「That's Life」「Come Fly With Me」。名曲でたどるシナトラの浮き沈み。
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- 劇場
- Aldwych Theatre(Covent Garden (Piccadilly) / Temple (District, Circle) 徒歩6分)
- 上演時間
- 2時間45分
- 年齢の目安
- 13歳以上が目安
- 英語
- 歌と台詞が半々
シナトラ・ザ・ミュージカル のあらすじと見どころ
物語の芯と見どころの紹介です。幕ごとのあらすじと結末は、 読みたい人だけが開ける形で下にまとめています。
1942年の大晦日。ニューヨークの劇場の前に、十代の少女たちが長い列を作っています。お目当ては、痩せた若い歌手、フランク・シナトラ。彼が歌い出すと、客席は悲鳴で埋め尽くされました。
ニュージャージーに妻と子を残し、シナトラはハリウッドのスターへと駆け上がっていきます。しかし成功の頂点で、彼は女優エヴァ・ガードナーと恋に落ちる。家庭を捨てるのかという世間の非難と、敵意をむき出しにする新聞。人気は目に見えて落ちていきます。
宣伝の文句は「伝説になりそこねかけた男」。描かれるのは、絶頂から転げ落ちたスターが、もう一度這い上がるまでの物語です。その道のりを、「That's Life」「Come Fly With Me」といった名曲が語っていきます。
主な登場人物
- フランク・シナトラ主人公
ニュージャージー出身の歌手。歌うことに関しては誰よりも自信家だが、愛する人をひとりに決められない。
- ナンシー・シナトラ最初の妻
若いころからシナトラを支えてきた妻。家庭を守ろうとするが、夫の心が離れていくのを感じている。
- エヴァ・ガードナー女優
ハリウッドのスター女優。シナトラと激しい恋に落ち、彼の人生を大きく揺さぶる。
- ドリー・シナトラ母
シナトラの母。息子の成功を誰よりも信じ、口うるさく見守る。
この作品の見どころ
裏話初演は、シナトラが歌った街バーミンガムだった
2023年9月にバーミンガム・レップ劇場で世界初演されました。この年は、シナトラが1953年の英国ツアーでバーミンガムを訪れてから70年にあたります。娘のティナ・シナトラら遺族が制作に加わった、シナトラ家公認の作品です。
裏話作り手はブロードウェイの名手たち
脚本は『メンフィス』でトニー賞を受けたジョー・ディピエトロ、演出と振付は『エニシング・ゴーズ』などで知られるキャスリーン・マーシャル。シナトラ役はジョエル・ハーパー=ジャクソン、エヴァ・ガードナー役はアナ・ヴィラファーニェ、母ドリー役はジェナ・ラッセルです。
スタンダードの名曲が20曲以上流れる
「That's Life」「Come Fly With Me」「The Best Is Yet to Come」「One for My Baby」など、シナトラが歌った名曲が20曲以上使われます。曲になじみのある人には、それだけで満足度の高い公演です。
人物の暗部には深く踏み込まない
英国の批評では、女性関係や裏社会とのつながりといったシナトラの影の部分が薄められ、人物像が穏やかすぎるという指摘も出ています(Time Out)。鋭い伝記劇を期待するより、名曲をたっぷり聴く舞台と考えて選ぶほうが、期待とずれにくいでしょう。
基本情報
観に行く前に
シナトラ・ザ・ミュージカル を観る日を決めるための情報です。2026年9月時点。演出の改訂で上演時間が変わることがあるため、当日の予定は 公式サイトの案内も確認したうえで組んでください。
- 上演時間
- 2時間45分
- 年齢の目安
- 13歳以上が目安劇場が案内する推奨年齢です。入場制限とは限りません。
- 英語のハードル
- 歌と台詞が半々歌と台詞が交互に来る一般的な構成です。要点は歌で繰り返されることが多く、台詞を取りこぼしても筋を見失いにくくなっています。歌はシナトラのスタンダード曲で、知っている曲なら歌詞を追いやすい一方、曲の合間の場面は台詞で進みます。1940〜50年代のアメリカ芸能界の人名がよく出てくるので、シナトラの経歴を軽く押さえておくと理解しやすくなります。
劇場情報
座席の選び方や最寄り駅はAldwych Theatreの劇場ガイドにまとめています。
