View of the Thames: Charing Cross Bridge
アルフレッド・シスレー, 1874年
ナショナル・ギャラリー Room 41

本作はアルフレッド・シスレーが1874年の夏にロンドン滞在中に描いた作品で、セントラル・ロンドンを題材にした唯一の絵画です。シスレーはこの時、主にハンプトン・コート周辺で制作を行いましたが、本作ではサウス・バンク近くから眺めたテムズ川を描いています。中央にはセント・ポール大聖堂のドームが位置し、その周囲にロンドンの賑やかなドックの様子が広がります。印象派特有の軽やかな筆致で、産業都市ロンドンの活気と川の大気感を融合させた作品となっています。