This Week in London

    2026 · W36

    今週のロンドン8月31日(月)〜9月6日(日)

    先週の号

    8月31日はノッティング・ヒル・カーニバル60周年の本番「大人の日」。週末はGDIFがオリンピック・パークとウーリッジで無料フィナーレを迎え、トラファルガー広場では黒人文化の祭典「Black on the Square」が終日無料で開かれる。

    夏の終わりと秋の始まりが重なる週。月曜のカーニバル最終日で夏を締めくくり、火曜からはテムズ川の祭典トータリー・テムズが開幕する。週末は無料イベントが集中し、ダンス・音楽・文学・クラシックカーまで選び放題。国立肖像画美術館のマリリン・モンロー展とイズリントンの人形劇展は9月6日で閉幕するので、見逃していれば今週が最後になる。

    2026年8月24日 調査毎週更新(翌週分を前の週にお届け)

    この号は先週の情報です

    運行状況や開催情報は変わっている可能性があります。最新号を確認してください。

    The Week at a Glance

    下段の数字は、その日に始まる・終わるものの件数。

    Highlights

    今週の耳寄り情報

    この週だからこそ狙えるもの。

    11
    今週だけの催しEventLead ・ 今週の一本無料

    ノッティング・ヒル・カーニバル60周年「大人の日」(8月31日) — 夏を締めくくる本番

    8月31日ノッティング・ヒル一帯Notting Hill Gate

    無料(予約不要)

    60周年を迎えたヨーロッパ最大の路上フェスは、8月31日(月)の大人の日が本番。前日の子どもの日とは空気がまるで違い、色鮮やかな羽飾りとビーズで全身を装った数千人のマスバンドが西ロンドンの街路を練り歩く。

    見どころは3つある。パレードは羽根とスパンコールで飾り立てた各バンドが審査ゾーンを目指して進むもので、ここが一番の写真スポット。サウンドシステムは沿道に据え置かれた大型スピーカーの拠点で、レゲエ、ダブ、ソカ、ダンスホールと拠点ごとに音楽がまったく違う。気に入った音の前に陣取って踊るのが正しい過ごし方になる。そして屋台。ジャーク・チキン、カリーゴート、フェスティバル(揚げパン)、ロティが通りじゅうで焼かれ、煙と匂いが一日中立ちこめる。

    入場は無料で、チケットも予約も要らない。初めてなら昼前に着いて、混みきる前に一度パレードルートを歩いて全体をつかんでおくとよい。夕方に近づくほど人が増え、身動きが取りづらくなる。現金を少し持っておくと屋台で困らない。

    混雑対策として、最寄り駅は大きく制限される。ラドブローク・グローヴ駅は終日閉鎖、ノッティング・ヒル・ゲート、ホランド・パーク、ウェストボーン・パーク、クイーンズウェイ、ロイヤル・オークは時間帯によって入場不可または出口専用になる。パディントンやハマースミスなど少し離れた駅で降りて歩くほうが結果的に早い。帰りは駅が非常に混むので、時間に余裕を持って動くこと。

    公式サイト

    今週だけの催しEvent無料

    Black on the Square(9月5日) — トラファルガー広場が終日無料の黒人文化の祭典に

    9月5日トラファルガー広場Charing Cross

    無料(予約不要・12:00〜18:00)

    ロンドン市長主催の無料フェスティバルが4年目を迎え、9月5日(土)の正午〜18時、トラファルガー広場を丸ごと使って開かれる。予約不要、入場無料で、ふらりと立ち寄れる。

    2026年のテーマは「黒人ロンドナーの過去・現在・未来」。ちょうど60周年のノッティング・ヒル・カーニバル、35周年を迎えるジャズ育成団体トゥモローズ・ウォリアーズ、20周年のラティーノライフ、30周年のMOBOアワードをそれぞれ祝う構成になっている。

    メインステージにはソカのTriniboi Joocie、オルタナR&B/ネオソウルのFIBI、9人編成のジャズバンドTomorrow's Warriors、スカとレゲエのNu Establishment、レゲトンとバイレファンキのViva Sound Systemらが登場する。音楽だけでなく、ダンスや演劇のショーケース、シェフAbbysによる料理デモ、JustGeenのフィットネスセッション、ウェルビーイングのブースまである。

    家族連れにも向いていて、K-BOTSファミリーゾーンやフェイスペインティングなど子ども向けの企画がそろう。黒人経営の食べ物と工芸の屋台が並ぶので、昼食を現地で済ませる前提で行くとよい。広場に座れる場所は限られるため、長く滞在するなら早めに行って階段まわりの場所を確保しておきたい。

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    公式サイト

    今週だけの催しEvent無料

    GDIFが無料フィナーレへ — 5日はオリンピック・パークで踊り、6日はウーリッジで1000人が踊る

    9月5日〜9月6日クイーン・エリザベス・オリンピック・パーク / ウーリッジStratford

    無料(全公演)

    8月21日から続いてきたグリニッジ+ドックランズ国際フェスティバル(GDIF)が、この週末で閉幕する。31回目を迎える屋外芸術祭で、全公演が無料。チケットも予約も要らず、屋外で行われるので通りかかれば見られる。

    9月5日(土)は「Dancing City」。ストラトフォード、クイーン・エリザベス・オリンピック・パーク、イースト・バンク一帯が一日じゅう野外ダンスの舞台になる。デンマークのUppercut Dance Theaterによる、サッカーのベンチを題材にした男性ダンサーだけの『Benched』(サドラーズ・ウェルズとの共同提供)、ろう者の振付家Chris Fonsecaがヒップホップと視覚的言語(ヴィジュアル・ヴァナキュラー)で男性性を問う『Man Down』、スペインのVero Cendoyaによる『Cicatrius』などが次々に演じられる。会場を移動しながら見て回る形式なので、公園を散歩がてら数本まとめて見るのがいい。

    フィナーレを飾るのは9月6日(日)15時からの『(In)visible Dancing』。ウーリッジ拠点のダンスカンパニーProtein(演出Luca Silvestrini)が地元のダンスグループと共作した参加型作品で、ポウィス・ストリートからジェネラル・ゴードン・スクエアまでを90分の巨大なフラッシュモブが練り歩く。踊りの経験は一切要らない。短いフィナーレの振付を覚えれば誰でも輪に入れるようになっていて、事前の無料ワークショップも用意されている。見るだけでも構わないが、せっかくなので混ざってしまうほうが面白い。

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    公式サイト出典: Greenwich+Docklands International Festival

    展覧会Exhibition今週で見納め

    【今週で終了】国立肖像画美術館のマリリン・モンロー展が9月6日で閉幕 — 4日・5日は22時まで開館

    8月31日〜9月6日National Portrait GalleryLeicester Square

    £25(オフピーク月〜木)/ £27(ピーク金〜日)・会員無料

    生誕100年を記念した『Marilyn Monroe: A Portrait』が、9月6日(日)で閉幕する。6月4日に始まって以来ずっと人気が高く、会期の延長はない。

    この展覧会が面白いのは、モンローを「撮られた人」ではなく「自分の像を自分で作った人」として見せている点にある。著名写真家による肖像、絵画、映画関連のイメージ、本人の私物が並び、彼女がカメラの前でどう自分を演出し、公のイメージをどう管理していたかが追える構成になっている。

    最終週は開館時間が延びる。9月4日(金)と5日(土)は22時まで開いているので、日中の混雑を避けたいならこの2日の夜が狙い目になる。閉幕直前の土日は昼間かなり混むと見ておいたほうがいい。

    チケットは時間指定制で、£25(寄付込み£27.50・月〜木のオフピーク)、£27(寄付込み£30・金〜日のピーク)。会員は無料。オフピークのほうが安く、しかも空いているので、平日に動ける人は月〜木を選ぶとよい。最終週は売り切れる時間帯が出るため、事前予約はほぼ必須と考えておくこと。

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    公式サイト出典

    今週だけの催しEvent無料

    デンマーク・ストリート・セッションズ(9月5日) — 「英国ロックの聖地」で無料ライブが一日中

    9月5日デンマーク・ストリート一帯Tottenham Court Road

    無料(13時〜。夜のThirteen LDN公演は要予約)

    ソーホーの端にある全長100ヤードほどの小さな通り、デンマーク・ストリート。ニューヨークのティン・パン・アレーになぞらえて「Tin Pan Alley」と呼ばれ、1世紀にわたって英国ポップの心臓部だった場所だ。チャップリンが『スマイル』を書き、ボウイがジギー・スターダストとして世に出て、セックス・ピストルズが住み込みでリハーサルし、ローリング・ストーンズやエルトン・ジョン、ブラック・サバスが最初期の録音をした通りでもある。

    その通りで9月5日(土)、無料の一日フェスが開かれる。楽器店、バー、レコード店、クラブがそれぞれ会場になり、13時から深夜まで演奏とトークが続く。街歩きと音楽が一体になったような催しで、ふらりと立ち寄れるのがいい。

    昼はRegent Sounds Studioでの音楽史トークから始まり、smokeshow、blume、Cam & Friendsらのライブが各店舗で入れ替わり立ち替わり行われる。夜は21時からThe Dashの再結成ショー、23時からPink Juiceのクロージングセットと、後半になるほど熱量が上がる。

    注意点として、Thirteen LDNで行われる夜の公演(The Dash、Pink Juice)は予約が強く推奨されている。音楽写真のトークも席数が限られており、RSVPが必須。昼の時間帯は基本的に飛び込みで問題ないので、まず13時台に着いて通りを一周し、気になった夜の公演だけ席を押さえる動き方がよい。

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    公式サイト

    今週だけの催しEvent無料

    トータリー・テムズが9月1日に開幕 — 泥さらいからカヤックまで、川の祭典がひと月続く

    9月1日〜9月6日テムズ川沿い各所Blackfriars

    大半が無料(体験系は要予約)

    テムズ川を主役にした祭典が9月1日(火)に開幕し、月末まで続く。リッチモンドからバーキング・アンド・ダゲナムまで、川の上・岸辺・水面下で100を超える催しが行われ、その大半が無料

    開幕週(9月1〜6日)だけでも内容が濃い。9月5〜6日にはロンドン市内のローマ円形闘技場跡でマドラーキング(泥さらい)の展示が開かれ、テムズの干潟から拾い上げられた出土品が並ぶ。同じ週末にはローマ時代のロンディニウムを歩くガイドツアー、干潟に降りてのガイド付きマドラーキング体験、泥さらいをめぐるシンポジウムも組まれている。ロンドンの地層を手で触るような体験ができるのはこの祭典ならでは。

    そのほか、9月5〜6日はキュー・ブリッジでチェルシー・カヤック・クラブによる初心者向けカヤック体験9月5日はハーミテージ・ムーリングスでHelen Epegaがオペラの声と西アフリカのタンビン笛を組み合わせた『Where the River Holds Us』を上演。9月6日にはテムズ・バリア・パークで、昏睡から生還した人々の証言をもとに作られた音声散策作品『Aftertide』が体験できる。9月4〜6日にはブレントフォードのアートトレイル、9月1日にはリッチモンドの建築ウォーキングツアーもある。

    人気の体験系(カヤック、マドラーキング)は定員があるので、公式サイトで事前に空きを確認しておくこと。川沿いを歩く企画が多いため、歩きやすい靴と、干潟に降りるなら汚れてよい靴が要る。

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    今週だけの催しEvent

    クイーンズ・パーク・ブック・フェスティバル(9月5〜6日) — 9年の歴史に幕、フィリップ・プルマンが登場

    9月5日〜9月6日Queen's ParkQueen's Park

    個別イベントは有料(コミュニティ・テントは無料)

    北西ロンドンの住宅街クイーンズ・パークで9年続いてきた文学祭が、今年で最後になる。9月5日(土)・6日(日)の2日間、地元チャリティNW6 ARTSの運営で開かれる最終回で、主催者いわく「これまでで最強のラインナップ」。

    目玉はフィリップ・プルマン。『ライラの冒険(His Dark Materials)』の世界を締めくくる『The Book of Dust』三部作の完結編『The Rose Field』について、Claire Armitsteadを聞き手に語る。ファンにとっては、シリーズの終着点を著者本人の言葉で聞ける機会になる。

    ほかにも、アメリカ南北戦争後を舞台にした新作『The Newer World』を携えたセバスチャン・バリー、児童文学のジャクリーン・ウィルソン、ルイーザ・ヤング、料理人のテオ・ランダルらが登壇する。年間で80人の作家が30のイベントに登場する規模感の祭りで、大型文学祭にはない距離の近さが持ち味だった。

    個別イベントは有料でチケット制だが、週末を通して無料のコミュニティ・テントが出ているので、チケットを取らずに雰囲気だけ味わうこともできる。人気の登壇者は売り切れるため、プルマン目当てなら早めに押さえること。ゾーン2の外の住宅街で開かれる、地元密着型の最後の回を見ておく価値はある。

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    今週だけの催しEvent

    コンクール・ドゥ・エレガンス(9月4〜6日) — ハンプトン・コート宮殿の庭に世界の稀少車60台

    9月4日〜9月6日Hampton Court PalaceHampton Court

    土日£71.40 / 午後のみ£51 / 子ども(5〜16歳)£35.70 / 家族券£153・HRP会員割引あり

    ハンプトン・コート宮殿の庭園に、世界じゅうから集められた60台の稀少なクラシックカーが並ぶ。テューダー朝の宮殿を背景に戦前戦後の名車が芝生の上に置かれる絵面が、この催しの最大の見どころで、自動車に詳しくなくても十分に楽しめる。

    開催は9月4日(金)〜6日(日)。金・土は10:00〜18:00、日曜は10:00〜17:30。金曜はVIPプレビューの位置づけで価格が別建てになっている。

    本選のほかに、子どもが作ったミニチュア車を競うJunior Concours、女性オーナーの車を集めたLevitt Concours、1900〜1999年製の車を30歳未満のオーナーが持ち込むThirty Under 30といった変わり種の部門がある。堅苦しい品評会ではなく、部門ごとの人間くささが面白い。

    料金は主催者の公式販売で土日£71.40、13時〜17時の午後のみなら£51、5〜16歳の子ども£35.70、大人2名+子ども3名までの家族券£153(土日)。5歳未満は無料。なおHistoric Royal Palaces会員は割引の対象になるので、会員なら会員価格を確認してから買うこと。駐車場は別料金(1日£20)。

    宮殿まではウォータールー駅からハンプトン・コート駅まで約35分。ゾーン1から離れているので移動時間を見込んでおくこと。庭園を歩き回るので歩きやすい靴が要る。屋外開催のため、天気予報は前日に確認しておきたい。

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    展覧会Exhibition無料今週で見納め

    【今週で終了】リトル・エンジェル劇場の65周年マリオネット展が9月6日まで — 入場無料

    8月31日〜9月6日Little Angel WorkshopAngel

    無料(要事前予約)

    イズリントンの人形劇場リトル・エンジェル・シアターが創立65周年を記念して開いている無料の展覧会が、9月6日(日)で閉幕する。会場は劇場そのものではなく、近くのリトル・エンジェル・ワークショップ(人形の制作工房)。

    並ぶのは、この劇場の歴史をたどる糸あやつり人形(マリオネット)と関連資料。創設者ジョン&リンディ・ライト夫妻の手による初期の人形から、『Animata』で知られるスティーヴン・モットラム、鳥の人形で名高いサラ・ヴァイガース、現アソシエイト・ディレクターのオリヴァー・ハイマンズまで、6世代・60年分の英国人形制作が一望できる構成になっている。

    人形劇というと子ども向けの印象があるが、この展示は作り手の技術に焦点が当たっているので、造形や工芸に関心のある大人が見ても面白い。舞台の上では見えない関節の構造や操作棒の仕組みを、間近で観察できる。

    入場は無料だが事前予約が必要。工房が会場で規模も大きくないため、当日ふらりと行っても入れない可能性がある。公式サイトから枠を押さえてから向かうこと。閉幕が今週末なので、行くなら残りの日程に余裕はない。

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    今週だけの催しEvent

    「ロンドンの交通をミニチュアで」(9月6日) — キングス・クロスの模型鉄道クラブが一日だけ開放

    9月6日Keen House, 4 Calshot StreetKing's Cross St Pancras

    大人£10(前売りは8月30日締切)

    キングス・クロス駅の近くにあるThe Model Railway Club(1910年創立の老舗)が、ロンドン地下鉄鉄道協会と組んで、9月6日(日)の一日だけミニ展示会を開く。テーマは地下鉄を中心とした「ロンドンの交通」。

    目玉はクラブの旗艦レイアウト『Copenhagen Fields』。キングス・クロスのすぐ北側一帯を戦間期の姿で再現した大型ジオラマで、カレドニアン・ロードを走る路面電車や、現在は廃駅になっているピカデリー線のヨーク・ロード駅とカレドニアン・ロード駅まで作り込まれている。いま歩ける街の「失われた層」を模型で見られるのが面白いところで、ロンドンの街歩きが好きな人ほど刺さる。

    ほかにも複数のレイアウト展示、実演、メーカーのブースが出る。会場では軽食と飲み物も販売される。

    開催時間は11:00〜16:00、会場はKeen House, 4 Calshot Street, N1 9DA。大人£10。前売りは8月30日で締め切られるので、確実に入りたいなら今週前半のうちに手配しておくこと(前売り枠には限りがある)。キングス・クロス駅から徒歩圏なので、ユーロスターや長距離列車に乗る前後の時間つぶしにも向く。

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    公式サイト

    今週だけの催しEvent予告

    【予告】シェイクスピア時代の劇場「ローズ座」の遺構が6年ぶりに公開へ(9月17日〜)

    9月17日〜10月29日The Rose PlayhouseLondon Bridge

    £12(割引£8・サザーク区民は無料)

    バンクサイドに埋もれているエリザベス朝の劇場ローズ座(The Rose Playhouse)、その考古遺構が6年ぶりに一般公開されることが決まった。今週の時点ではまだ始まっていないが、予約が要る種類の催しなので早めに知らせておきたい。

    ローズ座は1587年に建てられた劇場で、シェイクスピアの初期作品やクリストファー・マーロウの戯曲が上演された場所。1989年に再発見され、いまはビルの地下に遺構が保存されている。グローブ座の復元建築と違い、こちらは本物の遺構そのものを見ることになる。

    公開は9月17日から10月29日まで、毎週木曜のみ。10時から15時のあいだにガイド付きツアーが行われ、所要は約45分。劇場がなぜどのように建てられたか、そこで働き演じた人々のこと、そして遺構が再発見された経緯までを解説してもらえる。

    料金は一般£12、割引£8。サザーク区民は無料。会場は56 Park Street, Bankside, SE1 9AR で、テート・モダンやシェイクスピアズ・グローブのすぐ近く。木曜しか開かないうえ1回45分のツアー形式なので枠は限られる。9月半ば以降にロンドンにいる予定なら、いま予約しておくのが確実。

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    公式サイト出典: Time Out London

    Advisories

    今週の注意

    知らないと予定が崩れるもの。出発前に公式サイトで最新情報を確認してください。

    1
    混雑・封鎖Crowds影響中

    8月31日はカーニバルで西ロンドンの駅が大規模に制限 — ラドブローク・グローヴは終日閉鎖

    迂回や時間調整で回避できる

    8月31日ウェスト・ロンドンLadbroke Grove

    カーニバルに行かない人向けの注意。8月31日(月)は西ロンドン一帯の駅と道路が大きく制限される。

    ラドブローク・グローヴ駅は終日閉鎖。ラティマー・ロード駅は23時に閉鎖される。加えて、ノッティング・ヒル・ゲート(11:00〜18:00は入場不可)、ホランド・パーク(11:00〜15:00は入場不可)、ウェストボーン・パーク(11:00以降は入場不可)、クイーンズウェイとロイヤル・オーク(11:00〜18:00は入場不可・出口専用)と、周辺駅はほぼ機能しないと考えたほうがよい。

    道路封鎖はノッティング・ヒル・ゲート、ウェスト・クロス・ルート、ハーロウ・ロード、クイーンズウェイに囲まれた区域で行われ、バスも広範囲に迂回する。

    この日に西ロンドンを通り抜ける予定があるなら、経路を組み直しておくこと。ヒースローとの行き来でピカデリー線やエリザベス線を使う場合、区間自体は動くが周辺駅の混雑がひどくなる。空港へ向かうなら通常より1時間は余裕を見ておきたい。ハイド・パークより東側は通常どおり動くので、この日は中心部か東ロンドンに予定を寄せるのが無難。

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    出典: Notting Hill Carnival

    Good to Know

    今週の前提

    天候や祝日など、動き方に影響するもの。

    1
    祝日Holiday

    8月31日(月)はサマー・バンクホリデー — 夏の最終営業日に注意

    8月31日

    8月31日(月)はイングランドとウェールズのサマー・バンクホリデーで、夏最後の祝日にあたる。

    美術館・博物館・主要観光地はクリスマスと元日を除いて祝日も基本的に開いているので、この日に閉まる心配はほとんどない。ただし銀行、郵便局、一部の役所は休みになり、スーパーは営業時間が短縮されることがある。

    注意したいのは、夏の延長営業がこの日で終わる施設が多いこと。たとえばナショナル・ギャラリーは7月3日から8月31日まで毎日19時まで(金曜は21時まで)開けているが、この延長は8月31日で終了する。9月1日以降に行くつもりなら、通常の閉館時間に戻る前提で予定を立てること。

    また祝日の月曜は行楽地と交通機関が一年で最も混む日のひとつになる。ロンドン発着の長距離移動を考えているなら、この日は避けるか、早めに予約しておくのが賢明。

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    出典: GOV.UK

    Also Running

    今週開催中の定番

    毎年の恒例行事や会期の長い展覧会など、この週に開催中のもの。

    8
    • 2/27〜8/31

      Tracey Emin(トレイシー・エミン回顧展 / テート・モダン)

      Tate Modern

    • 7/9〜9/27

      Buckingham Palace Summer Opening(バッキンガム宮殿 夏季一般公開)

      Buckingham Palace

    • 7/17〜9/12

      BBC Proms(BBCプロムス)

      Royal Albert Hall(一部公演はCadogan Hall等)

    • 7/25〜9/12

      Regent's Park Open Air Theatre(リージェンツ・パーク野外劇場 夏のシーズン)

      Regent's Park Open Air Theatre

    • 8/15〜9/1

      Ariana Grande - The O2 Residency(アリアナ・グランデ O2レジデンシー)

      The O2 Arena

    • 8/21〜9/6

      Greenwich+Docklands International Festival(グリニッジ+ドックランズ国際フェスティバル)無料

      ウーリッジ、グリニッジ・パーク、テムズミードほか屋外各所

    • 8/29〜8/31

      Notting Hill Carnival(ノッティングヒル・カーニバル)無料

      ノッティングヒル〜ラドブローク・グローブの公道(Panoramaのみエムズリー・ホーニマン公園)

    • 9/1〜9/30

      Totally Thames(トータリー・テムズ)無料

      テムズ川沿いの各所

    Back Issues

    バックナンバー

    この号は2026年8月24日時点の調査です。現在の状況とは異なります。

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