The Pistoia Santa Trinità Altarpiece
フランチェスコ・ペッセリーノ&フラ・フィリッポ・リッピと工房, 1455-1460年頃
ナショナル・ギャラリー Room 60

この祭壇画は、フランチェスコ・ペッセリーノがピストイアの聖職者組合のために1455年に制作を開始し、彼の突然の死(1457年)後にフラ・フィリッポ・リッピと工房によって完成された作品です。制作には卵テンペラに一部油彩を用い、木板に描かれています。
中央パネルでは、父なる神が十字架上のキリストを支え、聖霊の鳩がその間に浮かぶ荘厳な構図が描かれています。左右には聖ママス、聖ヤコブ、聖ゼノ、聖ジェロームが立ち、下段(プレデッラ)には彼らの生涯の場面が精緻に描かれています。
この作品は、ペッセリーノの設計によるデザインとリッピの成熟した画風が融合したルネサンス期の共同制作の典型例であり、宗教画としての荘厳さと細部の緻密さを同時に味わえる重要な祭壇画です。