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    帝国戦争博物館

    Imperial War Museum London

    帝国戦争博物館

    常設展 無料
    目安 3時間

    画像: K.ristof / CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons

    本日:10:00–18:00

    Lambeth Road, Elephant & Castle, London SE1 6HZ

    戦車の鉄塊、兵士の手紙、戦争の記憶はすべてここに沈殿する。勝利も悲劇も同じ重さで展示されている。

    About

    どんなところか

    帝国戦争博物館(Imperial War Museum)は、ロンドンにある国立の博物館で、第一次世界大戦から現代に至るまでの戦争とその影響を幅広く展示しています。1917年に戦没者の追悼を目的として設立され、現在の場所はかつて精神病院だった建物を改装したものです。 館内には実物の兵器や装備、写真、映像資料などが多数展示されており、戦争の歴史だけでなく、兵士や市民の生活、心理的影響、情報活動など多角的に学ぶことができます。展示は第一次世界大戦、第二次世界大戦をはじめ、秘密戦争や戦争による精神的な影響、戦争下の性暴力など、多様なテーマを扱っています。

    Time

    帝国戦争博物館の所要時間と回り方

    吹き抜けの大展示を見て時代を1つに絞れば1時間、第一次・第二次世界大戦とホロコーストを見るなら2〜3時間、美術と映像の階まで含めるなら半日です。

    • 入場無料・予約不要。開館は10:00〜18:00。
    • ホロコースト・ギャラリーは14歳以上向けと館が案内しています。
    • 大きな荷物やスーツケースは預けられません。小さな鞄は£1硬貨を入れて使うロッカー(硬貨は戻ります)に入れられます。
    公式の館内図(PDF)

    1時間で回るなら

    吹き抜けの大展示を見てから、第二次世界大戦のギャラリーに絞ります。館の案内と同じ組み方です。

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      吹き抜けの大展示

      Atrium(Level 0)10分

      スピットファイアなどの機体が吊られ、V2ロケットが立つ吹き抜け。まず見上げてから動いてください。

    2. 2

      第二次世界大戦ギャラリー

      Level 145分

      2021年に開いた常設展示。D-デイに弾片を受けた水筒や、零式艦上戦闘機の残骸などが並びます。

    第一次世界大戦を見たいなら、同じ時間でLevel 0の第一次世界大戦ギャラリーに替えてください。

    各地点の分数は見る時間の目安で、合計に館内の移動を足すと1時間になります。

    2〜3時間で回るなら

    吹き抜けから、第一次世界大戦(Level 0)、第二次世界大戦(Level 1)、ホロコースト(Level 2)と、時代の順に上がっていきます。

    1. 1

      吹き抜けの大展示

      Atrium(Level 0)10分

      スピットファイアとV2ロケット。

    2. 2

      第一次世界大戦ギャラリー

      Level 040分

      毒ガスで縮んだ将校の手袋や、1914年の兵士募集のポスターなど。

    3. 3

      第二次世界大戦ギャラリー

      Level 145分

      D-デイに弾片を受けた水筒、零式艦上戦闘機の残骸、ローラ・ナイトが描いたニュルンベルク裁判の絵。

    4. 4

      ホロコースト・ギャラリー

      Level 245分

      犠牲になった人々の持ち物と証言から組み立てた展示。ベルゲン・ベルゼンを生き延びたゲナ・トゥルゲルのウェディングドレスもあります。14歳以上向け。

    各地点の分数は見る時間の目安で、合計に館内の移動を足すと2〜3時間になります。

    半日で回るなら

    2〜3時間の順路に、1945年以降の展示と、美術・写真・映像のLevel 3を足して、途中で一度休みます。

    1. 1

      吹き抜けと第一次世界大戦ギャラリー

      Level 050分

      スピットファイアとV2ロケットを見上げてから、第一次世界大戦へ。

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      第二次世界大戦ギャラリー

      Level 145分

      2021年に開いた常設展示。

    3. 3

      休憩

      Level 0のカフェ15分

      カフェは17:30まで。

    4. 4

      ホロコースト・ギャラリー

      Level 245分

      14歳以上向け。

    5. 5

      Peace and Security 1945–2014

      Level 225分

      冷戦以降の戦争と紛争の展示。広島に投下された原爆と同じ型『リトルボーイ』の外殻もあります。

    6. 6

      美術・映画・写真のギャラリー

      Level 340分

      ジョン・シンガー・サージェントの大作『毒ガス』(1919年)や、ピーター・ジャクソン監督の記録映画『彼らは生きていた』。

    各地点の分数は見る時間の目安で、合計に館内の移動を足すと半日になります。

    2026年10月5日に公式の館内図と案内で確かめた内容です。展示替え・作品の貸し出し・改装で部屋や順路は変わるので、当日は館内の案内も見てください(IWM London – Visitor map(2025年10月版)、IWM London – Visit)。

    Must See

    これだけは見て帰りたい

    帝国戦争博物館を短時間で回るなら、まずこの3つ。 展示室の番号は改装で変わることがあるので、当日は館内の案内で確認してください。

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      ホロコースト・ギャラリー

      2021年に開設された常設展示。2,000点を超える写真、書籍、手紙、装身具、楽器、玩具を通じて、犠牲になった個人の物語を軸に構成されています。統計ではなく一人ひとりの生活から語る方法をとっており、欧州でも屈指の内容とされます。

    2. 2

      第一次世界大戦ギャラリー

      塹壕の再現、実際に使われた装備、兵士と銃後の市民の証言。開戦から終戦までを、前線と社会の両面から追う構成です。

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      アトリウムの大型展示

      正面ホール

      スピットファイア、V-2ロケット、ハリアーなどが吹き抜けに吊るされ、下から見上げられます。実物の大きさが体感できる導入部です。

    Route

    着いてからの歩き方

    帝国戦争博物館に着いたら、この順に見ていくと迷いません。 展示室の番号や配置は改装で変わることがあるので、当日は館内の案内で確認してください。

    1. 到着

      入ってすぐの吹き抜けが本題

      入場は無料です。扉を入ると数階分の吹き抜けになっていて、戦闘機が天井から吊られ、全長14メートルのV-2ロケットが床から立ち上がっています。展示室に入る前のこの空間が、実物の大きさを最も直接に伝える場所なので、まず見上げてから動いてください。

    2. コツ

      上から下りるか、下から上がるかを決める

      展示は地下から最上階まで時代順に積み上がっています。第一次世界大戦から順に見るなら下から、第二次世界大戦とホロコーストを確実に見たいなら先に上階へ行くほうが確実です。全館を丁寧に見ると半日かかります。

    3. 見どころ

      第二次世界大戦とホロコーストの展示は2フロア

      2021年に開いた常設展示で、2つのフロアにまたがる3,000平方メートルを使っています。戦争の推移とホロコーストを別々にせず、同じ時間軸の上で見せる構成になっているのが特徴です。ここだけで2時間近くかかります。

    4. コツ

      ホロコースト・ギャラリーは14歳以上向け

      館の案内では、ホロコースト・ギャラリーは14歳以上に向いているとされています。年少の子ども連れで来た場合は、この一角だけ大人が交代で見る組み方をしている家族が多くいます。入口に案内が出ています。

    5. 見落としやすい

      建物はかつての精神病院

      この建物は19世紀にベスレム王立病院、いわゆる「ベドラム」だった場所です。左右に広がる対称の造りと、正面のドームがその名残です。戦争博物館としては後から入ったもので、公園として開かれた前庭もかつての敷地の一部です。

    Essentials

    基本情報

    大人料金
    無料
    子ども料金
    無料
    滞在時間の目安
    3時間
    写真撮影
    撮影自由
    荷物預かり
    無料ロッカーあり
    最寄駅
    Lambeth North(徒歩7分)
    最寄バス停
    Lambeth Road(徒歩1分)
    音声ガイド
    あり
    カフェショップWi-Fi
    Trivia

    知っていると見え方が変わる話

    建物はかつての精神科病院「ベドラム」

    ここはベスレム王立病院の3代目の建物で、混乱や騒乱を意味する英語 bedlam の語源になった施設です。病院は1930年に郊外へ移転し、中央棟だけが残されて博物館になりました。戦争の記憶を収める場所が、狂気の代名詞だった建物である、という重なりがあります。

    戦意高揚のためではなく記録のために作られた

    設立は1917年、第一次大戦のさなかです。まだ戦争が終わっていない時点で、この戦争を記録として残すために設立が決まりました。勝利を祝う施設としてではなく、市民が経験した総力戦を記録する目的が最初からありました。

    Access

    場所

    Lambeth Road, Elephant & Castle, London SE1 6HZ

    みんなの口コミ

    帝国戦争博物館を訪れた感想や、次に行く人へのアドバイスがあれば教えてください。

    ほかの美術館も見る

    ロンドンには無料で入れる館が多くあります。近くの館と組み合わせて回るのがおすすめです。