The Lady of Shalott
ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス, 1888年
テート・ブリテン Room 8

この作品は、アルフレッド・テニソンの詩『シャロットの貴婦人』を題材に描かれた油彩画です。詩の主人公は塔に閉じ込められ、外の世界を直接見ると死ぬ呪いを受けています。彼女は鏡を通して通行人の光景を刺繍に描きます。
物語のクライマックスでは、アーサー王物語の騎士ランスロット卿を垣間見て恋に落ち、呪いに背きます。外の世界に出た彼女は死の間際、ボートに乗って彼を求めます。ウォーターハウスは刺繍にランスロットを描き、プリ・ラファエル派特有の自然の細部(飛ぶツバメ、吹く風、消えるろうそく)を用いて彼女の運命と物語の象徴性を表現しています。作品は詩的物語と視覚芸術の融合を示す代表作です。