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    ジャスト・ロンドンは、ロンドンの深層に迫る力量も器量もない中途半端な存在ですが、旅の判断をほんの少し整える一文が紛れていれば、それだけで存在理由になります。

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    おすすめ度3
    サザーク大聖堂|ロンドン観光スポット

    サザーク大聖堂Southwark Cathedral

    シェイクスピアの弟が眠る、ロンドン最古のゴシック建築

    無料
    歴史・文化サウスバンクを歩く
    料金
    無料(寄付制)
    所要時間
    30分〜1時間
    最寄駅
    London Bridge 徒歩2分
    開館時間
    8:30〜18:00頃(礼拝中は入れない区画がある。公式で確認)

    料金・開館時間は変更されることがあります。訪問前に 公式サイト で最新情報をご確認ください。

    バラ・マーケットに接して建つ大聖堂。現在の建物のうち内陣の東側は1220年代のもので、ロンドンに残るゴシック建築としては最も古い。長らく修道院と教区教会で、大聖堂になったのは1905年と新しい。シェイクスピアの弟エドマンドが埋葬され、ハーバード大学の創立者ジョン・ハーバードが洗礼を受けた場所でもある。入場は無料(寄付制)。

    このページの内容

    • 700年近く、大聖堂ではなかった
    • シェイクスピアの弟と、ハーバードの創立者
    • 豆知識

    着いてからの歩き方

    サザーク大聖堂に着いたら、この順に見ていくと迷いません。

    1. 到着

      バラ・マーケットから扉一枚で入れる

      市場の北西の角に接して建っています。市場の喧騒から扉を抜けると急に静かになるので、買い食いのあとの休憩場所として使えます。入場は無料で、寄付箱があります。

    2. 見どころ

      いちばん古いのは奥の東側

      内陣の東端(レトロクワイア)は1220年代の石積みで、ロンドンに残るゴシック建築としては最も古いとされます。入口から入ってすぐの空間は後世のものなので、まっすぐ奥まで歩いてください。

    3. 見落としやすい

      床のガラスの下にローマの舗装がある

      床の一部がガラスになっていて、ローマ時代の舗装と中世の窯の跡が見えます。案内が控えめで、下を見ていないと通り過ぎます。この場所が1900年間ずっと使われてきたことが、そこだけで分かります。

    4. 見落としやすい

      シェイクスピアの弟が、どこかに埋まっている

      1607年12月31日、俳優だった弟エドマンドがここに葬られました。鐘を鳴らす費用に20シリングが払われた記録が残っていますが、墓石の位置は分かっていません。北側の壁ぎわには、ウィリアム自身の横たわる記念像とステンドグラスがあります。

    5. コツ

      礼拝の時間は見学の範囲が狭くなる

      稼働している教会です。礼拝や行事のあいだは入れない区画が出ますし、全館が閉まることもあります。時間帯によって見られる範囲が変わるので、公式の予定表を見てから行くと確実です。

    700年近く、大聖堂ではなかった

    建物は古いのに、大聖堂になったのは1905年である。この落差にこの場所の歴史が詰まっている。

    もとはセント・メアリー・オーヴァリーという修道院だった。「オーヴァリー」は over the rie、つまり「川の向こう」を意味する。中世のロンドンから見て、テムズの南岸は市壁の外である。市の規則が及ばない土地で、劇場も熊いじめの見世物も売春宿も、規制を逃れてこちら側に集まった。グローブ座がすぐ近くに建っていたのはそのためである。

    16世紀の修道院解散で修道院は潰れ、建物は教区教会として残った。ヘンリー8世は一時これを自分の所有物とし、教区民に貸し出している。

    サザークが独立した主教区になるのは20世紀に入ってからで、そこで初めてこの教会は大聖堂の格を得た。内陣の東端(レトロクワイア)は1220年代の石積みがそのまま残っており、ウェストミンスター寺院より古い部分を含む。ロンドンに現存するゴシック建築として最古とされるのはこの箇所である。

    シェイクスピアの弟と、ハーバードの創立者

    1607年、この教会に2つの記録が残っている。ひとつは埋葬、ひとつは洗礼である。

    12月31日、俳優だったエドマンド・シェイクスピアがここに葬られた。ウィリアムの末弟で、27歳だった。埋葬の記録には鐘を鳴らす費用として20シリングが払われたと残っており、当時としては高い。兄が払ったと考えられている。墓石の正確な位置は分かっていない。

    同じ年、ジョン・ハーバードがこの教会で洗礼を受けた。この地区の肉屋の息子である。彼はのちにマサチューセッツへ渡り、蔵書と遺産を新設の学校に残した。その学校がハーバード大学になった。教会の中には米国からの寄付で整えられたハーバード礼拝堂がある。

    北側の壁ぎわには、ウィリアム・シェイクスピア自身の記念像(1912年)が横たわり、その上のステンドグラスに戯曲の登場人物が描かれている。教会の外に出れば、彼が芝居を書いていた界隈がそのまま広がっている。

    豆知識

    • 床の一部がガラスになっていて、ローマ時代の舗装と中世の窯の跡が下に見える
    • 中世の詩人ジョン・ガワーの彩色された墓がある。チョーサーの同時代人で、枕にしているのは自著3冊
    • バラ・マーケットと壁一枚で接している。市場の喧騒から扉ひとつで切り替わるので、休憩場所として使いやすい
    • 稼働中の教会なので、礼拝や行事の時間は見学できる範囲が狭くなる

    場所とアクセス

    住所

    London Bridge, London SE1 9DA, UK

    Google マップで開く

    公式サイト

    サザーク大聖堂

    cathedral.southwark.anglican.org

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