Self Portrait in a Straw Hat
エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン, 1782年
ナショナル・ギャラリー Room 15

この作品はフランスの画家エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブランによる自画像で、彼女自身を優雅な女性かつ熟練した画家として描いています。画面では、筆やパレットなど画家の道具を手に持ち、自身の職業アイデンティティを強調しています。
構図はルーベンスの『スザンナ・ルンデンの肖像』を参考にしており、誤って『麦わら帽子』と呼ばれることになった作品へのユーモラスな言及も含まれています。ヴィジェ=ルブランはこの作品で、自己表現とユーモアを交えた肖像画の新しいスタイルを提示しました。
当時の女性画家としての地位や、18世紀フランスの上流文化における自己表現の重要性を示す作品です。