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    Peace - Burial at Sea

    平和:海上葬儀

    J.M.W. ターナー, 1842年(展示)

    テート・ブリテン Room 32

    平和:海上葬儀

    作品の概要

    この作品は、J.M.W. ターナーが1842年に展示した油彩画で、友人の画家デイヴィッド・ウィルキーの海上葬儀を描いています。ウィルキーは1847年に中東から帰国中にチフスで亡くなり、病気の拡散を恐れたジブラルタル総督により上陸を許されず、海上で埋葬されました。

    ターナーは白い崖を背景に、船上に葬列車を想像的に描くことで、ウィルキーが受けるべきだった公的葬儀を象徴的に表現しています。また、1840年代には正方形や八角形のキャンバスを用いた構図実験を行っており、本作もその一例です。批評家から帆の黒さが問題視されましたが、ターナー自身は「もっと黒くできればよかった」と述べています。

    友情と喪失、象徴的な表現、実験的構図が融合した作品で、ターナーの晩年の創造性を理解する上で重要です。

    ここがポイント

      • 友人デイヴィッド・ウィルキーの海上葬儀を題材にした感情豊かな描写
      • 正方形や八角形のキャンバスを用いた構図実験
      • 黒く描かれた帆の象徴性と批評家とのやり取りが興味深い点