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    おすすめ度4

    画像: Diego Delso / CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

    トラファルガー広場Trafalgar Square

    ロンドンの距離がここから測られる、街の公式な中心

    料金
    無料
    所要時間
    30分〜1時間
    最寄駅
    Charing Cross 徒歩2分
    休館日
    曜日の休館なし2026年9月時点
    開館時間
    常時開放

    料金・開館時間は変更されることがあります。訪問前に 公式サイト で最新情報をご確認ください。

    ナショナル・ギャラリーの前に広がる、ロンドンでいちばん名の知れた広場。1805年のトラファルガー海戦を記念して1840年代に整えられた。52メートルのネルソン記念柱と4頭のブロンズのライオンが立ち、北東の角には第4の台座が現代美術を載せている。集会と祝祭の場でもあり、大晦日もサッカーの優勝も、抗議も、まずここに集まる。

    着いてからの歩き方

    トラファルガー広場に着いたら、この順に見ていくと迷いません。

    1. 到着

      北の階段の上から入ると全体が見える

      ナショナル・ギャラリー側のテラスが一段高くなっていて、そこから広場を見下ろす形になります。地下鉄の出口から車道沿いに入ると柱の足元に出てしまい、広場の形が分かりません。まず北側に回って階段の上に立つと、記念柱と噴水と第4の台座の位置関係が一度で掴めます。

    2. 見落としやすい

      北のテラスの壁に、長さの標準が埋まっている

      テラスの手すりの壁に、1インチ・1フィート・1ヤードの目盛りが金属で刻まれています。誰でも自分の物差しを当てて確かめられるように作られた帝国標準寸です。案内板も無く、ほぼ全員が素通りします。

    3. 見落としやすい

      南の車道の向こうが、ロンドンの中心点

      馬に乗ったチャールズ1世の像が立っている場所が、道路標識の「ロンドンまで○マイル」の起点です。シティでも国会議事堂でもなく、ここから測っています。歩道に銘板があります。広場からは車道を渡る必要があります。

    4. 見どころ

      第4の台座は、何が載っているかで印象が変わる

      北東の角の台座だけが空席で、1998年から現代美術の展示場所として使われています。作品は1〜2年ごとに入れ替わるので、前に来たときと違うものが載っています。何が載っているかを先に調べておくと、広場の見え方が変わります。

    5. コツ

      噴水の縁は座れるが、深い

      水盤の縁に腰かけて休む人が多く、それ自体は咎められません。ただし柵が無く水深はそれなりにあり、滑って落ちる事故が起きています。スリも多い場所なので、荷物は膝の上に置いてください。

    王室の厩舎を潰して作った広場

    ここには500年ほどのあいだ、王室の厩舎が建っていた。キングズ・ミューズと呼ばれ、もとは鷹を飼う施設だったものが馬屋に変わっている。バッキンガム宮殿のロイヤル・ミューズは、その後継にあたる。

    19世紀に入って厩舎が取り壊され、跡地を公共の広場にする計画が進んだ。原案を描いたのはジョン・ナッシュ、実際に形にしたのはチャールズ・バリーで、1840年前後に現在の形が整う。バリーは国会議事堂を設計した人物である。

    中央に立つネルソン記念柱は1843年の完成。台座から像の頭まで52メートルあり、上に立つホレーショ・ネルソン像だけで5.5メートルある。柱の四面にはめ込まれたブロンズの浮彫りは、トラファルガー、ナイル、コペンハーゲン、サン・ヴィセンテの4つの海戦を表しており、鹵獲したフランス軍の大砲を溶かして鋳造されたと伝えられている。

    足元の4頭のライオンは、柱の完成から24年遅れて1867年に据えられた。彫刻家のエドウィン・ランドシーアが引き受けたものの、動物画家であって彫刻家ではなかったため、制作に何年もかかっている。

    ロンドンの距離は、この広場の南端から測る

    広場の南側、車道を渡ったところに馬に乗ったチャールズ1世の像が立っている。観光客はほとんど素通りするが、ここがロンドンの公式な中心点である。

    道路標識に「ロンドンまで○マイル」と出るときの起点は、この像の立つ場所——かつてチャリング・クロスというエリナー十字架が建っていた地点——であって、シティでも国会議事堂でもない。像のそばの歩道に、そのことを記した銘板がある。

    もうひとつ、北側のテラスの壁には帝国標準寸が埋め込まれている。1インチ、1フィート、1ヤードなどの長さが金属の目盛りとして刻まれていて、誰でも自分の物差しを当てて確かめられる。度量衡が国ごとにばらばらだった時代の名残である。

    北東の角の台座(第4の台座)だけが空いているのも歴史の産物で、1841年に騎馬像を載せる予定だったところ資金が尽き、そのまま150年以上空席だった。1998年から現代美術の展示場所として使われている。

    豆知識

    • 毎年12月、ノルウェーのオスロ市からモミの木が贈られてクリスマスツリーになる。第二次大戦中の支援への礼として1947年から続いている
    • 南東の角にある円柱状の照明は、内部が空洞の世界最小級の警察詰所として1926年に作られたもの。現在は清掃用具入れとして使われている
    • ハトへの餌やりは2003年に禁止された。かつては餌の売店があり、広場は数千羽のハトで埋まっていた
    • 噴水の水盤は意外に深い。柵が無く縁に座れるが、滑って落ちる事故が起きている

    場所とアクセス

    トラファルガー広場が出てくるコラム

    このスポットにまつわる歴史や逸話を、1本ずつ掘り下げた読み物です。

    みんなの口コミ

    トラファルガー広場を訪れた感想や、これから行く人に役立つコツがあれば教えてください。