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    ジャスト・ロンドンは、ロンドンの深層に迫る力量も器量もない中途半端な存在ですが、旅の判断をほんの少し整える一文が紛れていれば、それだけで存在理由になります。

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    おすすめ度2
    バービカン温室|ロンドン観光スポット

    バービカン温室Barbican Conservatory

    劇場の舞台裏を隠すために、ガラスの温室を被せた

    子ども向け
    無料
    庭園・公園シティ/タワー地区を歩く
    料金
    無料(要予約)
    所要時間
    45分〜1時間
    最寄駅
    Barbican 徒歩5分
    開館時間
    公開日のみ、時間指定の予約制(公開日程は公式で確認)

    料金・開館時間は変更されることがあります。訪問前に 公式サイト で最新情報をご確認ください。

    バービカン・センターの上階にある温室。ロンドンではキューガーデンに次ぐ規模で、約1,500種の植物と樹木が入る。もとは劇場のフライタワー——舞台の上に背景を吊り上げるための背の高い設備——を外から隠す必要があって生まれた空間で、その建築上の問題への答えがガラス張りの温室だった。入場は無料。ただし一般に開ける日が限られていて予約制なので、行く前に必ず公開日を確認すること。

    このページの内容

    • 隠したかったのは、劇場の天井裏
    • 1,500種が、コンクリートの上で40年育っている
    • 豆知識

    着いてからの歩き方

    バービカン温室に着いたら、この順に見ていくと迷いません。

    1. コツ

      まず、公開日かどうかを確かめる

      ここは常時開いている施設ではありません。公開日として告知された日以外は閉まっていて、貸切の催しが入る日も閉まります。無料ですが予約制で、券は1か月前から出ます。思い立って行っても入れないので、日程の確認が最初の一歩です。

    2. コツ

      券が取れなかった日は、当日券を朝に狙う

      公開日の朝9時半から、当日券が少数だけ出ます。数に限りがあるので確実ではありませんが、直前に予定が空いたときの手はこれです。待機リストもあります。

    3. 到着

      館内の標識より、受付で聞くほうが早い

      バービカン・センターは動線が分かりにくいことで知られています。温室は上階にあり、標識を追っていると迷います。入ったら受付で場所を聞いてしまうのがいちばん確実です。

    4. 見どころ

      足元がコンクリート、頭上が熱帯

      ここは地面の上ではなく劇場の屋上にあたります。舞台の背景を吊り上げる塔を外から隠すために温室を被せたのが始まりで、そのコンクリートの構造物の上に土を載せて40年以上育てた結果が、いまの密度です。窓の外にはブルータリズムの高層住宅、内側は熱帯という組み合わせが見どころです。

    5. 見落としやすい

      乾燥帯の部屋と、池の中

      サボテンと多肉植物は別室にまとめられています。本館の熱帯とは空気が違うので、入ると気づきます。池には鯉とミズガメがいて、どちらも表からは見えにくい位置にいます。

    隠したかったのは、劇場の天井裏

    バービカン一帯は、1940年12月の空襲でほぼ完全に焼き払われた。戦後、この更地に建てられたのが、住宅と劇場とコンサートホールと学校を一体で組んだバービカン・エステートである。設計はチェンバリン・パウエル・アンド・ボン、コンクリート打ち放しのブルータリズムを代表する建築として知られる。

    設計上の難問のひとつがフライタワーだった。劇場には、舞台の上に背景を吊り上げて収納するための塔状の空間が要る。バービカン劇場のそれは高く、外から見れば巨大で無表情な箱が突き出すことになる。周囲は住宅である。

    出てきた答えが、その箱にガラスの温室を被せることだった。1980年から81年にかけて植栽が行われ、1984年に開いている。つまりこの温室は、植物を育てるために計画された場所ではない。劇場の設備を視界から消すという建築上の都合から生まれた副産物である。

    1,500種が、コンクリートの上で40年育っている

    いまここには約1,500種の植物と樹木が入る。温帯と乾燥帯が混ざっており、南アフリカの岩石砂漠の低木からブラジルの海岸の植物まで、まったく系統の違うものが一つ屋根の下に並ぶ。木性シダ、ナツメヤシ、モンステラ、コーヒー、ショウガ。原産地では希少になっている種も含まれる。

    乾燥帯の区画は別室になっていて、サボテンと多肉植物が集められている。池には鯉とミズガメがいる。

    面白いのは足元である。ここは地面の上ではなく、劇場の屋上にあたる。コンクリートの構造物の上に土を載せて40年以上育て続けた結果が、この密度である。窓の外にはバービカンの高層住宅とコンクリートの回廊が見え、内側は熱帯になっている。ロンドンの温室のうち、ここだけが建築の内側にある。

    そして、いつでも入れるわけではない。一般公開は日を限って行われ、告知されていない日は閉まっている。貸切の催しが入れば、その日も閉まる。無料だが予約制である。

    豆知識

    • 入場無料。ただし予約制で、公開日が限られている。行く前に必ず公式の公開日程を確認すること
    • 券は1か月前から公開される。当日券は公開日の朝9時半から、数に限りがある
    • 館内の案内が分かりにくい。標識を追うより、受付で場所を聞くほうが早い
    • 同じ建物にバービカン・アート・ギャラリーがある。こちらは有料だが、開いている日はずっと多い
    • ロンドンでキューガーデンのテンペレート・ハウスに次ぐ規模とされる

    場所とアクセス

    住所

    Barbican Centre, Silk Street, London EC2Y 8DS, UK

    Google マップで開く

    公式サイト

    バービカン温室

    barbican.org.uk

    みんなの口コミ

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