ロンドLogoJUST RONDON - ロンドン観光・旅行・現地ガイド
    ロンドLogoLive.Love.London. - 最強ロンドンガイド
    • 旅行プランを作る
    • 今週のロンドン
    お問い合わせサイト概要利用規約プライバシーポリシーTop Pageへ

    ジャスト・ロンドンは、ロンドンの深層に迫る力量も器量もない中途半端な存在ですが、旅の判断をほんの少し整える一文が紛れていれば、それだけで存在理由になります。

    1. Home
    2. /観光
    3. /ポストマンズ・パーク
    おすすめ度2
    ポストマンズ・パーク|ロンドン観光スポット

    ポストマンズ・パークPostman's Park

    他人を助けて死んだ市井の人を、54枚の陶板が記録している

    無料
    歴史・文化シティ/タワー地区を歩く
    料金
    無料
    所要時間
    30分
    最寄駅
    St Paul's 徒歩3分
    開館時間
    8:00〜19:00頃(冬季は早く閉まる)

    料金・開館時間は変更されることがあります。訪問前に 公式サイト で最新情報をご確認ください。

    セント・ポール大聖堂の北にある小さな公園。名は、近くにあった郵便局の職員が昼休みに使ったことによる。園内の木造の回廊には、他人の命を救って死んだ普通の人々を記録した陶板が並ぶ。画家G・F・ワッツが1900年に開いた「英雄的自己犠牲の記念碑」で、現在54枚。1枚ずつ、誰が誰をどう助けて死んだかが数行で書かれている。入場無料。

    このページの内容

    • 13年間、誰も相手にしなかった提案
    • 1枚が、数行で一人の生涯を終わらせる
    • 豆知識

    着いてからの歩き方

    ポストマンズ・パークに着いたら、この順に見ていくと迷いません。

    1. 到着

      セント・ポールから3分。入口は分かりにくい

      セント・ポール大聖堂の北、キング・エドワード・ストリート沿いです。周囲はオフィス街で、公園というより建物の隙間に見えます。入場無料で、日中は開いています。

    2. 見どころ

      回廊は公園の西寄り。入って正面ではない

      木造の屋根がかかった回廊が目的地です。入口から正面ではなく、西側の壁沿いにあります。ここに54枚の陶板が掛かっていて、それぞれ他人を救って死んだ人の名前と職業と、何をしたかが数行で書かれています。

    3. 見どころ

      1枚ずつ読む。要点はそこにしかない

      装飾も比喩もなく、事実だけが並びます。溺れた者を助けて溺れた人、線路に降りた人、火の中に入った人。子どもを助けて死んだ大人と、弟や妹を助けて死んだ子どもが同じ壁にあります。全部読むのに30分ほどかかりますが、飛ばすとここへ来た意味がありません。

    4. 見落としやすい

      いちばん新しい1枚は2009年

      54枚のうち1枚だけ、他と時代が離れています。2007年にテムズミードの運河で少年を助けて死んだ印刷技術者の板で、78年ぶりに追加されました。並びの中で浮いて見えるので、探してみてください。

    5. コツ

      雨の日に効く。屋根の下で読める

      陶板は屋根の下にあるので、雨でも濡れずに読めます。回廊の前に座れる場所があります。シティを歩いていて天気が崩れたときの逃げ場としても使えます。

    6. コツ

      近くに3つ、まとめて回れる

      セント・ポール大聖堂まで徒歩3分、セント・バーソロミュー・ザ・グレートまで7分、2026年11月開館のロンドン・ミュージアム(スミスフィールド)も徒歩圏です。この一帯は半日でつながります。

    13年間、誰も相手にしなかった提案

    1887年、画家のジョージ・フレデリック・ワッツがタイムズ紙に投書した。ヴィクトリア女王の即位50年を記念するなら、王侯や軍人ではなく、他人を救って死んだ普通の人々を記録する記念碑を作るべきだ、という内容である。

    反応は無かった。13年待って何も起きなかったので、ワッツは自分の金で作ることにした。1900年、シティのこの小さな公園に木造の回廊が建ち、陶板が掛けられた。ダウルトン製の釉薬タイルで、のちにウィリアム・ド・モーガンの工房が引き継いでいる。

    ワッツは1904年に死んだ。事業は妻のメアリーが続けたが、彼女の死後は途絶える。当初は120枚を予定していたところ、現在あるのは54枚である。

    長い空白のあと、2009年に1枚だけ追加された。2007年、テムズミードの運河に落ちた少年を助けて死んだ印刷技術者リー・ピットの板である。78年ぶりの追加だった。

    1枚が、数行で一人の生涯を終わらせる

    陶板に書かれているのは、名前と、職業と、何をして死んだかである。それだけである。

    たとえば——「アリス・エアーズ、煉瓦工の助手の娘。バラのユニオン・ストリートの燃える家から3人の子どもを勇敢に救い出し、自らの若い命を代償とした。1885年4月24日」。

    この形式が効く。装飾も比喩も無く、事実だけが並んでいる。溺れた者を助けて溺れた者、線路に降りた者、火の中に入った者。子どもを助けて死んだ大人と、弟や妹を助けて死んだ子どもが同じ壁に並んでいる。読み進めるうちに、記念碑というより名簿を読んでいる感覚になってくる。

    この場所が広く知られるようになったのは2004年の映画「クローサー」による。冒頭で登場人物がこの回廊を訪れ、アリス・エアーズの名を自分の偽名として使う。公開後、訪問者が目に見えて増えた。

    公園そのものは小さい。かつてこの近くに郵便局の本部があり、その職員が昼休みに来ていたことから郵便屋の公園と呼ばれるようになった。いまも近隣の勤め人が弁当を食べている。

    豆知識

    • 入場無料。柵はあるが、日中は開いている
    • 回廊は公園の西寄りにある。入って正面ではないので、見落とさないこと
    • 陶板は屋根の下にあるので、雨の日でも読める
    • 全部読むと30分ほどかかる。回廊の前に座れる場所がある
    • セント・ポール大聖堂から徒歩3分。ロンドン・ミュージアム(スミスフィールド)とセント・バーソロミュー・ザ・グレートも徒歩圏

    場所とアクセス

    住所

    King Edward Street, London EC1A 7BT, UK

    Google マップで開く

    公式サイト

    ポストマンズ・パーク

    cityoflondon.gov.uk

    みんなの口コミ

    ポストマンズ・パークを訪れた感想や、これから行く人に役立つコツがあれば教えてください。

    残り2000文字

    投稿は誰でも読めます。個人情報は書かないでください。

    まだコメントはありません。最初の投稿をお待ちしています。

    ポストマンズ・パークの近くで一緒に回れるスポット

    徒歩圏内にある観光スポットです。同じ日にまとめて回ると効率よく歩けます。

    セント・ポール大聖堂|ロンドン観光スポット

    セント・ポール大聖堂

    約0.4km・所要 2時間

    セント・バーソロミュー・ザ・グレート|ロンドン観光スポット

    セント・バーソロミュー・ザ・グレート

    約0.2km・所要 30分〜45分

    ロンドン・ミュージアム(スミスフィールド)|ロンドン観光スポット

    ロンドン・ミュージアム(スミスフィールド)

    約0.4km・所要 2〜3時間

    チャーターハウス|ロンドン観光スポット

    チャーターハウス

    約0.4km・所要 30〜45分

    同じカテゴリーの観光スポット

    アビー・ロード(ビートルズで有名な横断歩道)|ロンドン観光スポット

    アビー・ロード(ビートルズで有名な横断歩道)

    バンケティング・ハウス|ロンドン観光スポット

    バンケティング・ハウス