サンデーローストSunday Roast
日曜の昼だけ、パブが本気を出す。売り切れたら終わり。

価格の目安
£20〜40
食べる時間帯
日曜 12:00〜15:00
サンデーローストとは何なのか
イギリスの家庭が日曜日に食べてきた、一週間で最も重い食事。教会から戻ってオーブンに肉を入れる、という生活のリズムから生まれた習慣です。今は家庭で作るよりパブで食べるほうが一般的になりました。
皿の上に載るものはだいたい決まっています。
- 肉:ビーフ、ラム、ポーク、チキンから選ぶ。ベジタリアン向けの nut roast を置く店も多い
- ヨークシャープディング:小麦粉と卵と牛乳を高温で焼いた、器のように膨らんだもの。グレイビーを受け止めるための存在
- ロースト・ポテト:外はカリカリ、中はほくほく。イギリス人がこだわる部分
- 季節の野菜:ニンジン、パースニップ、芽キャベツ、ブロッコリーなど
- グレイビー:肉汁から作るソース。全体にかけて食べる
重要なのは日曜の昼にしか出ないということです。しかも仕込んだ分がなくなれば終わり。夕方に行くと「roast は終わりました」と言われることが珍しくありません。
頼み方・食べ方
- 日曜の12時〜15時が本番。 14時を過ぎると売り切れが出始めます
- 人気店は予約必須。当日ふらっと入れる前提で組まないこと
- 肉の種類を選びます。迷ったら beef が最も定番
- 量が非常に多い。 朝食を軽くしておくと最後まで食べられます
- グレイビーは足りなければおかわりを頼めます
サンデーローストが食べられる店
長く続いている店を中心に選びました。営業時間・定休日・価格は変わります。行く前に公式サイトで確認してください。
ブラックロック
Blacklock
日曜ローストで名前が挙がる店。全部盛りの「All In」が名物。
ソーホーほか
Piccadilly Circus
££25〜35
チョップハウス(肉料理の店)として知られますが、日曜のローストで特に評価が高い店です。複数の肉が一皿に載る「All In」を人数分で頼むのが定番の食べ方。
ソーホーをはじめ市内数か所に店があります。日曜は予約が取りにくいので、旅程が決まった段階で押さえておくのが安全です。
ホークスモア
Hawksmoor
ステーキハウスの日曜ロースト。肉の質で選ぶならここが分かりやすい。
セブン・ダイアルズ / ボロー ほか
Covent Garden / London Bridge
££25〜40
イギリス産の熟成牛で知られるステーキハウス。日曜だけローストを出します。ステーキの店が本気で焼いた肉なので、肉そのものの質を目当てにするなら選びやすい。
市内に複数店舗があり、いずれも予約推奨。ディナーで行くと高くつきますが、日曜のローストは比較的手が届く価格帯です。
ハーウッド・アームズ
The Harwood Arms
ミシュラン星付きのパブ。中心部から外れるぶん、観光客の少ない日曜を過ごせる。
フラム
Fulham Broadway
££35〜50
フラムにあるガストロパブ。パブとしてミシュランの星を得ている珍しい店で、**鹿肉(venison)**をはじめとするジビエで知られます。
中心部からは離れるので移動時間を見込む必要がありますが、そのぶん観光地の喧騒がない。予約は必須です。
ほかのイギリス料理
- アフタヌーンティー(3軒)
- フィッシュ&チップス(3軒)
- イングリッシュ・ブレックファスト(3軒)
- インドカレー(3軒)
- パイ&マッシュ(2軒)
- ソルトビーフ・ベーグル(2軒)