ジョンソン博士の家

    Dr Johnson's House

    ジョンソン博士の家

    £10〜
    目安 1時間

    画像: Jim Linwood / CC BY 2.0, via Wikimedia Commons

    本日:12:00–16:00

    17 Gough Square, London EC4A 3DE

    ロンドンに飽きた者は人生に飽きた者だ、と言った人の、ロンドンでただひとつ残った住まい。

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    About

    どんなところか

    フリート街から細い路地を抜けた先、ガフ・スクエアに建つ1700年ごろの家。サミュエル・ジョンソンが1748年から1759年まで暮らし、その屋根裏で『英語辞典』を編んだ。

    1755年に出たこの辞書は、4万を超える語を定義し、その語が実際にどう使われてきたかを、文学作品などからの引用で示した。英語の辞書として初めてのものではないが、以後150年ほど、英語の辞書といえばジョンソンのものを指した。定義には本人の癖が出ていて、「辞書編纂者」の項には「辞書を書く者。無害な苦役者」とある。

    ジョンソンはロンドンで何度も住まいを変えたが、残っているのはこの家だけである。その後は宿屋や印刷所、倉庫として使われて荒れ果て、1911年に新聞社主のセシル・ハームズワースが買い取って修復し、1914年に公開した。18世紀の羽目板の部屋と松材の階段、ジョンソンとその周りの人々の肖像が残る、小さく静かな家である。

    Must See

    これだけは見て帰りたい

    ジョンソン博士の家を短時間で回るなら、まずこの3つ。 展示室の番号は改装で変わることがあるので、当日は館内の案内で確認してください。

    1. 1

      辞書が編まれた屋根裏

      最上階

      ジョンソンは最上階の屋根裏を仕事場にし、助手たちと辞書を作りました。書物の中から使用例になる文に印を付け、それを書き写して語ごとに仕分けていくという、気の遠くなる作業です。契約から刊行まで9年。階段を上がりきったときの天井の低さと明るさに、その仕事の空気が残っています。

    2. 2

      羽目板の部屋と松材の階段

      家の中は18世紀の羽目板と松材の階段がよく残っています。家具は多くありませんが、ジョンソンと、彼を囲んだ人々の肖像が各部屋に掛かっています。1700年ごろのロンドンの中流の家の寸法を、そのまま体で測れる場所です。

    3. 3

      広場の猫ホッジの像

      ガフ・スクエア(屋外)

      家の前の広場に、ジョンソンが可愛がった猫ホッジの銅像があります。像はジョンソンの辞書の上に座り、足元には牡蠣の殻が置かれています。ジョンソンが自分でホッジのために牡蠣を買いに行っていたと、伝記作家ボズウェルが書き残しています。

    Route

    着いてからの歩き方

    ジョンソン博士の家に着いたら、この順に見ていくと迷いません。 展示室の番号や配置は改装で変わることがあるので、当日は館内の案内で確認してください。

    1. 到着

      路地の奥にある。月曜は休み

      フリート街から北へ入る細い路地を抜けた先の、小さな広場に面しています。開くのは火曜から土曜の10時から17時(最終入場16時半)、日曜は12時から16時(最終入場15時半)で、月曜は閉まります。

    2. コツ

      金曜の午後は半額

      金曜の14時から17時は、大人の入館料が£10から£5に下がります。音声ガイドは自分のスマートフォンで無料で聞けるので、イヤホンを持っていくとよいでしょう。

    3. 見どころ

      屋根裏まで上がる

      辞書が作られたのは最上階の屋根裏です。途中の部屋を見ながら、階段で最上階まで上がってください。エレベーターはなく、段差のない経路もありません。

    4. 見落としやすい

      猫のホッジに挨拶する

      入る前か出たあとに、広場の猫ホッジの像を見てください。辞書の上に座った姿で、足元の牡蠣の殻は、ジョンソンが自分で牡蠣を買ってきて与えていたという逸話から来ています。

    5. コツ

      フリート街の古いパブと組み合わせる

      すぐ近くのフリート街には、ジョンソンも通ったと伝わる17世紀のパブ「イェ・オールド・チェシャー・チーズ」があります。見学のあとに寄ると、この一帯が新聞と文筆の街だったころの空気の続きが味わえます。

    Essentials

    基本情報

    大人料金
    £10
    子ども料金
    £5
    滞在時間の目安
    1時間
    予約
    不要
    最寄駅
    Chancery Lane(徒歩7分)
    音声ガイド
    あり
    ショップ
    Trivia

    知っていると見え方が変わる話

    定義に出る本人の癖

    ジョンソンの辞書には、書き手の顔が見える定義がいくつもあります。「オート麦」は「イングランドではふつう馬に与えるが、スコットランドでは人を養う穀物」。スコットランド人への当てこすりとして有名な一文です。ちなみに辞書作りを手伝った6人の助手のうち、5人はスコットランド人でした。

    「ロンドンに飽きた者は」

    「ロンドンに飽きた者は、人生に飽きた者だ。ロンドンには、人生が与えうるすべてがあるのだから」。1777年にジョンソンがボズウェルに語った言葉で、ロンドンについて最もよく引かれる一文になりました。この家を出てから18年後の言葉です。

    Access

    場所

    17 Gough Square, London EC4A 3DE

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