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    ジャスト・ロンドンは、ロンドンの深層に迫る力量も器量もない中途半端な存在ですが、旅の判断をほんの少し整える一文が紛れていれば、それだけで存在理由になります。

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    おすすめ度3
    セント・ダンスタン・イン・ザ・イースト教会跡|ロンドン観光スポット

    セント・ダンスタン・イン・ザ・イースト教会跡St Dunstan in the East Church Garden

    空襲で焼けた教会を建て直さず、庭にした

    無料
    庭園・公園シティ/タワー地区を歩く
    料金
    無料
    所要時間
    20〜30分
    最寄駅
    Monument 徒歩5分
    開館時間
    8:00〜19:00(冬季は早く閉まる。公式で確認)

    料金・開館時間は変更されることがあります。訪問前に 公式サイト で最新情報をご確認ください。

    シティの裏通りにある、焼け落ちた教会の廃墟をそのまま公園にした場所。1941年の空襲で建物は全焼し、クリストファー・レンが設計した塔と尖塔だけが残った。市は再建せず、1971年に壁と窓枠を残したまま庭として開放した。壊れたゴシックの窓に蔦がかかり、床には芝生と樹木がある。入場無料で、シティで最も写真に撮られる場所のひとつになっている。

    このページの内容

    • 2度焼けて、2度目は建て直さなかった
    • 「直さない」という決定が、この場所を作った
    • 豆知識

    着いてからの歩き方

    セント・ダンスタン・イン・ザ・イースト教会跡に着いたら、この順に見ていくと迷いません。

    1. 到着

      入口は坂の途中で、見落としやすい

      セント・ダンスタンズ・ヒルという細い坂道の途中に、鉄柵の入口があります。案内板も売店も無く、観光地として整備されていません。地図を見ていないと、オフィスビルの隙間として通り過ぎます。

    2. 見どころ

      屋根が無い。そこが全部

      壁と窓枠だけが残り、空が抜けています。ゴシックの尖頭アーチの窓に空が見え、その枠を蔦が這い、床だったところに木が生えています。建築の骨格と植物が同じ強さで存在している場所は、ロンドンでもここくらいです。

    3. 見落としやすい

      残っている塔は、本体より250年古い

      1941年の空襲で焼け残ったのは、クリストファー・レンが1695年から1701年にかけて設計した塔と尖塔だけです。19世紀に建て替えられた本体のほうが先に失われました。周囲の教会と違い、既存の建物に合わせてゴシック様式で造られています。

    4. コツ

      朝が空いている。昼は近所の勤め人で埋まる

      写真を撮る人が集中するので、朝のうちが静かです。平日の昼は近隣のオフィスから弁当を持った人が来て座る場所が無くなります。結婚式の前撮りなどで貸し切りになり、入れない日もあります。

    5. コツ

      塔から歩いて戻る途中に入る

      ロンドン塔、タワーブリッジ、ロンドン大火記念塔がいずれも徒歩圏です。滞在は20分ほどで足りるので、単独で目指すより、塔のほうから川沿いに戻る動線の途中に挟むのが自然です。

    2度焼けて、2度目は建て直さなかった

    最初の教会は1100年頃に建った。この場所はテムズの荷揚げ場に近く、周囲は倉庫と商人の街だった。

    1666年のロンドン大火で、この教会は大きな被害を受ける。ただし全壊はしなかったため、周辺の多くの教会のように一から建て直すのではなく、修復が選ばれた。その修復の一環として、クリストファー・レンが塔と尖塔を設計している。1695年から1701年にかけての仕事で、周囲の教会と同じルネサンス様式ではなく、既存の建物に合わせたゴシック様式で造られた。

    本体は19世紀に傷みが進み、1817年から21年にかけてデイヴィッド・レインの設計で建て替えられた。レンの塔だけがそのまま残された。

    1941年5月10日から11日の夜、ロンドン大空襲の最後の、そして最も激しい一夜に、この教会は焼け落ちた。無事だったのはレンの塔と尖塔だけである。250年前に付け足された部分が、19世紀の本体より長く生き延びたことになる。

    「直さない」という決定が、この場所を作った

    戦後、焼けた教会をどうするかは各地で問題になった。多くは再建されるか、更地にして別の用途に回された。

    シティ当局がこの教会について決めたのは、そのどちらでもなかった。1967年、廃墟を残したまま公共の庭園にすることが決まり、1971年に開放された。壁も窓枠も、崩れた状態のまま構造だけ補強してある。屋根は無い。空が抜けている。

    結果として、意図せず特異な空間ができた。ゴシックの尖頭アーチの窓に空が見え、その枠を蔦が這い、床だったところに木が生えている。建築の骨格と植物が同じ強さで存在している場所は、ロンドンでもここくらいしかない。

    周囲は高層のオフィス街で、平日の昼は近所の勤め人が弁当を食べている。観光地として整備されたわけではないので、案内板も売店も無い。入口は坂の途中にあって見落としやすい。

    豆知識

    • 入場無料。グレードI指定の史跡で、シティが庭園として管理している
    • 写真を撮る人が集中するため、朝のうちが空いている。平日の昼は近隣の勤め人で席が埋まる
    • ロンドン塔、タワーブリッジ、ロンドン大火記念塔がいずれも徒歩圏。塔から歩いて戻る途中に寄れる
    • 結婚式の前撮りなどで貸し切りになることがある。その場合は入れない

    場所とアクセス

    住所

    St Dunstan's Hill, London EC3R 5DD, UK

    Google マップで開く

    公式サイト

    セント・ダンスタン・イン・ザ・イースト教会跡

    cityoflondon.gov.uk

    みんなの口コミ

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