Norham Castle, Sunrise
J.M.W. ターナー, 1845年頃
テート・ブリテン Room 34

この作品は、J.M.W. ターナーが1845年頃に制作した油彩画で、ノーラム城の日の出を描いています。ターナー晩年の代表作の一つであり、城は光に包まれてほとんど消えそうに描かれています。
ノーラム城は北イングランド・ノーサンバーランド州に位置し、スコットランド国境に近い場所にあります。ターナーは1797年に初めてこの廃墟を訪れ、1801年と1831年にも再訪して作品を制作しました。本作は、ターナーが版画集『Liber Studiorum(学習の書)』で取り上げたノーラム城の描写を基にしています。
光に包まれる城の幻想的な表現と、ターナーの自然光研究の集大成が感じられる傑作です。