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    ロンドンの飲食店 実態調査

    サービスチャージは、本当にスタッフに渡っているのか

    2024年10月から、チップとサービスチャージは全額が働いた人のものになりました。 では現場でそのとおりになっているのか。実際にロンドンの店で働いた人から匿名で集めた回答を、 店舗ごとに公開しています。

    2025年12月19日 〜 2026年9月22日に寄せられた71件・51店舗の回答にもとづく

    匿名アンケート・所要3分

    働いた店のことを、次の人のために教えてください

    このページの数字も声も、ロンドンの店で働いた人が送ってくれた回答でできています。 いまの職場でも、前に働いた店でも構いません。

    アンケートに答える
    • 聞くのは店のことだけ
    • 必須は3問だけ
    • 送るかは判定を見てから

    この調査でいちばん多い訴え

    サービスチャージを徴収している 39 店舗のうち

    15店舗(38%)

    で「まったく分配されていない」という回答が出ています

    2024年10月1日以降、チップとサービスチャージは全額が働いた人のものです。 雇用主が差し引けるのは税金と国民保険料だけで、それ以外の控除は違法です。 このほか 6 店舗で「時給に固定額で上乗せ」という回答があり、これは集めた総額が全額渡っているかどうかで結論が変わります。

    集まった回答

    71

    件(すべて匿名)

    対象店舗

    51

    店舗

    サービスチャージの時給換算(中央値)

    £1.60

    1件の回答から。£1.60〜£1.60

    1ヶ月の受取額(中央値)

    £150

    27件の回答から

    集めたサービスチャージは、どう配られているか

    徴収ありの回答 57件が対象

    • 全員に等分配

      5件・9%

    • 役職・時間に応じて傾斜配分

      22件・39%

    • 時給に固定額で上乗せ

      11件・19%

    • 分配されていない

      19件・33%

    色の意味適法とされる配り方総額しだいで結論が変わる違法の可能性が高い

    雇用主に義務づけられていることは、守られているか

    「わからない」と答えた回答は分母から除いています。

    書面のチップポリシーを見たことがない

    50%(1/2件)

    分配のルールを書面にし、働く人が読める状態にしておくことは2024年10月からの法定義務です。

    給与明細に別項目として載っていない

    50%(1/2件)

    別項目で出ていないと、いくら受け取ったのかを自分で確認できません。

    キッチンスタッフには分配されていない

    50%(1/2件)

    分配の対象はその職場で働く人であり、フロアに限られません。

    回答のお願い

    この調査は、働いた人の回答だけでできています

    上の集計も、このあとに並ぶ現場の声も、ロンドンの店で働いた人が匿名で送ったものです。 1件増えるたびに、次にその店の面接を受ける人が、働く前に知れることが増えます。

    回答が届いている店舗

    51/ 340店舗(15%)

    アンケートの店舗候補340店舗のうち、289店舗にはまだ1件も回答がありません。回答が1件だけの店舗も36店舗あり、2件目が届くと、1人の見え方なのか店の運用なのかが見えてきます。

    答え終わると、こう返ってきます

    確認が必要

    確認したほうがよい項目があります

    • 「時給に固定額で上乗せ」は、それだけでは判断できない
    • チップポリシーは「見せてください」と言える
    • 給与明細に別項目で出ていない

    次にやること

    1. チップポリシーの開示を求めるほか5件

    「時給に固定額で上乗せ」「チップポリシーはわからない」「給与明細に別項目なし」と答えた場合の、実際の判定です。

    • 聞くのは、店のことだけ

      あなた自身のことは聞きません。働いた店で何が起きていたかだけを教えてください。

    • 必須は3問だけ

      店名・働いていた時期・サービスチャージの有無。ほかは「わからない」や空欄のままで先へ進めます。

    • 送るかどうかは、判定を見てから

      最後のページで、法律に照らした判定と次にやることが出ます。送らずに閉じても構いません。

    • 辞めた店も、良い店も

      きちんと分配している店を知りたい人もいます。問題のなかった職場や、前に働いていた店の回答も同じだけ役に立ちます。

    これまでに届いた回答は71件。あなたの回答が72件目になります。

    アンケートに答える(3分)

    回答の状態が悪いものから並んでいます。バッジは、その店舗に寄せられた回答のうち最も深刻なものを示します。1件でも「分配されていない」という回答があれば、他に良い回答があっても赤く出ます。

    回答者が自分の言葉で書いた部分です。原文のまま掲載しています。

    まだ自由記述の回答がありません

    あなたの職場のことを書いてもらえると、次に面接を受ける人が読めます。

    数字を読む前に知っておくこと

    全額がスタッフのもの
    2024年10月1日以降、雇用主が差し引けるのは税金と国民保険料だけです。管理費や手数料の控除は違法です。
    分配ルールは書面で公開
    分配の責任者・方法・サービスチャージの扱いを書面にし、働く人が読める状態にしておく義務があります。
    記録は3年、閲覧できる
    雇用主には3年間の記録保存義務があり、従業員は過去3年分の支払い記録を閲覧する権利を持ちます。
    申立ての期限
    未払いチップは12か月以内、ポリシーや記録の不開示は6か月以内(2026年9月30日以前の不開示は3か月以内)。辞めたあとでも請求できます。

    サービスチャージ完全ガイドを読む →

    実例・裁判記録

    未払いで審判所に申立てた記録

    Acasでの相談からEmployment Tribunalの判決、強制執行まで。実際に認容された計算方法も公開しています。

    計算する

    自分の未払い額を計算する

    必要なのは売上記録・シフト表・給与明細の3つだけ。審判所で認容された計算式をそのまま公開。

    給与明細の見方

    最低賃金と給与明細のチェック方法

    サービスチャージは最低賃金に算入されません。違法な天引きの見分け方も解説。

    労働契約の基本

    雇用契約・就業規則で確認すべきこと

    written statementや試用期間、解雇・退職の通知期間について。

    このデータの限界

    • ・回答は自己申告で、裏付けを取っていません。同じ店でも人によって見え方は違います。
    • ・1店舗あたりの回答数は多くありません。件数を添えているので、そこを見て判断してください。
    • ・回答は寄せられた時点のもので、その後に運用が変わっている可能性があります。
    • ・記載内容に事実と異なる点がある場合は、店舗の方からのご連絡で確認・修正します。