ロンドンには、急いで巡らなくても楽しめる場所がたくさんあります。 この観光施設一覧は、その“たくさん”をひとまず俯瞰できるようにまとめたものです。 歴史ある名所もあれば、何気ないけれど妙に記憶に残るスポットも並んでいます。
リストを眺めながら、気になったものがあれば軽い気持ちで詳細ページを見てみてください。 意外な発見があったり、旅のルートが自然と形になったりするかもしれません。 見過ごしたつもりでも、つい思い返してしまう。それくらいロンドンは、印象の残りやすい街です。

映画スター銅像ストリート(シーンズ・イン・ザ・スクエア)は、ロンドンの映画の中心地レスター・スクエア一帯に設置された、映画キャラクターのブロンズ像を巡る無料の屋外アートトレイルです。1920年代から現代までの名作映画を象徴するキャラクターたちが街中に点在し、映画史とロンドン文化の両方を気軽に楽しめるのが魅力。昼間は写真撮影、夜はライトアップと音楽演出で雰囲気が一変し、観光客にも地元の人にも親しまれています。予約不要・入場無料で、映画ファンなら必ず立ち寄りたいスポットです。

オスタリー・パーク&ハウスは、16世紀に起源を持つ邸宅を18世紀に建築家ロバート・アダムが新古典主義様式へと劇的に改装した、ロンドン屈指の歴史的邸宅です。壮麗な室内装飾と調和の取れた家具、広大な公園と湖を備え、「ロンドンにあるカントリーハウス」とも称されます。市内中心部から地下鉄でアクセスできるとは思えないほど静かで開放的な環境が魅力です。

Cutty Sark Rig Climb Experienceでは、19世紀の高速帆船カティーサークの巨大マストを実際に登り、かつての船員が味わった高さと視界の広さを体感できます。安全講習を受けた後、メインデッキから“ラットライン”と呼ばれる縄ばしごを登っていくと、テムズ川とグリニッジ一帯を見渡す絶景が広がります。さらにロワー・トップセイル・ヤードの横棒に掴まりながら横移動するチャレンジも含まれ、帆船時代の緊張感がリアルに再現されます。体験後は博物館として保存されている船内を自由に見学でき、海運史の貴重な一面に触れられます。

キア・オーバルは150年以上の歴史を持ち、サリー・カウンティ・クリケットクラブの本拠地として、2005年のアッシュズ勝利をはじめ数々の名勝負の舞台となってきたスタジアムです。約90分の見学ツアーでは、選手が立つアウトフィールドや解説席、会員パビリオン、委員会室、クラブミュージアムを巡り、最後はピッチを見渡すティータイムが楽しめます。クリケットファンはもちろん、英国スポーツ文化に触れたい旅行者にも人気の体験です。

クイーン・シャーロット・コテージは、18世紀後半に建てられた王室のためのサマーハウスで、ジョージ3世と王妃シャーロットがキュー宮殿滞在中に家族でピクニックやお茶を楽しむために使われました。現在はヒストリック・ロイヤル・パレスが管理し、王室の私的で親密な時間を伝える貴重な建物として公開されています。質素な外観とは対照的に、内部には洗練されたジョージアン様式の装飾が残り、王妃一家の日常を身近に感じられる場所です。

グラント動物学博物館は、ロンドン大学ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)内にある、動物学と自然史に特化した無料博物館です。1827年に教育用コレクションとして創設され、現在では一般公開され、骨格標本、剥製、液浸標本などを通じて動物界の多様性と進化を紹介しています。特に、世界でも極めて希少な絶滅動物の標本を間近で見られる点が大きな魅力で、学術性と好奇心を刺激する展示がコンパクトに凝縮されたスポットです。

クリスタルパレス駅すぐ近くに広がる200エーカーの巨大公園。1850年代に作られたヴィクトリア時代の恐竜像、49メートルの迷路、子ども向けファーム、スケートパーク、ナショナル・スポーツセンターなど、多様な施設が無料で楽しめる。家族連れにも人気のロンドン南東部の名所。

フラムFCの本拠地、クレイヴン・コテージをガイド付きで巡るツアー。プレイヤーズトンネルから歴史的建造物『コテージ』内部まで、普段は関係者のみが立ち入れる施設を探検できる。ロンドンで最も古いプロクラブの伝統を肌で感じられる75分の体験。

コーラムズ・フィールズは、ロンドン中心部ブルームズベリー地区にある子ども専用の無料パーク&プレイグラウンド。7エーカーの広大な敷地に複数の遊び場、スポーツ施設、芝生、パドリングプール、サンドピット、屋内ソフトプレイルーム、野生動物ガーデンなどが揃う。16歳以下の子どもが主役の公園で、大人は必ず子ども連れでのみ入場可能。都会のど真ん中で遊びと自然を味わえる、唯一無二の空間。

「The Moonwalkers: A Journey with Tom Hanks」は、アポロ計画からNASA最新のアルテミス計画まで、人類の月探査の歩みをトム・ハンクスのナレーションと巨大映像で追体験できる没入型展覧会です。Lightroom(キングスクロス)を会場に、床から天井まで包み込むプロジェクションや高精細映像、NASAの実写アーカイブ、アンドリュー・ソーンダースによるApollo Remastered の写真などが展示され、宇宙の感動を“体験”として味わえる構成です。上映は約50分、会場内には滞在延長も可能で、宇宙ファン・家族連れ・アート鑑賞者にも人気の高い企画です。