物館と取り違えない

      同じ館の別館、ドックランズ博物館(London Museum Docklands)はカナリー・ウォーフの近くにあり、移転後も残ります。検索すると両方が出てくるので、行き先を取り違えないようにしてください。

    Essentials

    基本情報

    大人料金
    無料
    子ども料金
    無料
    滞在時間の目安
    2.5時間
    最寄駅
    Farringdon(徒歩4分)
    Trivia

    知っていると見え方が変わる話

    なぜ引っ越したのか

    旧館は1976年からロンドン・ウォールにありましたが、環状交差点をまたぐ歩行者デッキの上に入口があり、地上からは見つけにくい建物でした。移転先のスミスフィールドはファリンドン駅の目の前で、エリザベス線、テムズリンク、地下鉄が交わる乗り換えの要所です。

    隣の家禽市場は2028年に開く

    隣接する1960年代の家禽市場(ポウルトリー・マーケット)も博物館の一部になる予定で、企画展の会場、学習センター、収蔵庫が入って2028年に開きます。2026年に開くのは計画の前半です。東のドックランズ博物館は別館としてそのまま残ります。

    Access

    場所

    Smithfield, London EC1A 9AG

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