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    ジャスト・ロンドンは、ロンドンの深層に迫る力量も器量もない中途半端な存在ですが、旅の判断をほんの少し整える一文が紛れていれば、それだけで存在理由になります。

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    Burning Country

    燃える国

    Arahmaiani, 1998

    テート・モダン Artist and Society (Room 10)

    燃える国

    作品の概要

    Arahmaianiはこの作品で、母国インドネシアで目撃した暴力事件を追悼しています。1998年5月、経済危機、食料不足、失業に対する抗議デモの中で、4人の学生が殺害され、その後3日間にわたり放火や人種的暴力が発生しました。主に華人系インドネシア人が標的となり、約1,500人が暴行や殺害、強姦の被害を受けました。

    Arahmaianiはこれを犠牲となった女性たちの魂への追悼として位置付けています。展示に先立ち、ギャラリーで数週間かけて白黒の絵画を制作し、オープニングでは抗議の詩、ドラム、歌を用いた哀悼のパフォーマンスを行いました。

    彼女の作品は、パフォーマンス、絵画、音楽、詩、ダンスなどの芸術表現と直接行動を融合させることで、異文化・異宗教間の対話を促すことを目的としています。コミュニティベースの活動として、歴史的暴力への向き合いと癒し、償いの手段ともなっています。

    ここがポイント

      • インドネシアでの暴力事件を追悼する絵画とヒーリング・パフォーマンス
      • 1998年5月の経済危機と反政府デモに伴う暴力をテーマにしている
      • 女性犠牲者への追悼と歴史的暴力の癒しを目的とした社会的活動