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    おすすめ度3

    画像: Shryta234 / CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

    ローズ・クリケット・グラウンドLord's Cricket Ground

    アッシュズの壺が置かれた、クリケットの総本山

    料金
    大人 £31.95 / 子ども £21.95
    所要時間
    1時間40分
    最寄駅
    St John's Wood 徒歩5分
    開館時間
    ツアーは毎日運行(大きな試合の日は休止。公式で確認)

    料金・開館時間は変更されることがあります。訪問前に 公式サイト で最新情報をご確認ください。

    1814年に現在の場所へ移った、クリケットの規則を定めてきたMCCの本拠地。「クリケットの家」と呼ばれる。ガイドツアーで、ロング・ルーム、選手が芝へ出ていく通路、ドレッシングルーム、そしてアッシュズの壺を収めた博物館を見て回れる。宇宙船のような報道センターと、2.5メートルも傾いたグラウンドが、ここを見ただけで分かる場所にしている。所要は約1時間40分。

    着いてからの歩き方

    ローズ・クリケット・グラウンドに着いたら、この順に見ていくと迷いません。

    1. コツ

      試合の日は入れない。日程を先に見る

      ツアーはほぼ毎日運行しますが、大きな試合の日と準備日は休止します。旅程を先に組んでから調べると外れることがあるので、公式の試合カレンダーと突き合わせてから日を決めてください。予約は必須です。

    2. 到着

      集合はグレース・ゲートの脇

      セント・ジョンズ・ウッド駅から5分ほど歩いた、セント・ジョンズ・ウッド・ロードに面した門です。受付の窓口は門の隣にあります。所要は約1時間40分で、途中で抜けられる構成ではありません。

    3. 見どころ

      アッシュズの壺は、思っているより小さい

      館内の博物館にある本物は高さ11センチほどの陶製の小壺です。イングランドとオーストラリアが5試合をかけて争い、勝者に渡されるのは複製で、本物はどちらが勝ってもこの棚から動きません。1864年開館のこの博物館は、世界最古のスポーツ博物館とされます。

    4. 見どころ

      ロング・ルームを、選手と同じ向きに歩く

      選手が芝へ出るときに必ず通る部屋で、両側に会員が座って迎えます。ツアーではこの部屋を選手と同じ順路で通り抜けます。壁の肖像画と、そこを歩くという行為の重さが、この競技場の性格を一度で伝えます。

    5. 見落としやすい

      グラウンドが傾いているのを、その場で確かめる

      フィールドは端から端で2.5メートル下がっています。案内されなければ気づきませんが、一度言われてから見ると分かります。宙に浮いて見える白い報道センターは、造れる建設会社が見つからず船を造る会社がオランダの造船所で組み立てたものです。

    3度引っ越して、いまの場所に落ち着いている

    名前のローズは地名ではなく人名である。トマス・ロードというワイン商が1787年に最初の競技場を開いた。ドーセット・スクエアのあたりで、いまの場所ではない。

    地代が上がって1811年に2つめの場所へ移り、そこも運河の建設で立ち退きになり、1814年に3か所目——現在地——に落ち着いた。移転のたびに、ロードは競技場の芝を掘り起こして運んでいる。同じ芝の上でプレーを続けるためである。

    ここを本拠にするMCC(メリルボーン・クリケット・クラブ)は、クリケットの競技規則そのものを制定してきた組織である。世界のどこで試合をしていても、規則の版元はここにある。1864年に開いた館内の博物館は、世界最古のスポーツ博物館とされる。

    そこに置かれているのがアッシュズの壺である。高さ11センチほどの陶製の小壺で、イングランドとオーストラリアが5試合をかけて争う。勝者に渡されるのは複製で、本物はどちらが勝ってもこの棚から動かない。

    グラウンドが傾いていて、宇宙船が浮いている

    見た目で真っ先に気づくのは、フィールドが平らでないことである。北西から南東へ、端から端で2.5メートル下がっている。

    これは欠陥ではなく直されていない地形で、競技にも影響する。傾斜の高いほうから投げるか低いほうから投げるかで球の曲がり方が変わり、選手は「坂の上から」「坂の下から」と言い分ける。世界の主要な競技場で、これほどはっきり傾いたまま使われている例はほかにない。

    もうひとつ目を引くのが、宙に浮いているように見える白い塊——報道センター(1999年)である。建築事務所フューチャー・システムズの設計で、全体がアルミの一体成型という前例のない構造をとった。建てられる建設会社が見つからず、最終的に船を造る会社が受注してオランダの造船所で組み立て、現地へ運んで据え付けている。ヴィクトリア朝のパビリオンと同じ視界に、船の技術で造られた建物が並んでいる。

    豆知識

    • ロング・ルームは選手が芝へ出るときに必ず通る部屋で、会員が両側に座って迎える。ツアーの見どころのひとつ
    • パビリオンの上に立つ風見は「ファーザー・タイム」。大鎌を持った時の翁が、切り株からベイルを外している
    • ドレッシングルームの名誉の板には、この競技場で100点や5奪三振を記録した選手の名が刻まれている。名前を載せることが選手の目標になっている
    • 試合開催日と準備日はツアーが休止する。日程は公式の試合カレンダーと合わせて確認すること

    場所とアクセス

    みんなの口コミ

    ローズ・クリケット・グラウンドを訪れた感想や、これから行く人に役立つコツがあれば教えてください。