Sun Rising through Vapour
ジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナー, 1807年以前
ナショナル・ギャラリー Room 36

本作はジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナーによる油彩画(1807年以前)で、霧間から昇る太陽と穏やかな海、そして浜辺で漁師たちが漁を整える日常を描いた作品です。漁師たちは魚を船から下ろし、一部は食事をし、他は販売の準備をしています。
ターナーは自身の遺言で、本作と 「ディドー、カルタゴ建設の場面」をフランスの画家クロード(Claude Lorrain)の作品と並べて展示するよう指定しました。両者の作品は、光と大気の表現において詩的な対話を生み、ターナーの光表現技法や風景描写の魅力をより際立たせます。
海と人物の日常、光の効果を同時に描くことで、英国風景画の革新性と情感豊かな表現を示す重要作です。