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    おすすめ度4
    リバティ|ロンドン観光スポット

    リバティLiberty London

    軍艦2隻を解体して建てられた、チューダー様式の百貨店

    無料
    ショッピングソーホー/コヴェント・ガーデンを歩く
    料金
    無料(入店)
    所要時間
    1時間
    最寄駅
    Oxford Circus 徒歩3分
    開館時間
    月〜土 10:00〜20:00 / 日 11:30〜18:00

    料金・開館時間は変更されることがあります。訪問前に 公式サイト で最新情報をご確認ください。

    リージェント・ストリートの裏手に建つ百貨店。1924年竣工の木骨造りの建物は、退役した英国海軍の軍艦2隻の木材を使って建てられている。創業は1875年、日本と東洋の品を売る店として始まり、19世紀末の欧州の日本趣味を牽引した。イタリア語でアール・ヌーヴォーを「リバティ様式」と呼ぶのは、この店の名に由来する。入店は無料で、建物を見るためだけに入る人が多い。

    このページの内容

    • 軍艦2隻を、そのまま建物にしている
    • 日本の品を売る店として始まっている
    • 豆知識

    着いてからの歩き方

    リバティに着いたら、この順に見ていくと迷いません。

    1. 到着

      リージェント・ストリートからは裏しか見えない

      大通りに面しているのは新しい別棟で、木骨のチューダー様式の建物はその裏のグレート・マールボロ・ストリート側にあります。表通りを歩いているだけでは目的の建物を見ないまま通り過ぎるので、角を曲がってください。

    2. 見どころ

      床板は、かつて海の上にあった

      1924年のこの建物は、退役した軍艦2隻を解体した木材で建てられています。甲板の板がそのまま床板に使われており、いま歩いている床は海軍の船の一部です。使われた木材は24,000立方フィートを超えます。

    3. 見どころ

      吹き抜けを見上げると、船倉のように見える

      建物の中には吹き抜けが3つあり、それぞれを木の手すりが取り囲んでいます。上階に上がって下を覗くと、百貨店というより船倉を見下ろしている構造だと分かります。買い物をしなくても、この構造を見るために入る価値があります。

    4. 見落としやすい

      屋根の風見はメイフラワー号

      外に出て屋根を見上げると、風見が船の形をしています。メイフラワー号をかたどったもので、建物が船材でできていることと呼応しています。地上からは見上げないと気づきません。

    5. コツ

      裏手のカーナビー・ストリートまで1分

      1960年代のモッズ文化の中心だった歩行者専用の通りが、建物のすぐ裏から始まります。リバティを見たあとそのまま流れで歩けるので、この2つは同じ滞在にまとめるのが自然です。

    軍艦2隻を、そのまま建物にしている

    1924年に建った現在の建物は、木骨造りのチューダー様式である。20世紀の建築としては時代錯誤に見えるが、それは意図的だった。創業者の思想を継いだ経営陣が、機械生産に対する手仕事の店という主張を建物で示そうとした。

    材料の出どころが変わっている。使われた木材は、退役した英国海軍の軍艦2隻を解体して得たものである。HMSインプレグナブルとHMSヒンダスタン。前者はニュー・フォレストの樹齢100年の樫3,040本から造られた船で、後者は長さも高さもこの建物とほぼ同じだった。総量は木材にして24,000立方フィートを超える。

    甲板の板はそのまま床板に使われている。いま歩いている床は、かつて海の上にあった。創業者アーサー・ラセンビー・リバティが「街なかに船を停泊させたい」と語っていた比喩を、後継者が文字どおり実行したことになる。

    建物の中は吹き抜けが3つあり、それぞれを木の手すりが囲む。百貨店というより、船倉を見下ろしているような構造になっている。

    日本の品を売る店として始まっている

    1875年、アーサー・ラセンビー・リバティはリージェント・ストリートに小さな店を開いた。扱ったのは日本と東洋からの布・工芸・装飾品である。店名も当初は「東インド館」だった。

    時期がよかった。開国から間もない日本の品が欧州に流れ込み、ジャポニスムが芸術と生活の両面で流行していた時期にあたる。ホイッスラーもロセッティもこの店で買い物をしている。ギルバートとサリヴァンのオペレッタ「ミカド」の衣装も、この店が用意した。

    影響は装飾の様式そのものにまで及んだ。イタリアでは今日でもアール・ヌーヴォーのことを「スティレ・リバティ」——リバティ様式——と呼ぶ。一つの店の名が、一つの時代の様式の呼び名になっている例はほかにない。

    いま世界的に知られる小花柄の綿布(タナ・ローン)も、この東洋の布地を扱った系譜の先にある。生地売り場は建物の上階にあり、量り売りで買える。

    豆知識

    • 入店は無料。買わずに建物だけ見て出ていく人が多く、それが咎められる雰囲気ではない
    • 屋根の風見はメイフラワー号をかたどっている
    • 建物の外壁の彫刻や、階段の手すりの継ぎ目に船材の痕跡が残る箇所がある
    • 裏手のカーナビー・ストリートまで歩いて1分。1960年代のモッズ文化の中心だった通りで、いまも歩行者専用のまま残っている

    場所とアクセス

    住所

    Regent Street, Carnaby, London W1B 5AH, UK

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    公式サイト

    リバティ

    libertylondon.com

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