アップ・アット・ジ・O2Up at The O2
ドームの屋根を渡って、52メートルの高さでテムズを見下ろす
ロンドンパス:対象は昼・夕暮れ・トワイライトの回だけです。夜の回や特別開催の回には使えません
- 料金
- 大人 £38〜(回によって変わる) / 子ども £33〜(年齢の下限あり)
- 所要時間
- 約1時間30分
- 最寄駅
- North Greenwich 徒歩5分
- 開館時間
- 9:30〜21:00頃(回の設定は季節で変わる。公式で確認)
料金・開館時間は変更されることがあります。訪問前に 公式サイト で最新情報をご確認ください。
The O2(旧ミレニアム・ドーム)の屋根に張られた通路を歩いて渡る体験。頂上の展望台は高さ52メートルで、カナリー・ワーフの高層群、オリンピック・パーク、遠くにシティが同時に見える。命綱と専用の靴と上着が貸し出され、往路は最大30度の上り坂になる。2012年開始。昼、日没、夜景の回があり、所要は約90分。年齢と身長の下限がある。
このページの内容
着いてからの歩き方
アップ・アット・ジ・O2に着いたら、この順に見ていくと迷いません。
- 到着
受付はドームの中ではなく、外周にある
ノース・グリニッジ駅を出るとドームの足元に着きます。受付は建物の内側ではなく、外周に建つ専用の小屋です。予約時刻の30分前には着いておいてください。スーツと靴と命綱を受け取って装着するだけで15分ほどかかります。
- コツ
手ぶらで登る。荷物はロッカーへ
手荷物は持って登れません。受付のロッカーに預けます。カメラとスマートフォンの扱いは回によって違うので、自分で写真を撮りたいなら予約のときに確認しておくと当日ばたつきません。上着は貸し出されますが、下は動きやすい服と踵の低い靴で行くこと。
- 見どころ
足元が沈む。それがこの体験の中身
通路は最大30度の上り坂で、踏むたびに足元が沈みます。屋根が1ミリの布でできているためで、階段を登るのとはまったく違う感覚です。手すりは無く、腰のハーネスをレールに繋いだまま進みます。距離より足場が動くことのほうが疲れるので、往路はゆっくり行くこと。
- 見どころ
頂上では、ビルより川を見る
展望台は高さ52メートル。正面にカナリー・ワーフの高層群、右手にシティ、左手にオリンピック・パークが並びます。ただし見るべきは川です。テムズがこの半島をほぼ一周しており、自分が水に囲まれた場所に立っていることが、上からだと一目で分かります。
- 見落としやすい
屋根を吊っている柱を数える
頂上から見下ろすと、屋根を吊る黄色い柱が周囲に立っています。全部で12本、高さ100メートル、ドームの直径は365メートル。1年の月数と日数から寸法が決められています。案内では触れられないことがあるので、自分で数えてみてください。
- コツ
昼、日没、夜で見えるものが変わる
回によって時間帯が違います。遠くまで見えるのは空気の澄んだ昼、街の明かりを見たいなら夜です。強風と落雷では中止になります。当日の実施と振替の条件は公式で確認してください。
1年で閉じた失敗作が、世界一のライブ会場になった
建物の本名はミレニアム・ドームである。2000年を記念する国家事業として建てられ、2000年1月1日に開いた。総工費は£7億8,900万。ところが来場は目標の半分ほどにとどまり、税金の無駄遣いの象徴として叩かれ続けたまま、同じ年の12月31日に閉じた。開いていたのはちょうど1年である。
その後2年以上、この巨大な建物は空のまま放置された。買い手がつかず、解体案まで出ている。転機は米国の興行会社AEGが長期の賃借に踏み切ったことだった。屋根はそのままに、内部に2万席のアリーナと映画館と飲食店を作り込む。2007年6月24日、The O2 として開業した。
結果は反転した。開業から数年でチケットの販売数において世界で最も売れた音楽会場になり、以後その座をほぼ手放していない。同じ建物が、失敗の代名詞から興行の中心へ、7年で入れ替わったことになる。屋根の上を歩く体験が始まるのは、そのさらに5年後の2012年である。
屋根の寸法は、暦から決まっている
設計はリチャード・ロジャース。直径365メートル、周囲に立つ支柱は12本、支柱の高さは100メートル。1年の日数、12か月、そして時計の文字盤——寸法のすべてが暦から取られている。ミレニアムを記念する建物として、意味を数字に埋め込んだ。
屋根そのものは、実のところ建物ではなく布である。ガラス繊維にテフロン加工をした膜で、厚さは1ミリしかない。それを鋼のケーブルで吊っている。上を歩けるのは、この膜の上にさらに別の通路を張ってあるからで、膜を直接踏んでいるわけではない。
通路は全長380メートル。往路は最大30度の上り坂になり、足元は柔らかく、踏むたびに沈む。手すりは無く、腰のハーネスをレールに繋いだまま登る。頂上の展望台は高さ52メートル——ドームの中心の高さである。ここからはカナリー・ワーフの高層群が正面に、右手にシティ、左手にオリンピック・パークが見える。テムズがこの半島をほぼ一周しているので、水に囲まれた場所に立っていることが、上からだと一目で分かる。
豆知識
- 年齢と身長の下限がある。18歳未満は大人の同伴が要る(数字は変わることがあるので公式で確認)
- スーツと靴と命綱は貸し出される。自分の靴のままでは登れない
- 手荷物は持ち込めない。無料のロッカーに預ける。カメラとスマートフォンの扱いは回によって違うので、予約のときに確認しておくとよい
- 強風と落雷では中止になる。振替と払い戻しの条件は公式に出ている
- ドームの中(飲食店と映画館)に入るだけなら無料。有料なのは屋根に登ることだけ
- IFSクラウド・ケーブルカーの乗り場が徒歩5分。屋根から見た景色を、こんどは川の上から見ることになる
場所とアクセス
みんなの口コミ
アップ・アット・ジ・O2を訪れた感想や、これから行く人に役立つコツがあれば教えてください。
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