フィッシュ&チップスFish and Chips
一度は食べる。ただし店を選ばないと、まるで別の料理になる。

価格の目安
£10〜20
食べる時間帯
昼・夜どちらでも
フィッシュ&チップスとは何なのか
イギリスを象徴する料理ですが、成り立ちは移民料理です。衣をつけて揚げた魚はユダヤ系移民が持ち込んだ調理法で、これに揚げたジャガイモが組み合わさり、19世紀後半に労働者の食事として定着しました。第二次大戦中も配給制の対象外に置かれ続けた、数少ない食べ物でもあります。
魚は cod(タラ) か haddock(ハドック) が基本。注文時にどちらか聞かれます。コッドのほうが身が厚くて淡白、ハドックは少し風味が強い。付け合わせには mushy peas(潰したグリーンピース。見た目は強烈ですが塩気が揚げ物に合います)、タルタルソース、カレーソースなど。
味の決め手は衣と油です。専門店("chippy" と呼ばれます)は揚げたてを出しますが、観光地の回転の悪い店では作り置きの衣がしんなりしていることがある。同じ£15を払うなら、店を選ぶだけで満足度が倍違う料理です。
頼み方・食べ方
- 塩と酢(salt and vinegar)をかけるか聞かれます。 「やってみたい」なら是非。モルトビネガーの酸味が揚げ物を軽くします
- テイクアウェイのほうが安く、着席(sit-in)は1.5倍ほどになる店が多い
- 量が相当多いです。ポーションのサイズを選べる店なら小さいほうで十分
- チップスはフライドポテトより太く、中がほくほく。 マクドナルドのそれとは別物と思ってください
フィッシュ&チップスが食べられる店
長く続いている店を中心に選びました。営業時間・定休日・価格は変わります。行く前に公式サイトで確認してください。
画像: terencechisholm / CC BY 2.0, via Wikimedia Commons
ポピーズ
Poppies Fish & Chips
1950年代の内装を再現した店。観光客にも入りやすく、味も落とさない安全牌。
スピタルフィールズ / カムデン / ソーホー
Liverpool Street / Camden Town
££15〜22
スピタルフィールズ、カムデン、ソーホーに店を構えます。ジュークボックスとレトロな内装で写真映えし、席で食べられるので観光の途中に寄りやすい。
「雰囲気重視の観光客向け」に見えて中身はしっかりしており、初めてのフィッシュ&チップスとして外しにくい選択肢です。混む時間帯は行列ができます。
画像: Ewan Munro from London, UK / CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons
ゴールデン・ハインド
The Golden Hind
1914年創業。メリルボーンの路地にある、観光地価格になっていない老舗。
メリルボーン
Bond Street
££12〜18
メリルボーン・レーンの小さな店。100年以上続く老舗でありながら、値段は観光地の相場より抑えめです。揚げ物だけでなく**グリル(揚げていない魚)**も選べるのが特徴で、脂っこいものが苦手な人にはこちらが向きます。
席数が少ないので昼時は待つことがあります。
画像: Wei-Te Wong / CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons
ロック&ソール・プレイス
Rock & Sole Plaice
コヴェント・ガーデンのど真ん中。観光の動線上で食べたいときの現実解。
コヴェント・ガーデン
Covent Garden / Holborn
££15〜20
1871年から続くと掲げる、ロンドン最古級のフィッシュ&チップス店。コヴェント・ガーデンから歩いてすぐという立地が最大の強みで、観光の合間に無理なく寄れます。
天気が良ければ店先の屋外席が気持ちいい。立地相応に混みます。
ほかのイギリス料理
- アフタヌーンティー(3軒)
- サンデーロースト(3軒)
- イングリッシュ・ブレックファスト(3軒)
- インドカレー(3軒)
- パイ&マッシュ(2軒)
- ソルトビーフ・ベーグル(2軒)