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    ジャスト・ロンドンは、ロンドンの深層に迫る力量も器量もない中途半端な存在ですが、旅の判断をほんの少し整える一文が紛れていれば、それだけで存在理由になります。

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    おすすめ度3
    チャーターハウス|ロンドン観光スポット

    チャーターハウスThe Charterhouse

    中世修道院から続く、ロンドン中心部の静かな隠れ宝石

    無料
    歴史・文化シティ/タワー地区を歩く
    料金
    無料
    所要時間
    30〜45分
    最寄駅
    Barbican駅 徒歩5分
    開館時間
    11:00〜17:20

    料金・開館時間は変更されることがあります。訪問前に 公式サイト で最新情報をご確認ください。

    チャーターハウスは、ロンドン中心部クラーケンウェルにひっそりと佇む、14世紀創設の歴史的複合施設です。1371年にカルトジオ会修道院として創建され、宗教改革後は貴族の邸宅、さらに17世紀には学校兼慈善施設(アルムズハウス)として再生されました。現在も高齢者の住居として使われ続ける一方、博物館と礼拝堂は無料公開され、ツアーでは王室との関わりやチューダー時代の建築美を間近に体験できます。喧騒から離れた、知る人ぞ知るロンドンの歴史スポットです。

    このページの内容

    • ペストの集団墓地の上に建てられた修道院
    • 地下の墓は2013年に掘り当てられている
    • 豆知識

    着いてからの歩き方

    チャーターハウスに着いたら、この順に見ていくと迷いません。

    1. コツ

      火〜土。1日2回のツアー

      10:30〜16:30の開館で、ガイドツアーは11:00と14:15の2回。博物館部分だけなら自由に見られます。中心部から少し外れたスミスフィールド近くにあり、観光客が少ないぶん落ち着いて回れます。

    2. 見どころ

      住人が案内するツアー

      ここは現役の養老院で、「ブラザーズ」と呼ばれる高齢の入居者が実際に暮らしています。そして案内するのも彼ら自身です。学芸員の説明ではなく、いまここに住んでいる人が自分の家を案内する——他の史跡にはない体験です。

    3. 見どころ

      ペスト埋葬地から始まった

      この土地は1348年、黒死病の犠牲者を埋葬するために買われた墓地でした。2013年のクロスレール工事の発掘で25体の人骨が出土し、ペスト菌が検出されています。その後カルトゥジオ会の修道院、チューダー朝の大邸宅、学校、養老院と用途を変えながら、同じ場所が670年以上使われ続けています。

    4. 見どころ

      修道院の解散の跡

      1535年5月4日、修道院長ジョン・ホートンはタイバーンで絞首・内臓抉り・四つ裂きの刑に処されました。ヘンリー8世を教会の首長と認める宣誓を拒んだためで、宗教改革における最初の殉教者とされます。遺体は分割され、市内各所に見せしめとして晒されました。1970年に列聖されています。建物にはこの時代の石組みが残っていて、宗教改革が具体的に何をしたのかを見られる場所です。

    5. コツ

      無料で入れる部分がある

      博物館の展示とチャペル、中庭は無料で見られます。有料なのはガイドツアーだけ。時間が半端に空いたときに立ち寄って、展示だけ見て帰るという使い方もできます。

    ペストの集団墓地の上に建てられた修道院

    1348年、黒死病がロンドンに達した。市壁の外側のこの土地を借り上げ、埋葬地として開いたのはエドワード3世に仕えた騎士ウォルター・マニーである。市内の墓地では死者を処理しきれなくなっていた。埋葬数は資料によって幅があり、1万人とも2万人とも言われる。

    1370年ごろ、マニーはその墓地の隣に修道院を建てる資金を出した。カルトゥジオ会(Carthusian)の修道院で、英語ではチャーターハウスと呼ばれる。この会派は共同生活をせず、修道士がそれぞれ独居房にこもって沈黙のうちに過ごす。墓地の隣という立地は偶然ではなく、死者のために祈り続ける施設としてここが選ばれた。

    つまりこの場所は、疫病で死んだ人々を埋めた土地の上に、その魂のために祈る施設が乗り、さらにその上に現在の建物が建っている。

    地下の墓は2013年に掘り当てられている

    チャーターハウス・スクエアの地下に本当に集団墓地があるのかは、長く記録の上の話だった。これが物証として出たのは2013年、クロスレール(エリザベス線)の工事に伴う発掘である。

    25体の人骨が見つかり、歯に残ったペスト菌(Yersinia pestis)のDNAが検出された。考古学的にこの菌が特定された例は当時2例目だった。放射性炭素年代測定では埋葬が2つの時期に分かれており、1348〜50年の最初の流行と、1430年代ごろのものが混ざっていた。最初の大流行だけで使われた墓地ではなく、その後も使われ続けたことになる。

    地中探査では、埋葬が広場全体に広がっている可能性と、中央に礼拝堂とみられる建物の基礎があることが示されている。

    豆知識

    • ヘンリー8世の修道院解散に対し、1535年に院長らが国王至上法への宣誓を拒んだ。1540年までに18人のカルトゥジオ会士が投獄・拷問・処刑されている。院長はタイバーンで処刑された
    • 1611年、実業家トマス・サットンがこの敷地を購入し、40人の貧しい少年のための学校と、80人の「貧しい紳士」のための施療院を設けた
    • 施療院は現在も機能しており、住人はブラザーズ(Brothers)と呼ばれる。かつては男性のみだったが、現在はそうではない
    • 学校のほうは19世紀にサリー州へ移転し、パブリックスクールのチャーターハウス校として続いている

    場所とアクセス

    住所

    Charterhouse Square, London EC1M 6AN, UK

    Google マップで開く

    公式サイト

    チャーターハウス

    thecharterhouse.org

    みんなの口コミ

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