トワイニングTwinings

    紅茶・食品
    1706年創業
    ロンドン・ストランド

    1706年からストランドの同じ場所で店を開き続けている。間口2メートルの、異様に細長い世界最古のティーショップ。

    トワイニング

    画像: N Chadwick / CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons

    価格の目安

    £3〜30

    旗艦店

    トワイニング ストランド本店

    最寄り: Temple 駅 / Chancery Lane 駅

    トワイニングの特徴

    トワイニングの強みは、同じブランドで「ばらまき用」と「特別な一品」を両方まかなえることです。他のブランドではこうはいきません。

    スーパーで50袋 £3 イギリス土産の紅茶として、これ以上効率のいい選択肢はそうありません。Tesco や Sainsbury's で買えるので、観光の合間に済ませられます。職場や学校に配る用途では最適解です。

    本店には本店しかないものがある ストランド216番地では限定ブレンドと量り売りの茶葉が買えます。100g 単位で選べ、何がいいか分からなければ店員が好みを聞いて出してくれる。買い物というより体験に近い時間です。

    店が観光地として成立している 1706年から同じ場所で営業を続け、現在も営業している世界最古のティーショップとされます。1787年から使われている入口の紋章(中国人の像と金色のライオン)はそのまま残っており、英国最古級の商業ロゴのひとつです。

    間口2メートルの狭い入口を抜けると、両側に茶葉の棚が続く廊下のような空間があり、一番奥が小さな博物館になっています。無料で見られます。

    世界最古の、今も使われているロゴ

    入口の上に乗っている紋章は、ただの装飾ではありません。現役で使われ続けているロゴとしては世界最古とされるものです。

    1787年、創業者の孫リチャード・トワイニングがこの門を作らせました。載せたのは3つ。

    要素意味
    金色のライオントワイニング家と商売の力。伏せているのは創業者トーマスへの敬意を表すため
    左右2体の中国人像中国との茶の交易。当時、茶葉が採れるのは事実上その一国だけだった
    TWININGS の文字同じ綴り・同じ書体が今日の紅茶の箱まで続いている

    スーパーで £3 の箱を手に取ると、そこに1787年から変わっていない文字が印刷されています。ばらまき用に買った50袋入りの箱にも、本店の門と同じロゴが乗っている。

    店の前に立ったら、買う前にまず上を見てください

    トワイニングの歴史

    1706年、トーマス・トワイニングがストランド216番地にコーヒーハウスを開きました。紅茶の店ではありません。当時のロンドンはコーヒーハウス全盛で、紅茶はまだ珍しく、そして非常に高価な飲み物でした。

    茶葉を売るという発想

    彼が始めたのは、茶葉そのものを量り売りすることでした。

    店で淹れて飲ませるだけでなく、家で淹れるための葉を売る。これには副次的な効果がありました。当時のコーヒーハウスは女性が入れない場所でしたが、店先で茶葉を買うだけなら誰でも来られる。

    結果として客層が大きく広がりました。紅茶がイギリスの家庭に入っていく最初の経路の一つが、この店だったことになります。

    同じ場所で300年

    店は創業から同じ場所で続いています現在も営業している世界最古のティーショップとされ、1787年から使われている入口の紋章もそのまま残っています。

    門の上には、向かい合って座る2体の中国人の像金色のライオンが置かれています。中国は当時の茶の産地、ライオンは英国。この紋章は英国で最も古い商業ロゴの一つとされます。

    間口2メートルの店

    建物の形が独特です。間口が2メートルほどしかないのに、奥へ細長く伸びている。

    これはロンドンの古い商業地でよくある形で、通りに面した幅で税が決まった時代の名残ともいわれます。狭い入口を抜けると、両側に茶葉の棚が続く廊下のような空間があり、一番奥が小さな博物館になっています。

    創業以来の資料と古い茶器が展示されていて、無料で見られます。

    本店の内部。間口の狭さに対して奥へ細長く伸びる造りで、一番奥が小さな博物館になっている。

    本店の内部。間口の狭さに対して奥へ細長く伸びる造りで、一番奥が小さな博物館になっている。

    画像: Jacklee. / CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons

    ロンドンでの買い方

    イギリス土産としての紅茶の最適解です。ただし買う場所で意味が変わります

    スーパーと本店の使い分け

    買う場所価格何のため
    スーパー(Tesco / Sainsbury's)50袋 £3 前後職場・友人へのばらまき
    ストランド本店£10〜30特別な1人用・自分用

    スーパーなら50袋入りが £3 前後。職場や友人に配る用として、これ以上効率のいい選択肢はそうありません。観光の合間に済ませられます。

    ストランドの本店では、限定ブレンドと量り売りの茶葉が買えます。ここでしか手に入らないものがあり、同じブランドで「ばらまき用」と「特別な一人用」を両方まかなえます。

    本店は見落としやすい

    場所はストランド沿い、王立裁判所(Royal Courts of Justice)の向かいあたりです。

    問題は、間口が2メートルほどしかないこと。周囲の建物に埋もれていて、普通に歩いていると通り過ぎます。**216という番地を頼りに探してください。**入口の上に中国人の像とライオンの紋章が乗っているのが目印です。

    最寄りは Temple 駅か Chancery Lane 駅。セント・ポール大聖堂やコヴェント・ガーデンから歩ける距離なので、その日の動線に組み込めます。

    量り売りを試す

    本店では茶葉を量り売りしてくれます。100g 単位で、袋詰めのものより自由が利く。

    何を選べばいいか分からなければ店員に聞いてください。産地や好みを言えば出してくれます。買い物というより体験に近いので、時間があるならここに10分使う価値があります。

    ひとこと: 本店は間口が2メートルほどしかなく、通り過ぎやすい店です。216番地という数字を覚えていくと確実に見つかります。

    何を買えばいいか

    長く定番として残っているものを中心に選びました。価格は変わります。目安として見てください。

    • アールグレイ(スーパー版)

      Earl Grey

      50袋で £3 前後。ばらまき用の基準になる一品。

      £3〜5

    • 本店限定ブレンド

      Strand Exclusive Blends

      216番地の店舗でしか買えない。量り売りもある。

      £10〜30

    • レディグレイ

      Lady Grey

      アールグレイに柑橘とヤグルマギクを足したもの。日本での知名度は低い。

      £4〜8

    主な店舗・アウトレット

    営業時間は載せていません。変わりやすく、古い情報を頼りに行くと閉まっていることがあるためです。 行く前に公式サイトで確認してください。

    • 旗艦店

      トワイニング ストランド本店

      216 Strand, London WC2R 1AP

      Temple 駅 / Chancery Lane 駅

      王立裁判所の向かいあたり。間口が2メートルほどしかなく通り過ぎやすいので、216という番地を頼りに。入口上の中国人の像とライオンの紋章が目印。奥が小さな博物館。

    • 取扱店

      Tesco / Sainsbury's などのスーパー

      50袋入りが £3 前後。ばらまき用はここで済ませるのが最も効率がいい。

    • 取扱店

      ヒースロー空港

      買い忘れの保険。ただし本店の限定ブレンドは置いていない。

    よくある質問

    Twinings 公式サイト →

    ほかのイギリスブランド