ロンドン・ミュージアム(スミスフィールド)London Museum
700万点を無料で見せる、2026年11月開館のロンドン博物館
- 料金
- 無料(常設展)
- 所要時間
- 2〜3時間
- 最寄駅
- Farringdon 徒歩4分
- 開館時間
- 2026年11月28日開館(開館時間は公式で確認)
料金・開館時間は変更されることがあります。訪問前に 公式サイト で最新情報をご確認ください。
ヴィクトリア朝の青果市場を改装して2026年11月28日に開く、ロンドンの街そのものを扱う博物館。常設展は無料。収蔵は700万点で、単一の都市を対象としたものとしては世界最大とされる。45万年前から現在までを、33区ぶんの資料で追う。地下の展示室はローマ時代の路面の高さにあり、6メートルの窓からテムズリンクの列車が走るのが見える。
このページの内容
環状交差点の上から、市場へ引っ越す
前身のロンドン博物館は1976年からロンドン・ウォールに建っていた。場所が悪かった。環状交差点をまたぐ歩行者デッキの上にあり、地上を歩いていても入口が見つからない。すぐ隣のバービカンへ行く人の流れからも外れていた。収蔵の規模と来館者数が釣り合わない状態が、40年以上続いたことになる。
2022年12月、この館は閉じた。移転先に選ばれたのが、800メートルほど西のスミスフィールドである。こちらは条件が正反対で、ファリンドン駅が目の前にあり、エリザベス線とテムズリンクとメトロポリタン線が交わる。ロンドンで最も乗り換えの多い地点のひとつに面している。
移転は思いつきではなく、2015年に国際設計競技として公募された。翌年、スタントン・ウィリアムズとアシフ・カーンの案が選ばれている。事業費は£3億3,700万。着工から開館まで、さらに6年かかった。
建物のほうが古い展示物になっている
使われているのは1883年竣工の青果市場、ジェネラル・マーケットである。設計はホレス・ジョーンズ。この名前はロンドンを歩いていると何度も出てくる。レドンホール・マーケットもスミスフィールドの精肉市場も、タワーブリッジの外装も同じ人の設計である。
改装は3つの空間に分かれる。地上のリンベリー・ホールが催しの場、通り側が街のデータを実時間で映す区画、そして地下が常設展示になる。地下と言っても穴を掘っただけではなく、展示室の床はローマ時代の路面の高さにそろえてある。2000年ぶんの地層を降りてから展示が始まる、という作りである。
いちばん奇妙なのは列車である。テムズリンクの線路が建物の下を通っており、6メートルの窓越しに走行中の車両が見える。ホームの乗客からは展示室の中が見える。動いている鉄道を常設展示の一部にした博物館は、運営側の言うとおりなら世界で初めてになる。
豆知識
- 収蔵は700万点。45万年前の石器から、2017年にホワイトチャペルの下水道で見つかった脂の塊まで入る
- ロンドン市長の黄金の馬車、チープサイドの宝飾品の隠匿品、チャールズ1世が処刑の日に着ていた下着、エメリン・パンクハーストのハンガーストライキ章、アンナ・パヴロワの「瀕死の白鳥」の衣装が並ぶ予定
- 金曜と土曜は閉館後にDJの入る時間帯が用意される
- ドックランズ博物館(London Museum Docklands)は移転後も別館として残る
場所とアクセス
みんなの口コミ
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