アビー・ロード(ビートルズで有名な横断歩道)Abbey Road
世界で最も有名な横断歩道、音楽史が刻まれた場所
- 料金
- 無料
- 所要時間
- 15〜30分
- 最寄駅
- St John's Wood駅
料金・開館時間は変更されることがあります。訪問前に 公式サイト で最新情報をご確認ください。
アビー・ロードは、ザ・ビートルズのアルバム『Abbey Road』のジャケット写真によって世界的に有名になった、ロンドン北西部セント・ジョンズ・ウッドにある道路です。特にシマウマ横断歩道は、今も世界中の音楽ファンが訪れる聖地として知られています。道を挟んだ向かい側にはアビー・ロード・スタジオがあり、ビートルズをはじめ、数多くの伝説的アーティストが録音を行ってきました。無料で訪れることができ、ロンドンのポップカルチャーを象徴する名所です。
このページの内容
着いてからの歩き方
アビー・ロード(ビートルズで有名な横断歩道)に着いたら、この順に見ていくと迷いません。
- コツ
行く前にウェブカメラを見る
横断歩道にはライブカメラが設置されていて、いまどれくらい人がいるかをネットで確認できます。行ってから行列に並ぶより、空いている時間を狙って出発するほうが確実。早朝8時前と平日が狙い目です。
- コツ
ここは現役の生活道路
観光地ではなく、普通に車が走る道です。撮影のために長く立ち止まると本当に渋滞します。三脚は使えません。地元の車は慣れていて止まってくれますが、当然ながら道路上での安全は自分の責任。数枚撮ったら速やかに渡り切ってください。
- 見どころ
横断歩道を渡る
1969年8月8日の午前11時半、雇われた警官が車を止めているあいだに、写真家イアン・マクミランが道路の真ん中に立てた脚立の上から10分で6枚だけ撮影しました。採用されたのは5枚目——4人の歩調が完全に揃った唯一の1枚です。全体で10分しかかけていない写真が、世界で最も真似される構図になりました。
- 見落としやすい
スタジオの塀に落書きする
アビイ・ロード・スタジオの前の白い塀は、世界中のファンが書き込んだメッセージで埋まっています。定期的に塗り直されるので、いま見えているのはここ数か月ぶんだけ。書き込むのは黙認されています。
- コツ
スタジオの中には入れない
アビイ・ロード・スタジオはいまも現役の録音スタジオで、一般公開はしていません。見学できるのは外観と、隣接するショップだけ。中を期待して行くとがっかりするので、目的は横断歩道だと割り切ってください。
10分で撮られた1枚
1969年8月8日の午前、写真家イアン・マクミランは道路の真ん中に置いた脚立の上に立っていました。警官が交通を止め、ビートルズの4人が横断歩道を往復します。
撮影に使われた時間は約10分、シャッターは6回。そのうち5枚目が採用されました。
アルバム名はもともと『Everest』になる予定で、ジャケットはヒマラヤで撮る案がありました。しかし誰も遠出をしたがらず、スタジオの前の道路で済ませることになります。結果として、その道路の名前がそのままアルバム名になりました。
このとき撮られた写真は、世界で最も模倣されたレコードジャケットになります。ポール・マッカートニーが裸足だったこと、背後に停まっていた白いフォルクスワーゲン、歩道に立っていた通行人——写真に写り込んだ細部のすべてが、その後何十年も詮索の対象になりました。
急ごしらえの代案が、結果として聖地を作ったわけです。
「横断歩道は移動した」という話は事実ではない
よく語られる話に「あの横断歩道は当時の場所から移された」というものがあります。これは誤りです。
発端がはっきりしています。2008年のエイプリルフールに、Wikipedia の該当ページが「横断歩道は移設された」という内容に書き換えられました。それがそのまま引用され、事実として広まったものです。
1969年の写真と現在の風景を比べれば確認できます。背後の建物、道路の幅、スタジオとの位置関係——いずれも一致しており、横断歩道は同じ場所にあります。
紛らわしいのは、2010年12月に横断歩道がグレードII指定の文化財になった際、ウェストミンスター区が「いつ、なぜ移されたのかは記録が失われている」という趣旨の説明を出したことです。これが混乱に拍車をかけました。
なお路面そのものは定期的に補修されており、2018年には再舗装されています。縞模様のペンキは何度も塗り直されていますが、位置は動いていません。
豆知識
- 横断歩道が文化財に指定されるのは異例。2010年12月、この横断歩道は「文化的・歴史的重要性」を理由にグレードIIに指定されました。通常この制度は建造物を対象とします。
- スタジオは1931年開設で、こけら落としは作曲家エルガー。世界初の本格的な録音専用施設で、開所式ではエルガー自身が自作を指揮して録音しました。ビートルズより30年以上前の話です。
- スタジオの塀への落書きは公認されている。定期的に塗り直され、また書かれます。消されることを前提にした落書きで、書いても咎められません。
- 横断歩道にはライブカメラが設置されている。公式サイトから常時配信されており、自分が渡っている様子を後から確認できます。渡る前に時刻を控えておくと探しやすくなります。
- ここは観光施設ではなく生活道路。車は普通に走っています。実際に接触事故も起きているので、写真を撮るときは必ず車の流れを見てください。
住宅街であることを忘れない
スタジオの内部は見学できません。見られるのは外観と横断歩道、そして併設のショップだけです。中に入れると思って行くと落胆します。
周辺は閑静な住宅街です。早朝や夜間に大声を出す、道路を長時間ふさぐといった行為は、住民の生活に直接響きます。実際に苦情が絶えない場所でもあります。
撮影は交通の切れ目を狙う必要があります。休日の昼間は観光客が列を作るため、平日の早い時間のほうが落ち着いて撮れます。
すぐ近くにローズ・クリケット・グラウンドがあり、クリケットに興味があれば合わせて回れます。滞在時間そのものは短く済む場所なので、周辺と組み合わせる前提で予定を立てるとよいです。
場所とアクセス
みんなの口コミ
アビー・ロード(ビートルズで有名な横断歩道)を訪れた感想や、これから行く人に役立つコツがあれば教えてください。
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