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    おすすめ度4
    オールド・スピタルフィールズ・マーケット|ロンドン観光スポット

    オールド・スピタルフィールズ・マーケットOld Spitalfields Market

    青果の卸売市場だった鉄骨の建屋が、そのまま屋内市場になった

    無料
    ショッピングショーディッチ/イーストエンドを歩く
    料金
    無料
    所要時間
    1〜2時間
    最寄駅
    Liverpool Street 徒歩5分
    開館時間
    10:00〜18:00頃(店舗と曜日で前後する)

    料金・開館時間は変更されることがあります。訪問前に 公式サイト で最新情報をご確認ください。

    東ロンドンの入口に建つ屋根付きの市場。1638年にチャールズ1世が市を開く特許を与えた場所で、いまの鉄骨とガラスの建屋は1887年のものである。1991年まで青果の卸売市場として使われ、卸売がレイトンへ移ったあとに残った建屋が、衣料・工芸・古物・屋台料理の屋内市場に変わった。曜日で出店の種類が入れ替わり、日曜がいちばん大きい。屋根の下なので雨でも歩ける。

    このページの内容

    • 「施療院の野原」という地名
    • 取り壊されかけて、半分だけ残った
    • 豆知識

    着いてからの歩き方

    オールド・スピタルフィールズ・マーケットに着いたら、この順に見ていくと迷いません。

    1. 到着

      リヴァプール・ストリート駅から北へ5分

      駅を出てビショップスゲートを北へ歩き、ブラッシュフィールド・ストリートへ入ると屋根の見える広場に出ます。屋根の下なので雨でも歩けます。冬の日曜の逃げ場として使いやすい場所です。

    2. コツ

      曜日で中身が変わる。日曜がいちばん大きい

      木曜は古物、金曜は衣料と作家もの、日曜が最大というのが長く続いている組み方です。ただし企画は入れ替わるので、目当てがあるなら公式で当日の内容を確認してから行くこと。平日は出店の数が減ります。

    3. 見どころ

      古い鉄骨から新しいガラスへ、境目なく歩く

      東側はヴィクトリア朝の鉄骨の建屋、西側はノーマン・フォスターの設計による現代の建物です。歩いていると片方からもう片方へ切れ目なく移ります。この継ぎ目は、市場を全部壊すか残すかで十数年争った末の折衷そのものです。

    4. 見落としやすい

      北に立つホークスムーアの教会

      市場の北、コマーシャル・ストリートに面してクライスト・チャーチ・スピタルフィールズが建っています。ニコラス・ホークスムーアが1729年に建てた教会で、市場の屋根の隙間から白い尖塔が見えます。開いている時間なら中に入れて、入場は無料です。

    5. コツ

      日曜は歩ける範囲に市場が3つ立つ

      ブリック・レーンまで徒歩5分、ペチコート・レーンまで10分ほど。日曜はこの3つが同時に開きます。ひとつだけ見て帰ると東ロンドンの日曜を半分しか見ないことになるので、屋根のあるここを起点にして順に歩くのがよい。

    「施療院の野原」という地名

    スピタルフィールズという地名は、聖マリア・スピタル——1197年に建てられた修道院付属の施療院に由来する。「スピタル(施療院)の野原」である。修道院は16世紀の解散で消えたが、地名だけが残った。

    市が立つようになるのは1638年である。チャールズ1世が、この野原で肉と鶏と根菜を売る特許を与えた。ロンドンの市壁のすぐ外側、つまり市の規制が及ばない場所だったことが効いている。同じ理由でこの一帯には、のちにフランスから逃れたユグノーの絹織物職人が住み着き、続いてアイルランド人、ユダヤ人、ベンガル人が入れ替わりに住んだ。移民が最初に足をつける街として、400年ほど同じ役目を果たしている。

    1887年、市場の借地権を買ったロバート・ホーナーが、現在の鉄骨とガラスの建屋を建てた。ホーナーはもともとこの市場で荷を担いでいた運搬人である。自分が働いていた市場を、稼いだ金で建て直したことになる。

    以後100年あまり、ここはロンドンの主要な青果の卸売市場だった。転機は1991年で、大型トラックが入れないという理由から、卸売の機能は東のレイトンへ移る。建屋だけが残った。

    取り壊されかけて、半分だけ残った

    卸売が去ったあと、この建屋をどうするかで長い争いが起きた。開発側は全面的な建て替えを望み、地元は保存を求めた。十数年続いた対立の結末は、折衷だった。

    西側の半分は取り壊され、ノーマン・フォスターの設計による新しい建物とオフィスに置き換わった。東側のヴィクトリア朝の建屋は残った。いま市場として使われているのはこの東半分である。歩いていると、鉄骨の古い屋根から現代のガラスの空間へ、境目なく移り変わるのが分かる。この継ぎ目そのものが、争いの結果である。

    売っているものは一定していない。曜日ごとに企画が替わり、古物の日、衣料と作家ものの日、食べ物中心の日がある。周辺には常設の飲食店が並んでいるので、市が立っていない日でも空にはならない。

    近隣との関係も見ておくとよい。この市場から徒歩5分のブリック・レーンには別の市が立ち、さらに南のペチコート・レーンにも日曜の市がある。東ロンドンの日曜は、歩ける範囲に市場が3つ同時に立つ。ひとつだけ見て帰ると、この街の日曜を半分しか見ていないことになる。

    豆知識

    • 日曜がいちばん大きい。木曜は古物、金曜は衣料と作家もの、という組み方が長く続いているが、企画は入れ替わるので公式で確認
    • 市場の北に建つクライスト・チャーチ・スピタルフィールズは、ニコラス・ホークスムーアが1729年に建てた教会。市場の屋根の隙間から尖塔が見える
    • 屋台料理の区画があり、座って食べられる。バラ・マーケットより空いている
    • 屋根の下なので雨でも歩ける。冬の日曜の逃げ場として使いやすい
    • リヴァプール・ストリート駅から徒歩5分。ショーディッチ・ハイ・ストリート駅からも近い

    場所とアクセス

    住所

    16 Horner Square, London E1 6EW, UK

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    公式サイト

    オールド・スピタルフィールズ・マーケット

    oldspitalfieldsmarket.com

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