Rome, from the Vatican. Raffaelle, Accompanied by La Fornarina, Preparing his Pictures for the Decoration of the Loggia
J.M.W. ターナー, 1820年(展示)
テート・ブリテン Room 37

この作品は、J.M.W. ターナーが1820年に展示した油彩画で、バチカンからのローマの景観を背景に、イタリア・ルネサンスの巨匠ラファエロとその伴侶ラ・フォルナリーナを描いています。ターナーはラファエロ没後300周年に敬意を表して制作しました。
画面中央前景にはラファエロの描いたロッジャの天井装飾や素描が配置され、彼の幅広い才能が表現されています。ラファエロは天井装飾を見上げ、学生たちとともに装飾を準備している様子が描かれています。ターナーは光と空気感、建築の壮大さを巧みに描き、歴史的かつ詩的な都市風景として仕上げました。
光と構図を通してルネサンス芸術への賛美と都市景観の威厳が同時に伝わる作品です。