The Winnower
ジャン=フランソワ・ミレー, 1847-1848年頃
ナショナル・ギャラリー Room 1

この作品はジャン=フランソワ・ミレーによる油彩画で、農民の仕事を主題にした初期の重要作です。絵に描かれたのは麦をふるいにかける労働者で、ふるい(ウィノーイング・ファン)を使って麦ともみを分けています。
ミレーはモデルとなった労働者の顔を個別にスケッチしましたが、絵画ではその細部は光と影で彫刻的に表現され、人物の存在感がより力強く際立っています。1848年のパリ・サロンで公開され、批評家から高く評価された作品でもあります。
この絵は、ルネサンス以来の肖像的表現と、農民の生活を写実的かつ詩的に描くミレーの特徴がよく現れており、フランス・リアリズムの先駆けとしても重要です。