グリニッジ天文台Royal Observatory and Planetarium, Greenwich
グリニッジ天文台と世界標準時の発祥地

17世紀にチャールズ2世によって設立されたイギリス天文学の歴史的拠点。グリニッジ標準時(GMT)と有名な子午線線があり、両側に足を置くと東西半球に立てる体験もできる。大赤道儀(Great Equatorial Telescope)を見学でき、プラネタリウムやカメラオブスクラで天体やロンドンの景色を楽しめる。科学史や航海術の歴史に触れられる観光スポット。
概要
ロイヤル天文台グリニッジは、英国天文学の歴史的拠点であり、グリニッジ標準時(GMT)と世界的に有名な本初子午線の所在地です。17世紀にチャールズ2世によって設立され、設計はクリストファー・レン卿によるもの。ここから当時の科学者たちは正確に星を測定し、海上航法に革命をもたらしました。
- 丘の上に建設されているため、観測に適した広い視界を確保。
- 訪問者は子午線上に立って、片足は東半球、もう片方は西半球という体験が可能。
- 大赤道望遠鏡では100年以上前に宇宙の観測が行われ、海上航法や暦計算にも使用。
- カメラ・オブスクラでは1830年代の光学技術を体験可能で、遠くの景色が室内に投影されます。
- 豆知識: 本初子午線は1884年に採用された位置を基準としており、現代のGPSでの子午線とは約100メートル東にずれています。写真撮影時に立つ位置は昔の線と現代の線の間に立っていることになります。
- GMTとUTCの違いもチェック可能:GMTは天文学的基準、UTCは原子時計基準で現在公式に使用されています。
開館時間
- 10:00〜17:00
- 最終入場 16:30
- 休館日: 12月24日〜26日
- ピーター・ハリソン・プラネタリウムと天文センターの一部は2025年9月8日から修復中のため閉館予定
- アクセシビリティ: 施設に問い合わせ
見どころ
ロイヤル天文台では、以下の展示や体験が楽しめます:
- フラムスティードハウス: 歴史的建物内の展示で、17世紀の観測設備や天文学の進歩を学べます。
- タイムギャラリー: グリニッジ標準時や時計・天文機器の歴史展示。
- 子午線広場: 世界で唯一、両半球にまたがる体験が可能な場所。
- 大赤道望遠鏡: 英国最大の歴史的望遠鏡。100年以上前に星の精密観測に使用。
- カメラ・オブスクラ: 光学装置で遠景を室内に映す体験が可能。
- 天文センター: 最新の天文展示や現代的ギャラリーも無料で入場可能。
- 豆知識: 観光客は、1884年採用の本初子午線と現代GPSの子午線の違いに立って体験できます。GMTとUTCの違いもここで確認できます。
所要時間
- 推奨時間: 約1時間30分
- プラネタリウムを観覧する場合は別途チケットが必要。事前予約推奨。
所在地とアクセス
- 住所: Romney Rd, Greenwich, London SE10 9NF
- 最寄駅: グリニッジ駅、メイズヒル駅(ロンドン・キャノンストリート/ロンドン・ブリッジから直通)、カッティ・サーク駅(DLR)
- バス: 53, 54, 202, 380
- サイクリング: 専用ドッキングはなし。自転車ラックあり。
チケット情報
- 大人: £24
- 子供: £12
- コンセッション: £18
- 幼児: 無料
- フラムスティードハウス、タイムギャラリー、子午線広場、子午線棟入場: 大人 £20、子供 £10(コンセッション £14)※オンライン予約推奨
- 天文センター入場: 無料
- プラネタリウムチケット: 大人 £12、子供 £6、学生 £8
- チケットは必ず事前予約。時間指定あり。