スカイガーデンSky Garden
ロンドンを無料で一望できる空中庭園
- 料金
- 無料
- 所要時間
- 1時間 (入場から1時間が持ち時間)
- 最寄駅
- Monument 徒歩3分
- 開館時間
- 平日 10:00〜18:00 / 土日 11:00〜21:00
料金・開館時間は変更されることがあります。訪問前に 公式サイト で最新情報をご確認ください。
ウォーキー・トーキーと呼ばれる高層ビルの最上階にある空中庭園。ガラス張りの展望フロアからロンドンの街を無料で一望でき、夕日が差し込む時間帯は特に人気。緑に囲まれたスペースでゆっくり過ごせるほか、バーやレストランも併設されている。予約制なので事前の時間指定がおすすめ。
このページの内容
着いてからの歩き方
スカイガーデンに着いたら、この順に見ていくと迷いません。
- コツ
無料枠は月曜の朝に取る
入場は無料ですが、枠の数が限られています。3週間先までの分が毎週月曜の朝に公開され、週末や夕方の枠は数時間で埋まります。行きたい日が決まっているなら、月曜に取るのが確実。滞在は入場から1時間です。
- 見どころ
35階の展望フロア
ロンドンの高層展望のなかで、ここだけがガラス越しではなく屋内庭園の中から街を見る形になっています。南向きに開けていて、正面にザ・シャード、足元にテムズ川とロンドン塔。有料の展望台と違って、席に座ってしばらく眺めていられるのが利点です。
- 見どころ
階段状の植栽
「庭園」の名のとおり、フロアの両脇が斜面状の植え込みになっています。地中海や南アフリカ原産の乾燥に強い植物が中心で、ロンドンの高層階という環境に合わせた選定です。上の階段まで登ると、植栽越しに街を見下ろす角度になります。
- 見落としやすい
北側のテラス
多くの人が南側の眺めに集まりますが、屋外テラスは北を向いています。風は強いものの、ガラスを挟まずに写真を撮れるのはここだけ。シティの高層ビル群が近く、いわゆる「ウォーキー・トーキー」の愛称の由来になった建物の形も実感できます。
- コツ
1時間をどう使うか
入場から1時間で退出する決まりなので、写真を撮って終わりだと短すぎ、食事をするには足りません。バーで1杯頼んで座る、くらいがちょうどいい配分です。レストランを予約した場合は時間制限の扱いが変わるので、予約時に確認してください。
上が広い、という無理のある形
20フェンチャーチ・ストリート——通称「ウォーキー・トーキー」は、下から上へ向かって広がっていく珍しい形をしています。
理由は経済です。シティの高層ビルは上層階ほど賃料が高く取れます。眺望が良いためです。そこで設計者ラファエル・ヴィニョリは、上に行くほど床面積が増える形を採用しました。合理的な判断ですが、街路から見上げると圧迫感があり、景観論争を招きます。
そして2013年、深刻な問題が起きました。
南を向いた凹面のガラス壁が、鏡のように太陽光を一点へ集めたのです。焦点は真下のイーストチープの路上でした。歩道の温度が異常に上がり、駐車していたジャガーの車体の一部が変形します。近所の店の看板が焦げ、路上で目玉焼きを焼く実演をした記者まで現れました。
英紙は「ウォーキー・スコーチー(焦がし屋)」と呼びます。対策として恒久的な日除けルーバーが外壁に取り付けられました。
この形の建物で同じことが起きたのは初めてではありません。ヴィニョリはラスベガスのホテルでも同種の反射問題を起こしています。凹面のガラス建築が抱える構造的な難点でした。
無料の展望台になった理由
シティの高層ビルは、原則として一般人が上がれる場所ではありません。ところがここには誰でも無料で入れる展望空間があります。
これは善意ではなく、建築許可の条件でした。景観を損ねる高さと形状を認める代わりに、最上部を公共に開放することが求められたのです。「Sky Garden」という名の通り、36〜38階には植栽の入った庭園状の空間が作られ、市民に開かれています。
つまりこの展望台は、街の景観を占有する代償として市民に返された場所です。
そのぶん運用は厳格です。入場は無料ですが、時間指定の事前予約が必須で、人気の枠は数週間先まで埋まります。セキュリティ検査もあります。
眺望の特徴もはっきりしています。シティの真ん中に立っているため、ザ・シャードやタワーブリッジ、セント・ポールを見下ろす角度になります。ロンドン・アイやザ・シャードからの眺めとは、見えるものが違います。
豆知識
- 「ウォーキー・トーキー」はシティのあだ名文化のひとつ。周辺には「ガーキン(きゅうり)」「チーズグレーター(チーズおろし)」「トランシーバー」と、形から付いたあだ名の高層ビルが並びます。正式名称より、あだ名のほうが通じます。
- 植栽は南半球の植物が中心。南向きで日射が強く乾燥する環境に合わせ、地中海や南アフリカ原産の乾燥に強い種が選ばれています。ロンドンの気候に合わせた庭ではありません。
- 展望フロアにはバーとレストランがある。こちらは有料で、別途予約が要ります。無料の入場枠が取れないときは、飲食の予約で入るという方法もあります。
- 高さは160m。ザ・シャード(306m)の約半分ですが、シティの中心にあるぶん、街の密度を近くから見下ろせます。
- 2015年、英国で最も醜い建物に贈られる「カーバンクル・カップ」を受賞しています。景観論争がそれだけ大きかったということでもあります。
- 外壁に並ぶ横方向の庇は後付けです。反射光の対策として3〜34階に取り付けられたもので、近くで見上げると分かります。
予約が取れるかがすべて
無料ですが、予約なしでは入れません。公式サイトで時間指定の枠を取る必要があり、人気の時間帯は早く埋まります。旅程が決まったら、まず枠を確保してください。
枠が取れなかった場合、バーやレストランの予約で入る方法があります。飲食代はかかりますが、展望自体は同じです。
空港と同様のセキュリティ検査があり、写真付き身分証の提示を求められます。パスポートを持っていくのが確実です。
ガラス越しの眺望なので、反射を避けたいならレンズをガラスに近づけて撮ってください。日没前後は反射が強くなります。
シティは週末になると閑散とします。周辺の飲食店の多くが平日のオフィス需要で動いているため、土日に行くなら食事の予定は別の場所で考えたほうが確実です。
場所とアクセス
みんなの口コミ
スカイガーデンを訪れた感想や、これから行く人に役立つコツがあれば教えてください。
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