サーペンタイン・ギャラリーズSerpentine Galleries
ハイド・パークで出会う、世界最前線の現代美術
- 料金
- 無料
- 所要時間
- 30〜45分
- 最寄駅
- Lancaster Gate
- 休館日
- 月
- 開館時間
- 10:00〜18:00 (展覧会期中)
料金・開館時間は変更されることがあります。訪問前に 公式サイト で最新情報をご確認ください。
サーペンタイン・ギャラリーズは、ロンドンのケンジントン・ガーデンズ内に位置する2つの現代美術ギャラリーで、年間を通じて無料で質の高い展示を楽しめる貴重な文化施設です。サーペンタイン湖を挟んで向かい合うサウスとノースの2館体制で、国際的に評価の高いアーティストや建築家による展示・プロジェクトを継続的に発信しています。自然豊かな公園の中で、最先端のアートと建築を気軽に体験できる点が大きな魅力です。
このページの内容
着いてからの歩き方
サーペンタイン・ギャラリーズに着いたら、この順に見ていくと迷いません。
- コツ
無料。2館に分かれている
ハイドパーク/ケンジントン・ガーデンズの中に、サーペンタイン・サウスとサーペンタイン・ノースの2館があります。どちらも入場無料で、橋を渡って徒歩5分ほど。現代美術の企画展が中心なので、行く時期によって内容が完全に変わります。
- 見どころ
夏のパヴィリオン
毎年6月から10月にかけて、サウス館の前庭に建築家が設計した仮設パヴィリオンが建ちます。2000年のザハ・ハディドに始まり、英国で建物を建てたことのない建築家に依頼するのが条件。2026年は25回目で、メキシコシティのLANZA atelier設計、6月6日から10月25日までです。
- 見どころ
毎年壊されて建て替わる
パヴィリオンは会期が終わると解体されます。つまり同じものは二度と見られません。中はカフェになっていて、コーヒーを飲みながら座れます。無料で入れる建築展示として、ロンドンで最も密度の高い体験のひとつです。
- 見落としやすい
ノース館は元・火薬庫
サーペンタイン・ノースは1805年築の火薬庫「ザ・マガジン」を転用した建物です。煉瓦のヴォールト天井の下がかつての火薬貯蔵室。2013年にザハ・ハディドが、ガラス繊維の膜でできた白い曲面の屋根を増築しました。19世紀の煉瓦から有機的に生えてきたように見える構成で、それ自体が見どころの建築です。
- コツ
公園散歩の途中に寄る
ハイドパークの真ん中にあるので、単体で行くより公園を歩く行程に組み込むのが自然です。無料で予約も不要なので、天気が変わったときの避難先としても使えます。
火薬庫と喫茶室が、美術館になった
サーペンタイン・ギャラリーズはハイド・パークとケンジントン・ガーデンズにまたがる2つの建物からなる。もとの用途はどちらも美術と関係がない。
南側のサーペンタイン・サウスは1934年に建てられた公園の喫茶室で、1970年から展示施設として使われている。北側のサーペンタイン・ノースはさらに古く、1805年に建てられた火薬庫である。ナポレオン戦争の時代に王立砲兵隊の弾薬を納めるために建てられ、1963年まで軍の作業場・倉庫だった。
2010年からザハ・ハディドが改修を手がけ、2013年にギャラリーとして開いた。火薬庫の直方体はそのまま残し、隣に波打つ屋根の増築部を継いでいる。この増築部が「ザ・マガジン」(火薬庫の意)というレストランで、名前は建物の前歴から取られている。
「英国で建てたことがない建築家」に限る、という条件
毎年夏、サウスの前庭に仮設のパヴィリオンが建つ。2000年にザハ・ハディドが設計したものが最初で、以来毎年、違う建築家が設計している。
この企画には明確な縛りがある。英国国内で建物を完成させたことがない建築家に依頼する、という条件である。だから毎回、名前は世界的に知られているのに英国では実作が見られない建築家が選ばれる。ロンドンで彼らの空間を体験できる唯一の機会になる、という設計になっている。
パヴィリオンは約3か月で解体される。恒久建築の審査や予算の制約から外れているぶん、実験的な構造や材料が試される場にもなっている。
豆知識
- 北側は2013年から2021年まで「サーペンタイン・サックラー・ギャラリー」と呼ばれていた。サックラー家が持つ製薬会社とオピオイド禍との関係が問題となり、寄付の受け入れを取りやめて改称した経緯がある
- 両館とも入場無料
- 2館はサーペンタイン橋をはさんで徒歩数分の距離にある。公園内を歩いて移動する
場所とアクセス
みんなの口コミ
サーペンタイン・ギャラリーズを訪れた感想や、これから行く人に役立つコツがあれば教えてください。
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