バラ・マーケットBorough Market
1000年続くロンドン最古の食料品市場
- 料金
- 無料
- 所要時間
- 1〜2時間
- 最寄駅
- London Bridge 徒歩3分
- 開館時間
- 火〜金 10:00〜17:00 / 土 9:00〜17:00 / 日 10:00〜16:00(月休)
料金・開館時間は変更されることがあります。訪問前に 公式サイト で最新情報をご確認ください。
ロンドン・ブリッジのたもとにある食のマーケット。11世紀から記録が残り、1756年に現在地へ移って以来、同じ場所で商いを続けている。生鮮食品の卸売市場として発展し、現在はチーズ・パン・惣菜・菓子の専門店が並ぶ。入場無料で、その場で食べられる屋台も多い。月曜休み。
このページの内容
着いてからの歩き方
バラ・マーケットに着いたら、この順に見ていくと迷いません。
- コツ
月曜は休み。曜日で中身が変わる
月曜は開いていません。火曜から日曜まで開きますが、出店数は日によって違い、土曜が最も多く、火・水は静かです。混雑を避けたいなら平日の午前、活気を見たいなら土曜。12月だけは毎日開きます。
- 到着
3つの区画に分かれている
市場は大きく3区画あります。スリー・クラウン・スクエアが青果・チーズ・肉・魚の中心、グリーン・マーケットが専門店、バラ・マーケット・キッチンが屋台の集まる区画です。入口が複数あるので、どこから入ったかで見る順番が変わります。全部を一周してから戻るのが確実。
- 見どころ
屋台は昼に列ができる
その場で食べられる屋台が多く、12時台から13時台にかけて列が伸びます。バラ・マーケット・キッチンは混みすぎると入場を止めることがあります。食事を目的にするなら11時台に着くか、14時を過ぎてから行くと待ち時間が短くて済みます。
- 見落としやすい
サザーク大聖堂がすぐ隣にある
市場の北西に接して大聖堂が建っています。市場の喧騒から扉一枚で切り替わるので、休憩場所として使えます。シェイクスピアの弟が埋葬されており、記念のステンドグラスもあります。入場は無料(寄付制)。
- コツ
現金はほぼ要らない
大半の店がカードとタッチ決済に対応しています。屋根はありますが壁は開いているので、冬は屋内の店より寒く感じます。座って食べる場所は限られるので、立ち食いか、周辺の川沿いまで持ち出す前提で考えてください。
橋の交通渋滞を理由に、一度廃止されている
市場の記録は1014年に遡るとされ、1276年にはロンドン橋のたもとに市が立っていたことが文書に残る。ロンドンで最も古い食料品市場と言われるのはこのためである。
ところが1754年、この市場は議会の制定法で廃止された。理由は交通渋滞である。当時ロンドン橋はテムズを渡る唯一の橋で、その南詰に市が広がっていた。荷車と人が滞留し、橋の通行に支障が出るまでになっていた。
しかし市場は消えなかった。翌1756年、地元の教区民が資金を出して橋から少し離れたロチェスター・ヤードの土地を買い、そこで市を再開する。このとき定められたのが、市場を信託として運営する仕組みだった。所有者が利益を上げるのではなく、収益を市場の維持に戻す形である。この信託は今も続いており、270年前の解決策がそのまま組織として生きている。
卸売から小売へ、客が入れ替わった
19世紀、テムズ沿いの埠頭に近いという立地が効いた。船から陸揚げされた果物と野菜がここに集まり、卸売市場として拡大する。現在の鉄骨の建物の骨格は1851年の設計に遡る。
20世紀後半、卸売の機能は郊外の大規模市場へ移っていった。多くの都心の市場がこの流れで消えたが、ここは違う道をとる。1990年代から質の高い食材を一般客に売る方向へ舵を切り、生産者や専門店を集めた。結果として、卸売業者相手だった市場が、料理をする人と旅行者の来る場所に変わった。
だから今のバラ・マーケットは「昔からの市場が残っている」のではなく、中身を入れ替えて生き延びた市場である。建物と信託は古く、売っているものと客層は新しい。
豆知識
- 月曜は休み。曜日によって出店数が変わり、土曜が最も多い。12月は毎日開く
- 屋根はあるが壁は開いており、実質的に屋外に近い。冬は冷える
- サザーク大聖堂がすぐ隣に建つ。テート・モダンやシェイクスピアのグローブ座も川沿いに歩ける距離にある
場所とアクセス
みんなの口コミ
バラ・マーケットを訪れた感想や、これから行く人に役立つコツがあれば教えてください。
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