- ホーム
- 観光
- 美術館ナビ
- ナショナル・ギャラリー
- コレクション
- グリュシーの井戸
The Well at Gruchy
グリュシーの井戸
ジャン=フランソワ・ミレー, 1854年
ナショナル・ギャラリー Room 1

作品の概要
この作品はジャン=フランソワ・ミレーによる油彩画で、1854年に故郷グリュシー村を訪れた際に制作されました。前年に母親を亡くしたミレーは、幼少期を過ごした村の家々や井戸を題材に多くの習作を描いています。
絵には、ノルマンディー地方の伝統的なコイフ(ヘッドドレス)をつけた若い女性が、銅製のミルク缶を二つ洗う姿が描かれています。このミルク缶は『乳しぼりの娘』でも登場するもので、ミレーは妹エメリの姿を思い出して描いたと考えられています。
この作品は、個人的な記憶と農村の日常生活を結びつけた、ミレーの繊細で詩的な表現が光る一作です。
ここがポイント
- ミレーの故郷グリュシー村を舞台にした個人的な題材
- ノルマンディーの伝統的なコイフ(ヘッドドレス)を着けた女性を描写
- 『乳しぼりの娘』と同じ銅製ミルク缶を登場させ、日常生活を丁寧に表現