ロンドLogoJUST RONDON - ロンドン観光・旅行・現地ガイド
    ロンドLogoLive.Love.London. - 最強ロンドンガイド
    • 今週のロンドン
    お問い合わせサイト概要利用規約プライバシーポリシーTop Pageへ

    ジャスト・ロンドンは、ロンドンの深層に迫る力量も器量もない中途半端な存在ですが、旅の判断をほんの少し整える一文が紛れていれば、それだけで存在理由になります。

    1. Home
    2. 観光ガイド
    3. ハムステッド・...
    おすすめ度3
    ハムステッド・ヒース|ロンドン観光スポット

    ハムステッド・ヒースHampstead Heath

    地主の宅地化を30年阻んで守られた、起伏のある原野

    子ども向け
    無料
    庭園・公園
    料金
    無料(遊泳池は有料)
    所要時間
    2〜3時間
    最寄駅
    Hampstead Heath 徒歩1分
    開館時間
    終日開放

    料金・開館時間は変更されることがあります。訪問前に 公式サイト で最新情報をご確認ください。

    ロンドン北部に広がる約800エーカーの原野。19世紀に地主が宅地開発を繰り返し試み、その都度阻まれた末、1871年の法律で「永久に囲わず建てず」と定められた。パーラメント・ヒルからの中心部の眺めは法律で保護されている。通年で泳げる池があり、ケンウッド・ハウスが敷地の北側に建つ。

    このページの内容

    • 地主が売りたがり、遺言がそれを止めていた
    • 整備されていないのは、そう決められているから
    • 豆知識

    着いてからの歩き方

    ハムステッド・ヒースに着いたら、この順に見ていくと迷いません。

    1. 到着

      整備された公園ではない

      他の王立公園と違い、花壇も並木道もほとんどありません。雑木林と草地と池が入り混じった状態です。これは手入れ不足ではなく、1871年の法律が自然な様相の保存を義務づけているためです。道はぬかるみやすく、起伏も大きいので歩きやすい靴が要ります。

    2. 見どころ

      パーラメント・ヒルからの眺め

      南東側の丘からロンドン中心部を見渡せます。シティの高層ビル群、セント・ポール大聖堂、ロンドン・アイまで見通せ、この眺めは法律で保護されています。頂上にベンチがあり、夕暮れ時は人が集まります。ヒースの中では最も分かりやすい目的地です。

    3. 見どころ

      ケンウッド・ハウスまで歩く

      敷地の北端に18世紀の屋敷が建っています。レンブラントの自画像とフェルメールが無料で見られる場所で、ヒースの散策と組み合わせるのが定番です。パーラメント・ヒルからは20分ほど。屋敷の前の芝生から池越しに建物を見る構図がよく知られています。

    4. 見落としやすい

      池では通年泳げる

      男性用・女性用・混合の3つの遊泳池があり、一年を通して開いています。冬も閉まらず、水温が下がるだけです。有料で、事前予約が要ります。泳がなくても、真冬に泳ぐ人を見られる場所として知られています。

    5. コツ

      道に迷いやすい

      小径が入り組んでおり、標識も多くありません。地図を持たずに歩くと方向を見失います。目印になるのはパーラメント・ヒルとケンウッド・ハウスくらいです。最寄りはハムステッド・ヒース駅かゴスペル・オーク駅で、どちらも南側の入口に近い位置にあります。

    地主が売りたがり、遺言がそれを止めていた

    19世紀のハムステッド・ヒースは、サー・トマス・メアリオン・ウィルソンという地主の所有地だった。ロンドンが北へ広がるにつれ、この起伏のある原野は宅地として高い価値を持つようになる。

    ウィルソンは開発したかったが、できなかった。父の遺言が21年を超える借地契約を禁じていたためである。当時の宅地開発は99年の長期借地を前提としており、21年では住宅を建てて回収する事業が組めない。

    そこで彼は法律を変えようとした。共有地を囲い込む権限を求める私法案を議会に出し、これを繰り返す。30年以上にわたる攻防の末、法案はいずれも通らなかった。

    ウィルソンは1869年に世を去る。1871年、議会はハムステッド・ヒース法を成立させ、200エーカーを公共のために取得した。法の文言は明快で、管理者は「ヒースを永久に開かれた、囲われない、建物の建たない状態に保つ」こと、そして「ヒースの自然な様相と状態を可能な限り保存する」ことを義務づけられた。

    整備されていないのは、そう決められているから

    他の王立公園を見たあとにここへ来ると、印象がはっきり違う。花壇も並木道も整形された芝生も少なく、雑木林と草地と池が入り混じっている。

    これは手入れ不足ではない。1871年法が求めているのは、庭園として整えることではなく、自然な様相を保存することだからである。管理の目標が他の公園と根本的に違う。ロンドンの中心から地下鉄で20分の場所に、意図的に整備されない土地が残されている。

    その後も敷地は足されていった。パーラメント・ヒルが1888年、ゴールダーズ・ヒルが1898年、拡張部が1907年、そして1928年にアイヴィー伯がケンウッド邸の残余を国へ遺贈している。現在の約800エーカーは、半世紀以上かけて継ぎ足された結果である。

    パーラメント・ヒルからの中心部の眺めは法律で保護されている。リッチモンド・パークの視線と同じ仕組みで、この方向には高い建物を建てられない。

    豆知識

    • 遊泳池(ポンド)が男性用・女性用・混合の3つあり、通年で泳げる。冬も水温は下がるだけで閉まらない。有料で、事前予約が要る
    • ケンウッド・ハウスが敷地の北側に建つ。レンブラントとフェルメールが無料で見られる屋敷で、ヒースの散策と組み合わせられる
    • 起伏が大きく、ぬかるむ道が多い。歩きやすい靴が要る

    場所とアクセス

    住所

    Hampstead, London NW3 1TH, UK

    Google マップで開く

    公式サイト

    ハムステッド・ヒース

    cityoflondon.gov.uk

    みんなの口コミ

    ハムステッド・ヒースを訪れた感想や、これから行く人に役立つコツがあれば教えてください。

    残り2000文字

    投稿は誰でも読めます。個人情報は書かないでください。

    まだコメントはありません。最初の投稿をお待ちしています。

    ハムステッド・ヒースの近くで一緒に回れるスポット

    徒歩圏内にある観光スポットです。同じ日にまとめて回ると効率よく歩けます。

    ケンウッド・ハウス|ロンドン観光スポット

    ケンウッド・ハウス

    約1.2km・所要 1.5〜2.5時間

    ハイゲート墓地|ロンドン観光スポット

    ハイゲート墓地

    約1.3km・所要 1〜2時間

    フェントン・ハウス|ロンドン観光スポット

    フェントン・ハウス

    約1.4km・所要 1〜1.5時間

    ゴールダーズ・ヒル・パーク動物園|ロンドン観光スポット

    ゴールダーズ・ヒル・パーク動物園

    約1.9km・所要 1時間

    同じカテゴリーの観光スポット

    コーラムズ・フィールズ|ロンドン観光スポット

    コーラムズ・フィールズ

    クリスタルパレス・パーク|ロンドン観光スポット

    クリスタルパレス・パーク