Offerings for Nebamun: The Tomb-Chapel of Nebamun
不明, 紀元前1350年頃
大英博物館 Room 61

ネバムンの墓礼拝堂は、紀元前1350年頃、テーベ(現カルナック)のアモン神殿で働いた裕福な会計係ネバムンのために装飾されたものです。礼拝堂の壁画は、富裕層が永遠に理想化された生活をどのように見せたかったかを示す、極めて美しい絵画で埋め尽くされています。
この場面はネバムンの墓礼拝堂で最も重要なシーンとして描かれ、白い背景で形式的に強調されています。絵は死者ネバムンとその妻(現在は失われている)の前に山のように盛られた豪華な供物を示し、ワインや装飾的な香油壺が並びます。
息子ネトジェルメスは高いパピルスと花の花束を供えています。これは年間祭礼(アモン神の祭り)に関連する象徴で、親族が死者を訪れて供物を捧げる習慣を表します。壁画上のヒエログリフには葬礼の祈りや、供物の種類と数量を列挙した目録が記され、来世での永続的な歓楽と供給を保証する意図が明確に示されています。