ロンドンで食材を安く買う店|Lidl・Aldi とエスニックスーパー
Where to Actually Buy Cheap Food in London
Lidl と Aldi は Tesco・Sainsbury's より体感2〜3割安く、自炊するなら第一候補です。さらにトルコ系・中華系のスーパーは野菜・米・肉が別次元の価格で、日本食材も Japan Centre より安く手に入ります。買う店を変えるのが、食費削減としては最も効果が大きい選択です。
要点
- 最も効果が大きい
- Lidl / Aldi に主買い物を移す(体感2〜3割安)
- 野菜・果物
- エスニックスーパーと青果市場が圧倒的に安い
- 米・豆・スパイス
- トルコ系・南アジア系スーパーで大袋を買う
- 日本食材
- 中華系・韓国系スーパーの方が Japan Centre より安い
- 注意
- Lidl / Aldi は店舗数が少なく、品揃えが日によって変わる
節約の手段としては、クーポンやタイミングより買う店を変える方が効果が大きいです。同じ食材が店によって倍近く違うため、主な買い物先を変えるだけで食費の水準そのものが下がります。
ロンドンの食料品店は、おおまかに次の層に分かれます。
- 高級層 —— Waitrose、M&S Food
- 標準層 —— Tesco、Sainsbury's、Co-op、Morrisons
- ディスカウント層 —— Lidl、Aldi
- エスニック系・市場 —— トルコ系、中華系、南アジア系、青果市場
節約の観点では、下の2層をどれだけ使えるかで差がつきます。
目次
1. Lidl と Aldi —— 自炊の第一候補
同じものが体感2〜3割安い
ドイツ系のディスカウントスーパーで、Tesco や Sainsbury's より明確に安いです。牛乳、卵、パン、鶏肉、野菜といった基本的な食材で差が出ます。
なぜ安いのか
品揃えを絞り、自社ブランド中心にして、陳列を簡素化(段ボールのまま並べる)することでコストを下げています。ブランド品の選択肢は少ないですが、基本的な食材の品質は標準層と大差ありません。
実際の使い方
- 主な買い物を Lidl / Aldi に寄せる。日常的な食材はここで揃える
- 特定のブランド品が必要なときだけ Tesco / Sainsbury's を使う
- 青果は当たり外れがあるので、その日の状態を見て判断する
弱点
店舗数が少ないことが最大の弱点です。ロンドン中心部にはほとんどなく、Zone 2〜3 以降の住宅街に多く立地しています。滞在先の近くにあるかどうかで、この選択肢が使えるかが決まります。
また、Meal Deal のような昼食向けの仕組みは弱いため、昼食は別の手段(Meal Deal)と組み合わせるのが現実的です。
実践メモ
- Lidl の週替わり商品(Middle of Lidl)は食品以外も安いが、狙って買うものではない
- Aldi の自社ブランドは品評会で高評価を得ているものもある。ブランド名で判断しなくてよい
- レジが速く、袋詰めは自分でカートに戻してから行うのが流儀。慌てなくてよい
補足
エコバッグは必須
イギリスではレジ袋が有料で、ディスカウント店では袋詰めも自分で行います。エコバッグを持たないと余計な出費になるので、1枚持ち歩いてください。
2. エスニックスーパー —— 野菜・米・肉が別次元
ロンドンの食費節約で最も過小評価されている選択肢
移民人口の多いロンドンには、各国のコミュニティ向けのスーパーが多数あります。価格は主要チェーンと比べて明確に安く、とくに野菜・果物・米・豆・スパイス・肉で差が大きくなります。
トルコ系スーパー
TFC(Turkish Food Centre) などが代表格です。North London(Haringey、Harringay、Dalston 周辺)に多く立地しています。
- 野菜・果物が非常に安い。量も多い
- パン(フラットブレッド系)が焼きたてで安い
- チーズ、ヨーグルト、オリーブ、ナッツ類が充実
- 肉は対面の精肉コーナーがあり、量を指定して買える
中華系・東アジア系スーパー
Chinatown の店(See Woo、Loon Fung など)や、各地の中華系スーパーです。
- 米が大袋で安い。長期滞在なら10kg単位で買うと単価が大きく下がる
- 麺類、豆腐、もやし、白菜、大根などのアジア系野菜
- 醤油・味噌・出汁・海苔などの日本食材が、日系専門店より安いことが多い
- 冷凍の餃子・点心類
南アジア系スーパー
East London(Whitechapel、Tooting、Southall など)に多数あります。スパイス、豆類、米が圧倒的に安く、量が多いです。自炊でカレーやスープを作る人には最適です。
韓国系スーパー
New Malden が韓国系コミュニティの中心で、韓国食材店があります。中心部にも小規模な店があり、日本食材と共通するものが多く手に入ります。
実践メモ
- 米・豆・スパイスは大袋を買うと単価が劇的に下がる。長期滞在者ほど有利
- 野菜は袋詰めの単位が大きい。シェアハウスなら同居人と分けると無駄が出ない
- 対面の精肉コーナーは英語で量を伝える必要があるが、指差しと数字で十分通じる
- 現金のみの店もある。初回は少額の現金を持って行くと安心
ヒント
日本食材は日系専門店以外も見る
Japan Centre のような日系専門店は品揃えが最も広い一方、価格は高めです。醤油・味噌・米・海苔・うどんといった基本的なものは、中華系・韓国系スーパーの方が安く手に入ることが多いので、こだわりのない品目はそちらで買うと差が出ます。
3. 青果市場 —— 量で買うなら最安
観光市場と生活市場は別物
ロンドンの市場は、観光客向けの市場と地元の生活市場に明確に分かれます。節約の対象になるのは後者です。
生活市場(安い)
- Ridley Road Market(Dalston)—— カリブ系・アフリカ系の食材が中心。野菜が非常に安い
- Brixton Market —— カリブ系。周辺の商店街も含めて安い
- Tooting Market —— 南アジア系
- Walthamstow Market —— ヨーロッパ最長級の露天市場
- Queen's Market(Upton Park)—— 多国籍で価格が低い
これらは「£1で1ボウル」といった量り売りが多く、量を買うなら最安です。
観光市場(安くない)
- Borough Market —— 品質は高いが価格も高い。観光と食べ歩きの場所
- Camden Market —— 屋台の食事が中心
Borough Market は行く価値のある場所ですが、節約の文脈で行く場所ではありません。
市場での注意
- 閉店前が最も安い。売り切りたい店が値段を下げる
- 現金の方が話が早い店が多い
- 量が多いので、シェアハウスなら分担すると無駄がない
- 品質は自分で見て選ぶ。傷んだものが混ざることもある
実践メモ
- 市場は午前中が品揃え最良、夕方が最安。目的で時間を選ぶ
- 「£1 a bowl」の掛け声は文字通りで、ボウル1杯分がその値段
- 自分で選べない店(店員が詰める)もある。品質にこだわるなら選べる店を探す
4. 組み合わせ方
1店で完結させない
現実的な運用は、用途で店を分けることです。
| 買うもの | どこで |
|---|---|
| 日常の基本食材(牛乳・卵・パン・鶏肉) | Lidl / Aldi |
| 野菜・果物 | エスニックスーパー / 市場 |
| 米・豆・スパイス(大袋) | エスニックスーパー |
| 日本食材の基本(醤油・味噌・海苔) | 中華系 / 韓国系スーパー |
| どうしても必要なブランド品 | Tesco / Sainsbury's |
| 昼食(外で買う) | Meal Deal |
すべてを1店で済ませようとすると、必ずどこかで高く買うことになります。週1回の大きな買い物をディスカウント店+エスニックスーパーで済ませ、細かい補充を近所の店で行うのが、手間と価格のバランスとして現実的です。
実践メモ
- 冷凍庫の容量が節約の上限を決める。肉と魚をまとめ買いして冷凍できるかどうかで差が出る
- 移動時間と交通費も計算に入れる。安い店が遠すぎると差が消える
よくある質問
本記事の価格・割引率・値引きの時刻は2026年8月時点で確認したものです。Meal Deal の価格は年に1〜2回改定され、閉店前の値引きや対象商品は店舗ごとの裁量で運用されているため、 記載どおりでない場合があります。最終的な価格は店頭・各社アプリでご確認ください。
みんなの工夫
「このエリアのこの店が安い」という具体的な店名や、エスニックスーパーで見つけた掘り出し物があれば教えてください。エリア名も添えていただけると助かります。
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